100年先も子どもの瞳を輝かせて
空が狭い街に家族5人で暮らしている。子どもたちは、休日にそこから離れた自然の中にいる時が一番輝いて見える。
春。
おたまじゃくしを探しに、電車に乗って5駅先の公園へ出かける。アズマヒキガエルのおたまじゃくしがしっぽをくねらせて泳いでいる姿を見せることが出来たけれど、市立公園なので持ち帰ることはできない。
夏。
大好きな昆虫を探しに虫取り網を持ってあちこちに出かける。憧れの昆虫、ヤマトタマムシ・ベニルリボシカミキリ・ミヤマクワガタは何年経っても見つけることさえできていない。