- 運営しているクリエイター
記事一覧
「全国チェーン」「街の書店」「コミュニティ」
6月14日にオープンした「八重洲ブックセンター グランスタ八重洲店」へ行ってきました。
JR東京駅で降りるのは久し振り。「八重洲地下中央口」を出たら「ゴディバ」や「ゴンチャ」のある方へ向かい「ゴンチャ」の横を通って右折すると右手に見えてきます。他にも「中央口」という名の付く改札があるので注意してください。
同じような広さの他店と比べ、コミックが少な目でした。場所柄や客層に合わせたのでしょうか。
「読書家レスラー」と「7年前の確信」
「みんなが本を読めば争いごともなくなると思います」
↑は新日本プロレスの社長・棚橋弘至選手のコメント。書店で働く本好きににとって励みになる一言です。ありがとうございます。
彼はかなりの読書家です。確信したエピソードをひとつ紹介させてください。
2017年の夏に開催されたG1クライマックス。棚橋選手はバッドラック・ファレ選手にリングアウトで勝ち「枯れた技術の水平思考」というコメントを出しました
「それだけが正解じゃないよ」とささやいてくれる一戦
2016年の夏。
プロレスラー・鈴木みのる選手が経営するアパレルショップ「パイルドライバー」へTシャツを買いに行きました。
店番をしていたのは、佐藤光留(さとう ひかる)選手。当時彼は全日本プロレスで青木篤志選手と抗争を繰り広げており、世界ジュニアの王座戦を控えていました。
「自分と青木篤志の試合は、プロのレスリングなんです」
この一言、ずっと覚えています。
先日後楽園でおこなわれたエル
「失われた時を求めて」を巡る冒険②
数日前に↓を読了しました。
まさに名作文学。人間描写の厚みというか、誰もが秘める二面性のリアリティが素晴らしかったです。たとえば貴族に批判的でありつつ、実はいわゆるスノッブ(上級国民に憧れ、連中の真似をしたがる俗物根性みたいな意味)の顔も持つルグランダン。しかし語り手は、彼を不誠実な人物とは考えていません。
己のウィークポイントや課題を、案外自分がいちばんわかっていない。
権威を批判し、前例
6/1スタート!世界のブックデザイン2022-23
2024年6月1日(土)~7月30日(火)
世界で最も美しい本2023コンクール、各国の造本、装丁のコンクール受賞図書約150点を展示します。国内では印刷博物館と当館のみ開催!詳細→https://www.library.pref.nara.jp/gallery/4370
【足利セレンディピティ】コレクション展2024 足利市立美術館
とにかく、昔から赤瀬川原平さんが好きで追い続けている。
今年は没後10年。
情報を追うためにしていることの一つに所属ギャラリーのInstagramアカウントをフォローするという方法がある。
そんな事をしていたら5月某日、足利市立美術館で作品展示があるという投稿が。
お、なんかあまり見た事ないコラージュだな?
でも現物が出てるなら見たい。
今年使い切らねばならない有休もまだあるし、夫の出張が増えて
デジタル大阪ミュージアムズOPEN !
大阪市では、2025年大阪・関西万博に合わせて、大阪市立美術館・大阪市立自然史博物館・大阪市立東洋陶磁美術館・大阪市立科学館・大阪歴史博物館・大阪中之島美術館の6館で「大阪博」を開催します。
「大阪博」に関連し、200万点以上の収蔵品の中から選定した「大阪の宝」を公開するためのWEBサイトを制作し、2024年2月20日(火)オープンしました。
制作にかかわる事ができたので、「デジタル大阪ミュージ
「人生初のシェア型書店」で出会った2冊
心地良い空間でした。
直木賞作家・今村翔吾さんが、神保町にオープンしたシェア型書店「ほんまる」です。先日行ってきました。
シェア型書店へ足を踏み入れるのは初めての経験。ひとつひとつの棚をじっくり眺めました。
時代小説、純文学、ミステリィ、ビジネス書、歴史書、絵本、料理書、旅行書、写真集、アート関連、コミック……想像していたよりも多様なジャンルの本が置かれていました。版元は大きい会社もあるし初
(連載75)埼玉県立近代美術館での展覧会がはじまった:ロサンゼルス在住アーティストの回顧録:2012年
(( ( ( いきなりですが ) ) ))
これと。
これと。
これの。
共通点は、なんでしょうか?
前回をお読みになった方は、
すぐおわかりになったでしょう!
そうです。
ここですよ。
美術館の掲示板。ちょっとわかりにくいですが、真ん中が草間彌生大先輩、
その隣の小さいのが。。。。私たちの。。。です。笑
我々のところの拡大図
我々のは、美術館の企画展ではありませんが、ま
(連載:初回)自己紹介:ロザンゼルス在住アーティストの回顧録:アーティストの終わりなき戦い
はじめまして。
初めての note なので、ちょっと緊張しております。。。ドキドキ
わたくし、瑪瑙(メノウ)ルンナと申します。
ロサンジェルスに在住30余年です。
えっと。。。。。つまりアメリカで、いろいろやってるんですけど、
ざっくり言うと、「アーティスト」。。。。。
って、事にしておいてください。聞こえもいいですし。笑
詳しくはおいおい、お話させてください。
で、
一昨年から
イチ書店員が「町で唯一の本屋」に思うこと
嬉しいニュースです。
北海道・南西部の白老町(しらおいちょう)に、町の本屋「またたび文庫」がオープンしました。同町に本屋ができるのは30年ぶりらしいです(5年前までは文具店が一部書籍を扱っていたとか)。
↑いわく「話題の小説など新刊約800冊を扱い、学術書などの専門書や児童書、実用書の古書も約1000冊置く」とのこと。町で唯一の本屋だから、あらゆるジャンルをひと通り押さえている感じでしょうか。
「連休明けのだるい自分」にオススメの一冊
GWも終盤ですね。
前半に3連休、そして3日間の平日を挟んで4連休。これぐらいがバランス的にちょうどいいかもしれません。
大型連休明けに元のスケジュールへ戻って動くことは、連日稼動し続けるのとは違ったしんどさを伴います。
年中無休の書店で働く身です。しかし営業マン時代は、年末年始に1週間弱のお休みがありました。年明け最初の朝礼で社訓を叫んだら声がガラガラ。驚きました。毎日やっている時は平気だ
【何も言わない美しい風景】マイケル・ケンナ写真展 JAPAN / A Love Story 100 Photographs by Michael Kenna 代官山ヒルサイドフォーラム
10代の頃から好きだったある風景写真。マイケル・ケンナ氏の作品だと知ったのは30代後半だった。
好きな写真だが子供がゆえ、それ以上調べる方法がなかった&Wikipediaもない時代の話だ。
フォトグラファーの名前の記載はあったと思うがではその名前を深く調べる手立てが、インターネットが発達する2000年以降までなかった。
大人になり、そーいえばあの写真の撮影者って…思い出して調べていくと、東京都写