マガジンのカバー画像

仕事は自分で創れ

829
運営しているクリエイター

2021年4月の記事一覧

何気によく使うセンスって何だろうか?

何気によく使うセンスって何だろうか?

センスとは?
いきなり聞かれても、なかなか説明が難しい言葉の一つである。
これほど曖昧で幅広く使われることはないのではなかろうか?

ちなみに、デジタル大辞泉では、次のような説明である。
1 物事の感じや味わいを微妙な点まで悟る働き。感覚。また、それが具体的に表現されたもの。「文学的なセンスがある」「センスのよくない服装」「バッティングセンス」
2 判断力。思慮。良識。「社会人としてのセンスを問わ

もっとみる
オールジャパンで多文化共生社会の創造が必要な現代

オールジャパンで多文化共生社会の創造が必要な現代

日本の特徴と言えば、島国であり建国以来2000年を越える歴史があると言われている。
世界でも稀有な国である。

単一民族ではないことはすでに明らかになっているが、それでもこれだけ長い間、島国として栄えてきた国だからこそ、外国人受け入れの抵抗感は半端ないのかもしれない。こんなことを最近更に強く思うようになっている。

この前、多文化共生というテーマを少し深く考える機会があった。
ある自治体のメディア

もっとみる
無駄な消費が減ったことで見えて来たこと

無駄な消費が減ったことで見えて来たこと

コロナ禍が始まって、すでに1年。
大変なことや不安なことも多いが、怪我の功名というか災い転じて福となって欲しい。今回は大きな転換期になるのではと思える変化や活動も、すでに数多く生まれている。

その一つが、無駄な消費が減ったことである。
これを経済的な側面から見ると、経済規模の拡大が命題とすれば、マイナスではある。
もちろん、必要な買い物や必要な活動が出来なくて、減った部分はあるので、こういうもの

もっとみる
ITという科学技術を創った人間が向かう先

ITという科学技術を創った人間が向かう先

“利器か凶器か人類に問う”
去る4月3日の日経新聞の一面の見出しである。

これだけ見れば、核兵器や最先端の戦争テクノロジーを思い浮かべても不思議ではない。
実際に、人類にとってこれらの深刻な問題が解決した訳でもなければ、良い方向に向かっているという事は決してない。

また、今となってはずいぶん昔のように思えるが、2007年に上映されたダイハード4は時代を先取りして、サイバーテロで都市を破壊する話

もっとみる
出る杭になりにくい国、日本は変われるのだろうか?

出る杭になりにくい国、日本は変われるのだろうか?

今、親として大人として、子どもたちに
“出る杭になりなさい”と本気で言えるだろうか?

この10数年が顕著だが、出る杭の足を引っ張ろう、揚げ足を取ろうという風潮がものすごく蔓延していると感じる。
その最大の原因は、SNSに代表されるネットだろう。

今では当たり前になったが、メジャーなヤフーなどにしても大抵の投稿記事にはコメントが書けるようになっている。私も時々眺めることはある。

例えば、先日の

もっとみる
今話題の二刀流のすごさと難しさを考える

今話題の二刀流のすごさと難しさを考える

私は今、大谷翔平選手にぞっこんである。
日本の野球ファンであれば、皆同じ気持ちではないだろうか。
もっと言えば、野球ファンでなくても、
この二刀流への挑戦は、とても興味があるのではないかと思う。

野球に詳しい人ならだれでも知っているが、そもそも、野球はアマチュアの世界では、投手としてエースでバッターとして4番というのが定番だ。
私も少しは野球したことがあるので分かるが、ピッチャーとして優れている

もっとみる
未だに私が中小企業のIT化支援に強い関心がある理由

未だに私が中小企業のIT化支援に強い関心がある理由

創業以来、中小企業のIT化支援をつねにビジネス活動の軸にしてきた。

そういう意味では、この分野の第一人者の自負はある。この中小企業のIT化については、多くのITサービス会社の関心の中心であり続けている。遡ること30年。私が20代の頃から、日本の中小企業のIT活用が始まったと言える。

最大のトリガーは、パソコンが登場して、仕事でも使えるようになったことだ。今やパソコンの語源を考える人もいないと思

もっとみる
スランプ脱出の大きな要因はやっぱり人だと思う出来事

スランプ脱出の大きな要因はやっぱり人だと思う出来事

4月12日は、日本のゴルファーにとっては、一生忘れない記念日になった。いや、日本国民にとってもそうではないだろうか。

PGAのメジャー大会、マスターズで松山英樹選手がチャンピオンになり、長年の日本の悲願が達成されたのである。私は、毎年恒例の通り、ネットのライブ中継にくぎ付けになっていた。

少し専門的でゴルフを知らない方には恐縮だが、サンデーバックナインと言われる決勝日の後半の9ホール。かつて様

もっとみる
ベトナムのカントーがこれだけ魅力的な訳と可能性

ベトナムのカントーがこれだけ魅力的な訳と可能性

カントーという地名を聞いて、どれだけの日本人が知っているだろうか?

ベトナムと言えば今では誰でも知っている。
しかし、20年前であれば、ベトナム?あの戦争があったとこですよね。ぐらいが関の山だった。

私達がベトナムに進出して20年以上経つ。この間にベトナムは劇的に変わった。世界の新興国もそうだ。一方で日本では少子高齢化以外はあまり変化はない。

色んな理由で今一押しのベトナムの南部の最大都市が

もっとみる
先行き不透明だからこそ、楽しみも増大する今日この頃

先行き不透明だからこそ、楽しみも増大する今日この頃

人間には色々なタイプがある。
今日は、単純に2つのタイプで考えてみる。

一つは、安定志向で平穏無事な日常を好む人。
もう一つは、何か変化を期待して、混沌とした中から一つでも自分で生み出したいと思うタイプ。

極端な分け方だが、コロナ禍が世界で長引く中で、普段お付き合いしている人達との会話を大雑把に分類すると、この2種類ではないか?

後者は、少数派で、日本だと10%にも満たないと思うのだが、私は

もっとみる
シンプルに考えることをとことん追求して

シンプルに考えることをとことん追求して

難しいことを難しく言う、説明する。
こういうタイプの人は世の中に少なからずいる。

技術者や大学の先生や専門家の話は、分かりにくく感じることが多い。
わざわざ思惑があって、分かりにくくしているのではないと思ってしまう。シンプルに言えば、専門的すぎて、やさしく説明することに関心がないか、そういうことをトレーニングしていないように思う。

科学技術であったり、学問であったり、何かと専門化、細分化されて

もっとみる
エッセンシャルワーカーが社会の主役になる時代に向けて

エッセンシャルワーカーが社会の主役になる時代に向けて

今、コロナ禍の真っただ中、エッセンシャルワーカーが注目されている。

私達の生活や日常の活動に欠かせない仕事をする人という意味だ。

誰でも思いつくのが、医療関係従事者、介護関係だ。社会インフラ、交通インフラを維持管理する人もそうだ。
コロナ禍をプラスにとる部分も既にいくつかあるが、その一つがこういう仕事に注目が集まったことだ。

日頃私たちは、平穏な日々では、気付かないことが多い。全部が裏方仕事

もっとみる
しなやかに活躍する女性の方たちの本音を聴いて想うこと

しなやかに活躍する女性の方たちの本音を聴いて想うこと

先日、しなやかに活躍する女性大集合と題して、ハッピーキャリア応援シリーズのオンラインイベントを開催した。

当社が運営する“知をつなぎ、知がつながる”Bナビオンでのスペシャル番組だ。

日頃、ビジネス活動や個人的なつながりのある女性の方々に登場していただいた。
皆さん、個性的で素敵な方ばかり。どのセッションも新鮮で、ドキドキ。私自身もそんな本音トークに感心してみたり、笑いも随所にあったり。

やっ

もっとみる