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同業他社への「転職」。改めましての思いを込めた一発。ドジャース移籍の大谷選手。オープン戦で名刺代わりのあいさつ。パワーヒッターらしく高々と放った
一般的には同業他社への転職になる。今季からドジャースでプレーする大谷翔平選手(29)のことだ。「改めまして、大谷です」とあいさつ代わりの一発をオープン戦で放った。彼独特の名刺を野球ファンに届けた形だ。転職では最初が肝心。大谷選手は所属先がエンゼルスから変わっても、これまで通りの期待に応えてくれそうだ。 27日(日本時間28日)にアリゾナ州グレンデールで行われたオープン戦。大谷選手は2番指名打者で先発出場した。 初回の第1打席。大谷選手が打席に向かうと、スタンドからは大歓声
カッコつけないことが強みとなる。J1初昇格の町田が初戦から3戦無敗。反転速攻。ロングスロー。派手さはなくても、愚直な戦いぶりが好結果を生む
カッコつけないことが強みとなる。J1に初昇格した町田ゼルビアが絶好調だ。初戦から2勝1分けと無敗の戦いぶり。反転速攻やロングスローなどを駆使して得点を挙げる。派手さはなくても愚直な戦いぶりが好結果を生んでいる。それが自信につながっていく。町田のスタイルに「あっぱれ!」を送りたい。 2月に開幕したJ1。初めて最高峰のリーグに昇格した町田。どんな戦いを見せてくれるのか注目が集まった。 ホームの町田GIONスタジアムで行われた開幕戦。ガンバ大阪を相手に前半にPKで先取点を奪った
「3度目の正直」は起こりえる。新庄監督の日本ハムが対外試合で絶好調。10勝1敗1分け。就任3年目の今季、チームが覚醒の予感
「3度目の正直」は起こりえる。新庄剛志監督(52)率いる日本ハムが2月以降の対外試合で絶好調だ。10勝1敗1分けと勝率9割。就任3年目の今季、チームが覚醒しそうな予感が漂う。北の勇者たちがレギュラーシーズンに入ってからも大暴れしそうだ。 「BIGBOSS」の名称で監督に就任した2022年シーズン。キャンプ初日に1500万円とされる三輪バイクに乗って登場するなど、ド派手なスタイルで新風を巻き起こすかに見えた。 ただ就任会見で「優勝なんか一切目指しません」と語ったが、チームは
変革を起こすには、常識を破ることが必要。パリ五輪マラソン代表に大迫選手が内定。「積極的な待ち」の選択で最後の3枠目をつかむ
変革を起こすには、常識を破ることが必要なのかも。陸上競技の大迫傑選手(32)のことだ。今夏に行われるパリ五輪マラソンの最後の枠に内定した。前回の東京五輪に続く2度目の代表となる。大迫選手は4年前の選考とは異なる選択をした。いわば「積極的な待ち」といえるだろう。「同じルート」を歩まない。それが進化につながると信じているはずだ。 昨年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で大迫選手は3位だった。2位までに入れば、パリの出場権をつかむ。3位は代表入りの可能性はあるも
失敗した後の修正が大事。カブスの「投げる哲学者」今永投手。ピッチクロック違反と本塁打献上。その後にしっかり立て直した力は見事だった
誰でも失敗はする。その後が大事だ。修正力があるかどうかが問われる。米国に渡りカブス1年目となる今永昇太投手(30)がメジャーのオープン戦に初登板した。この試合で2つの失敗を犯したが、その後にしっかり立て直したのは見事だった。「投げる哲学者」の異名を持つ今永投手には修正力がある。それを披露できたのは大きな収穫だっただろう。 2日(日本時間3日)に行われたドジャースとのオープン戦。DeNAからカブスへ移籍した今永投手にとって、初の実戦で先発マウンドに立った。 注目の第一球。そ
ハタチのコイ。広島の田村選手が絶好調。オープン戦トップタイの2本塁打。打率は3割5分5厘と上昇。開幕スタメン狙う。侍ジャパンにも抜擢
ハタチのコイ。恋愛ドラマではないけれど、見る者を熱くさせてくれる。広島カープの20歳、田村俊介外野手だ。プロ入り3年目の若者は、オープン戦でトップタイの2本塁打を放ち、打率は3割5分5厘と上昇している。侍ジャパンに抜擢されたことが自信を深めているようだ。今季は開幕スタメンを狙っている。田村選手のコイ物語に注目だ。 14日に北海道で行われた日本ハムとのオープン戦。田村選手は7番ライトで先発すると、2打席連発と大きくアピールした。 五回に1発目。この回の先頭打席に立つと、カウ
大砲の進む先は米国の超名門大学。「140発スラッガー」花巻東の佐々木選手がスタンフォード大へ。世界2位の学府。ノーベル賞受賞者が多数。学費は年1200万円にも
甲子園を賑わせた大砲が米国の超名門大学へと進む。高校通算140発を放った花巻東高(岩手)の佐々木麟太郎選手(18)がスタンフォード大学へ進学することが決まった。カリフォルニア州にある世界2位の評価を受けている最高級学府だ。ノーベル賞受賞者が多数輩出し、学費は1200万円にもなるという。大砲は文武両道の王道を歩むことになる。 佐々木選手は高校歴代最多とされる140本の本塁打を放った左打ちのスラッガーだ。春夏2度の甲子園に出場。昨夏はベスト8に進出する原動力となった。 これだ
もう一度始めよう、最初から。広島の大瀬良投手が右ひじ手術後初のシート打撃に登板。打者4人に無安打投球。エースが再起に賭ける
もう一度始めよう、最初からの気持ちで。広島のエース大瀬良大地投手(32)が再起を賭けている。昨秋に右ひじ出術を行った後、初のシート打撃に登板。実戦形式に近いマウンドで4人の打者に対して、無安打とピシャリと抑え込んだ。手術後は不安がつきまとうもの。打者を抑えられるか。気分は新人投手と同じだったかも。しかし不安を一掃する投球だった。 今季プロ11年目の大瀬良投手。沖縄で行われている春季キャンプで26日に、シート打撃に登板した。昨年10月に右ひじのスクリーニング手術を受けてから、
夢破れたら、新たな目標へ突き進めばいい。卓球の伊藤美誠選手。パリ五輪シングルス代表から漏れ、世界ランク1位をめざす。日本卓球界発展へ自身初の冠大会も開催
夢破れたら、新たな目標へ突き進めばいい。卓球の伊藤美誠選手(23)にエールを送りたい。今夏に行われるパリ五輪のシングルス代表から漏れたが、新たな目標として、世界ランキング1位をめざすことにした。若手育成へ自身初となる冠大会を開催するなど、卓球界全体のことも考えている。悔しさの先に、新たな地平が広がるはずだ。 2021年の東京五輪では水谷隼さんとペアを組み混合ダブルスで金メダルに輝いた。女子団体では銀、シングルスでは女子初となる銅メダルを手にした。 伊藤選手の夢は五輪女子シ
今年は日本人選手が世界一になる!メジャーリーグ。藤浪投手がメッツに移籍決定。日本人選手全員の所属チームが確定。どのチームがワールドシリーズに進むか
今年はきっと日本人選手が頂点に立つ!海の向こう、米国のメジャーリーグで日本人選手全員の所属チームが確定した。オリオールズからFAとなっていた藤浪晋太郎投手(29)のメッツ移籍が決定。昨年のワールドシリーズは日本人選手がいなかっただけに、日本のファンにとって寂しい頂上決戦となった。今年こそ日本を盛り上げる戦いとなってほしい。 今季のメジャーリーグは何と言っても、二刀流のスーパースター大谷翔平選手(29)が常勝軍団ドジャースでどんな活躍を見せてくれるかに注目が集まる。オリックス
新戦力がチームをよみがえらせる。サッカーの川崎フロンターレ。スーパーカップでJ1王者神戸を下し戴冠。オランダ帰りの29歳、ベテランの34歳が頼もしい存在に
新戦力がチームをよみがえらせる。そう実感させるゲームだった。サッカーの富士フィルム・スーパーカップで天皇杯覇者の川崎フロンターレが、J1王者のヴィッセル神戸を下して3年ぶりに戴冠。J1で昨季8位に終わった川崎。オランダ帰りの29歳ファンウェルメスケルケン際選手に、ベテランの34歳丸山祐市選手の新戦力が攻守で存在感を見せた。 17日に東京・国立競技場で行われた大会には5万2142人の観客が熱戦を見守った。そのゲームで光を放ったのが川崎の新戦力だった。 まずはファンウェルメス
一足早く春が来た。プロ野球10球団がキャンプイン。チームもファンも平等に夢を見られる時期。昨年日本一に輝いた阪神のようなドラマを、今年はどこが生み出すか?
一足早く春が来た。2月1日は、そう思える日だ。プロ野球はオリックスと西武を除いた10球団がキャンプイン。暦の上では2月4日が立春。それに先駆けて、チームもファンも球春到来を実感している。誰もが平等に夢を見られる。昨年の阪神は38年ぶりに日本一となった。今年はどのチームがハッピーエンドを迎えるのか。ドラマの行方に期待が高まる。 冷え込む1月を耐え忍び、2月も寒さが続く時期。それでも気持ちをポカポカさせてくれるのが、プロ野球のキャンプインだ。「球春」という言葉がチームもファンも
彼が出場していたら蹴らせてもらえただろうか?サッカー欧州CL。冨安選手所属のアーセナルがPK戦を制し14季ぶり8強入り。2年前のW杯クロアチア戦では蹴る機会なし
もしも彼が出場していたら、蹴らせてもらえただろうか。サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)。冨安健祥選手所属のアーセナル(イングランド)がPK戦を制して14季ぶりの8強入りを決めた。もしも冨安選手が出場していたら、彼がPKを蹴るチャンスを与えられていたかを思っていた。 冨安選手は2月上旬に行われたアジアカップで日本代表として出場していたが、大会後は所属クラブのアーセナルの試合に6試合連続欠場していた。ふくらはぎ痛が原因だった。 その間、アーセナルは欧州CLの決勝トーナ
個性があることは再起を図る武器となる。サブマリン高橋投手。ソフトバンクから巨人へトレード移籍。新天地で再浮上狙う。元新人王の侍ジャパン経験者
個性があることは再起を図る上で大きな武器となる。アンダースローの「サブマリン」高橋礼投手(28)だ。昨季オフにソフトバンクから巨人へトレードで移籍。ここ数年、登板機会に恵まれなかったが、新天地で再浮上を狙う。かつては新人王に輝き、侍ジャパンにも選ばれた。変則右腕の個性を生かして、巻き返しを図る。 専大松戸高(千葉)から専修大を経て、2017年のドラフト会議でソフトバンクから2位指名を受けて入団。プロ2年目の19年に12勝を挙げて新人王を受賞した。 この年は巨人との日本シリ