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【レビュー】『チームの狙い×選手の情熱で今季最大の大一番を制す』~第33節ファジアーノ岡山vsV・ファーレン長崎~
試合結果2024 J2 第33節 9/29 14:00K.O. @シティライトスタジアム 岡山(1-0)長崎 スタメンチームの狙い×選手の情熱で掴んだ大勝利3位・長崎をシティライトスタジアムに迎え撃つ4位・岡山が立ち上がりから狙い通りに相手陣内でのプレーを増やしていった。 アウェイチームが非保持に採用する[4-4-2]は、フアンマ・デルガドとマテウス・ジェズスが最前線を構成するる形で、[4‐4]の2ラインのブロックを組む。そのため、岡山は最終ラインからパスをつないで簡単
悲劇にならなくて良かった。サッカーW杯最終予選。日本がオウンゴールの失点。すぐさま相手のオウンゴールを引き出しドローに。中村選手のクロスが救った
悲劇にならなくて良かった。そう思える試合だった。サッカーワールドカップ(W杯)最終予選。日本はオーストラリア相手にオウンゴールで失点。このまま敗れれば痛い1敗となるはずだった。しかし、すぐさま相手のオウンゴールを引き出して同点に。勝ち点1を確保した。MF中村敬斗選手の絶妙なクロスが日本を救った形となった。 15日に埼玉スタジアムで行われたオーストラリアとの一戦。この日、国内は衆院選が公示され熱い戦いが始まったが、サッカーも選挙に負けずとも劣らない戦いが繰り広げられた。 こ
常識を超えた常識がある。日本ハム・新庄監督が仰天采配。短期決戦の投手起用。五回途中で守護神を起用した神がかり采配。CS最終ステージに進出
常識を超えた常識があった。日本ハムの新庄剛志監督の起用法に脱帽だ。クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ最終戦。短期決戦において先発投手を早めに交代するのは常識だ。しかし2番手に守護神を送り込むとは。大胆采配が見事に的中。ロッテとの激戦を制して最終ステージへと駒を進めた。勢いに乗った新庄ハム。その先が楽しみだ。 14日にホームの北海道で行われたCSファーストステージ最終戦。パリーグ2位の日本ハムは前日にリーグ3位のロッテにサヨナラ勝ちを収めて1勝1敗のタイに持ち込
【レビュー】『ホームでは相手を制圧するほど熱く激しくでいいんじゃない?』~第30節ファジアーノ岡山vsブラウブリッツ秋田~
試合結果スタメンCスタなのにアウェイ戦のような違和感慣れ親しんだホーム・シティライトスタジアムで戦っているはずなのに、アウェイゲームのような窮屈さを感じた。 キックオフを迎えると、3試合未勝利の秋田が練度と強度で岡山を上回った。前線にロングボールを蹴り込むと、小松と梶谷の2トップが競り合い、ボランチとボールサイドに圧縮したサイドハーフがセカンドボールを前向きに回収して力強く前進していく。 前節に6試合ぶりの勝利を飾った岡山は、秋田のロングボール対策として空中戦で無類の強
ドジャース大谷選手が悲願の「世界一」。ワールドシリーズ制覇。頂上決戦では19打数2安打と不振。健康と打撃を維持する難しさ。次回はMVP級の働きを!
ドジャースの大谷翔平選手がついに悲願の「世界一」へ上り詰めた。自身にとって初となるワールドシリーズ制覇。心から祝福を送りたい。そして、勝っても宿題の出された大舞台となった。頂上決戦5試合で19打数2安打。第2戦でのけがが影響したように思える。健康と打撃を維持する難しさ。次回はMVP級の働きを見たいと願っている。 10月30日(日本時間31日)にニューヨークで行われた第5戦。ドジャースはワールドシリーズ制覇へあと1勝と王手をかけて臨んだ。 5-6と1点を追うドジャース。八回
「野球小僧」ドジャース大谷選手はケガを押して出場するのか。ワールドシリーズ。第2戦の盗塁時に左肩を亜脱臼。大舞台だが無理はしてほしくない
ドジャースの大谷翔平選手が心配だ。ヤンキースとのワールドシリーズを戦っているが、第2戦の盗塁時に左肩を亜脱臼して、ベンチに下がった。28日(日本時間29日)にはアウェーのニューヨークで第3戦が行われる。ホームのロサンゼルスに比べて10度も気温が下がる地。ケガを抱えての出場は、体にこたえるに違いない。無理はしてほしくないのだが。 26日(日本時間27日)に行われたホーム、ロサンゼルスでの第2戦。七回裏に四球で出塁した大谷選手。2死後に二盗を試みた。スタートが遅れたためか、二塁
意中の球団でなくても、きっと道は開けるはずだ。プロ野球ドラフト会議。「ライバル球団」だったから大リーグに行けた。まさかのチームでも後に希望の2球団でプレーできた
意中の球団でなくても、きっと道は開けるはずだ。きょう24日はプロ野球のドラフト会議。プロの道を志す選手たちにとって、ハラハラする一日となるだろう。たとえ希望の球団に指名されなくても落胆しないでほしい。「ライバル球団」に入ったからこそ、大リーグでプレーする選択肢ができた。まさかの球団でも後に希望のチームでプレーできた例もあるから。 プロ野球選手をめざす選手にとって運命の一日だ。12球団がきょう24日、東京都内のホテルに集い、有望選手を指名する。12球団どこでもOKという選手も
1点の重みを知っている巨人は強い。「伏兵」中山選手が値千金のソロ本塁打。先発山崎投手が七回途中まで好投。大ピンチで門脇選手が好守。3勝3敗のタイに持ち込んだ
1点の重みを知っている巨人は強い。クライマックスシリーズ(CS)最終ステージ。巨人は貧打に苦しんでいる。「伏兵」中山礼都選手が放った一発をチーム一丸で守り抜いた。先発の山崎伊織投手が七回途中まで好投した。大ピンチの場面ではショートの門脇誠選手が好守で防いだ。3連敗の土壇場からタイに持ち込んだ。シリーズ最終戦へ勢いに乗っている。 20日に東京ドームで行われた最終ステージ第5戦。DeNAが3勝と日本シリーズ進出へ王手をかけている。対する巨人は前日に勝利して2勝(セリーグ優勝のア
チーム一丸で先取点を奪った。「不死鳥」が粘りに粘った。DeNAが初勝利。日本シリーズ第3戦。ソフトバンクのホームの連勝を16で止めた。「下剋上」へ大きな1勝
チーム一丸となって先取点を奪った。「不死鳥」のエースが粘りに粘った。今年の日本シリーズでDeNAが初勝利。ソフトバンクのホームでの連勝を16で止めた。ベイスターズが反撃ののろしを上げた。「一番星」となるために、「史上最大級の下剋上」を成し遂げるために大きな1勝だ。 29日に福岡で行われたシリーズ第3戦。ホームの横浜で痛い2連敗を喫したDeNA。この試合も落とせば、相手にシリーズ制覇へ王手をかけられる。 DeNAにとって、喉から手が出るほどほしいのが先取点だった。2連敗はい
「敵地」の中東で2連勝。サッカー日本代表がたくましさを増した。W杯最終予選。過去3戦全敗のサウジアラビアの地で大きな1勝。アウェーのバーレーン戦に続き、中東攻略
サッカーの国際試合を見るたびに思う。中東で戦うのは思った以上にしんどい。特に日本代表がワールドカップ(W杯)予選に臨んでいる時だ。中東の国で戦う際に、日本はなぜか「苦手意識」を抱いている。それでも日本の選手たちはたくましさを増している。過去3戦全敗のサウジアラビアの地で大きな1勝を挙げたのだ。 「ホーム&アウェー方式」で行われるサッカーW杯予選。日本はアジア最終予選で開幕2連勝。そして3戦目がサウジアラビアの地でのゲームとなった。 サウジアラビアでのアウェー戦では、日本は
相手をなめてるわけじゃないけれど。「申告敬遠」は慎重に。日米の頂上決戦で決勝点の呼び水に。ドジャースは逆転サヨナラ満塁弾。ソフトバンクはエース投手がプロ初打点
相手をなめてるわけじゃない。きっと最適な作戦に違いない。それでも「申告敬遠」は慎重に。日米の頂上決戦で、申告敬遠を受けた次の打者がともに決勝打を放つ異例の結果を生んだ。ワールドシリーズではドジャースが延長十回に逆転サヨナラ満塁本塁打。日本シリーズはエース投手がプロ初打点となるタイムリーを放って決勝点にした。 日本時間の26日に開幕した日米2つの頂上決戦。大谷翔平選手が初めて出場するだけに注目度が例年以上に増しているワールドシリーズ。圧倒的な強さを見せつけて勝ち上がったソフト
まるで映画みたいなチーム。日本ハムがCS進出。新庄監督3年目で初。伊藤投手がリーグトップの14勝目。清宮選手が決勝弾。みんな主演俳優だ!
このチームを見ていると映画鑑賞をしている気分になる。日本ハムが6年ぶりとなるクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。新庄剛志監督が就任3年目にして初めて。先発の伊藤大海投手が1失点完投でパリーグトップの14勝目を挙げた。打っては清宮幸太郎選手が六回に決勝弾。2年連続最下位だったチームが、一気に花開いた。みんな主演俳優だ。 26日にホームの北海道で行われた楽天戦。相手はリーグ4位。逆転でAクラス入りを果たそうと必死だ。 日本ハムはあと1勝で念願のCS進出を果たせる。先発
あの「悲劇」が成長の礎となった。広島の35歳野村投手が引退へ。広陵高時代に逆転満塁本塁打を喫して甲子園準優勝。悔しさをバネに大学、プロの飛躍につなげた
あの「悲劇」が成長の礎となった。広島のプロ13年目、野村祐輔投手(35)が現役引退を表明した。広島の広陵高時代は夏の甲子園準優勝。決勝では逆転満塁本塁打を浴びて、深紅の大優勝旗を逃した。あの悔しさが、大学、プロでの飛躍につながったように思う。高校時代の「悲劇」を乗り越えた。すばらしい成長物語だった。 今でも高校野球史で語り継がれる名勝負の一つ。それが2007年の夏の甲子園決勝だろう。佐賀の公立校、佐賀北が「がばい旋風」を起こして頂点に立った。 その決勝戦の相手が広陵高だっ
もがいた末に見つけた「勝ちパターン」。DeNAが終盤勝負で2勝2敗のタイに。日本シリーズ。ソフトバンクの「弱点」を見つけた。先発投手の力投と先取点が活路を生む
もがき続けながら見つけた「勝ちパターン」だ。日本シリーズ第4戦。DeNAが終盤勝負に持ち込み、ソフトバンクに快勝。対戦成績を2勝2敗のタイに持ち込んだ。パリーグの「絶対王者」ともいえるソフトバンクの「弱点」を見つけた。先発投手が好投し、味方打線が先取点を奪えば、終盤に活路が生まれる。相手の不安定な中継ぎ陣を崩せば勝機が見えてくる。 30日に福岡で行われた頂上決戦の第4戦。前日、DeNAが今シリーズの初勝利を手にした。その試合でDeNAは勝ち抜くヒントを手にしたようだった。
自分のことよりチームのことを最優先できる強さ。ロッテ・佐々木朗希投手が自身初の二ケタ勝利。チームをポストシーズン進出へと導いた
自分のことよりチームのことを最優先できる人は強い。ロッテの佐々木朗希投手(22)のことだ。チームの勝利のことを思い、自分にとって最重要のことを考えてマウンドに上がった。チームのポストシーズン進出がかかる大一番。「あの日以来」となる約2年半ぶりの完投勝利を挙げた。チームをクライマックスシリーズ(CS)進出へ導いた右腕をたたえたい。 1日にアウェーの仙台で行われた楽天戦。この試合の結果次第でロッテのCS進出が決まる大一番だ。 朗希投手の立ち上がりは良い部分と悪い部分がそれぞれ
「小さな恐竜」そして偉大なバットマン。ヤクルト・青木選手、お疲れさまでした。「ジュラシックパーク」神宮球場で有終の2安打。誇らしき日米通算2730安打
(初稿で青木選手の応援曲名を誤って記載していました。謹んでお詫び申し上げます。曲名についての部分は削除いたしました) 「小さな恐竜」と呼ぶべき偉大なバットマンだった。ヤクルトの青木宣親選手だ。野手で現役最長の42歳。ホームの神宮球場は小さな恐竜が躍動する「ジュラシックパーク」だった。引退試合で有終の2安打。日米通算2730安打は大打者が残した足跡だ。「小さな恐竜」青木選手、お疲れさまでした。 2日にホームの神宮球場で行われた広島戦。青木選手の引退試合だ。ヤクルトの選手たち