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自分は自分の「○○○○」で

延長戦で逆転サヨナラ満塁弾。

「ドジャースvsヤンキース」のワールドシリーズ、初戦からドラマが生まれました。

おかげで(?)土曜日にもかかわらず、昼過ぎまで職場は暇でした。気持ちはわかります。あの大谷翔平選手がドジャースの1番打者として出ている。地上波で生放送されていたら見たくなるのが人情です。

2014年かな? サッカーW杯の日本とコートジボワールの一戦が、仕事中に放送していました。店内というか施設全体がゴーストタウン化したのを覚えています。お客さんに「本田のゴールで先制したよ」と教えてもらい、よしと思ったら後で結果を知ってガックリ。後半に右サイドからクロスを入れられ、続けざまに失点したのでした。

2009年に開催された2回目のWBCも印象深い。決勝戦が「日本vs韓国」でした。仕事中に社員のひとりがパソコンで「一球速報」を見ていた光景が忘れられない。私の職業倫理ではムリです。

レジを抜けて仕入れ室へ入ると、同僚が天を仰いでいる。9回に出てきたダルビッシュ投手が打たれて同点とのこと。「なんで藤川を使わないの?」と首を傾げた記憶があります。歴史的な大舞台で抑えのスペシャリストではなく、エース級とはいえ不慣れな人にクローザーを任せるとは。

先発とリリーフは別物。どちらが上でも下でもないと学びました。「ジョジョの奇妙な冒険」でDIOが話していた「どんな者だろうと人にはそれぞれその個性にあった適材適所がある」は真理だと。

一方、皆さまもご存知の通り、昨年のWBC決勝では普段先発をしている大谷選手が最後を締めくくりました。

とにかく規格外。二刀流も「50-50」も。従来の真理やセオリーをものともせず、打ち破ってアップデートする。それが「適材適所」な人も存在するようです。

大谷選手、左肩が重傷じゃないことを願います。彼の躍動からパワーをもらいつつ、私は私の場所で戦っていきます。

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