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【小説】娘と母親と地球の物語②

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第3話 瀕死の地球の願い

もうわたしを傷つけないでください。

苦しいですから。


地球は言った。


人間の皆さんはわたしを電磁波で覆い、原発で痛い思いをさせてばかり居る。

わたしが苦しむだけじゃなく、わたしの地表、あるいは海水の中で生きる生き物たちも苦しませる。

そんな人間に我慢が出来ないです。


遥か昔のようにぐるんと動きます。

そうすれば、気候が全く変わって人間が住めなくなるから。

そうしたら、何百年何千年のうちにわたしの表面は綺麗になるから。


もう瀕死でつらすぎる。

動きたい。


そんなとき、地球に人間の集合無意識が話しかけた。

「地球さん、お願いですから、人間を絶滅させないでください。心を入れ替えますから。

他の生物を苦しめませんから。地球さんが生きやすい世の中に変えますから。

お願いですから、人間を地球で生かせてください」


そんな願いが山程地球に届く。


地球は苦しくて仕方ない。

でも、
わかった。
それなら、わたしが動くのは止めます。

人間からのお願いを受け入れることにした。

でも、地球は瀕死状態。

どうにも生きる氣力さえない。

そのとき、太陽が見るに見かねて、大量のエネルギーを地球に注いだ。

2017年9月7日。

太陽のお陰で地球が息を吹き返した。


第4話 新しい学びは生きるエネルギー


自分を変えようと思っていたんだった。

寝込むのをやめたら、途端に興味を持つものを見つけた。

それまで自分が知らなかった未知なる領域。

学ぶこと。識ることは愉しい。

どんどん元氣になっていった。


気がついたら、長年服用していた薬も止めていた。

そこから加速度的健康になっていく。


日々、愉しいことが増えていった。


でも、愉しさは表面だけ?

何か変えないと駄目なのかもしれない。

より良い人生を歩みたいから!


そんな時、彼と出会った。

元夫とは真逆の人だった。


いつも一緒に居てくれる。

一緒に出かけてくれる。

同じものに興味を持ってくれる。


幸せを感じる時間は増えて行った。


第5話 このままでいいの?お母さんとの関係


なんでお母さんのことをそんなに批判するの?

彼は言った。

わたしはそんなつもりは無い。

だって、わたしの中では和解していたから。


でも、大好きなお母さんを亡くした彼からみたら、生きているお母さんを蔑ろにしているように見えるらしい。


生きているうちに親孝行したほうがいい。

よく聞かれる話だ。

これまで育ててくれて感謝はしてる。


でも、悲しかったこと、辛かったことが多すぎる。

それをチャラに出来ない。

でも、そんな自分も嫌だなぁと思ったりもする。

第6話 人生の謎が解明していく学び

真実を教えてくれる人に出会った。

その人をなんと表現すればいいのだろう?

現在生きている最強のシャーマン?


その人の教えにどんどん惹き込まれていく。

彼と共に講演会に行き、学びを深めていった。


今まで虚偽が散りばめられた教えを散々学んできたことを識った。

そっかぁ。

今まで満たされなかった納得出来ない答えを次々と与えられる。


どんどん安心感で心が満ちていく。

心の奥底の疑念が晴れていく。

本当のことを識るということは、スッキリするということだ!








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