セイノ

スポーツについて書きます。野球、サッカー、ラグビー、競馬、アメフトなど。 思いつくまま…

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スポーツについて書きます。野球、サッカー、ラグビー、競馬、アメフトなど。 思いつくまま、気の向くままに。好きな作家は山際淳司さん、寺山修司さん。

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大阪の日本シリーズに、山際淳司さんを想う。亡くなって四半世紀。色褪せぬ彼の作品

21、22日と大阪ドームで行われた巨人対ソフトバンクの日本シリーズ。亡くなって25年になる山際淳司さんを思い出していた。 彼の有名な作品である「江夏の21球」。1979年に大阪球場で行われた広島と近鉄が合いまみえた日本シリーズ第7戦のことが描かれている。 「近鉄バファローズの石渡茂選手は、今でもまだそんなはずがないと思っている」という書き出しから物語は始まる。この1行目をどうするか。いろいろな言葉を書いたメモを、入れ替え差し替えしながら決めたそうだ。 広島の守護神、江夏

    • 雨が日本シリーズを名勝負にする?日本一になるのはDeNAかソフトバンクか。雨を「勝利の女神」にするのは、どっちだ?1958年「3連敗4連勝」の伝説を生んだのも雨だった

      雨が日本シリーズを名勝負にする?日本一に輝くのはDeNAかソフトバンクか。両チームの監督はいずれもプラス思考だ。1958年に行われた日本シリーズは「3連敗後の4連勝」という大逆転シリーズ。流れを変えたのも雨だった。今年も第6戦が雨で順延に。雨を「勝利の女神」にするのは、どっちだ? 降雨による中止は21年ぶり。今年の日本で3勝を挙げ頂点に王手をかけているのはDeNA。第6戦以降はホームの横浜で戦える。一方のソフトバンクは2勝で、日本一となるには2連勝が必要。ただアウェーの横浜

      • 「弱者」に勝つのは簡単ではない。サッカーJ1が大詰め。神戸が降格ゾーンの磐田を下して暫定首位浮上。波に乗る宮代選手が決勝ゴール。リーグ戦初の二ケタ得点

        優勝争いをしているチームが下位のチームに勝つのは当たり前、ではない。サッカーJ1は大詰めを迎えている。優勝を狙うチームがいる一方で、J2への降格圏でもがくチームもいる。この下位チームは「火事場の馬鹿力」を発揮することもある。2連覇を目指す神戸が降格圏脱出を図る磐田を下して、貴重な勝ち点3をゲットした。これで暫定首位に浮上した。 神戸のホーム、ノエビアスタジアムで行われた一戦。神戸は34試合を終えて勝ち点64。広島を勝ち点1差で追う2位だ。ホームでJ2降格圏にいる磐田相手に、

        • ドジャース大谷選手が悲願の「世界一」。ワールドシリーズ制覇。頂上決戦では19打数2安打と不振。健康と打撃を維持する難しさ。次回はMVP級の働きを!

          ドジャースの大谷翔平選手がついに悲願の「世界一」へ上り詰めた。自身にとって初となるワールドシリーズ制覇。心から祝福を送りたい。そして、勝っても宿題の出された大舞台となった。頂上決戦5試合で19打数2安打。第2戦でのけがが影響したように思える。健康と打撃を維持する難しさ。次回はMVP級の働きを見たいと願っている。 10月30日(日本時間31日)にニューヨークで行われた第5戦。ドジャースはワールドシリーズ制覇へあと1勝と王手をかけて臨んだ。 5-6と1点を追うドジャース。八回

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          もがいた末に見つけた「勝ちパターン」。DeNAが終盤勝負で2勝2敗のタイに。日本シリーズ。ソフトバンクの「弱点」を見つけた。先発投手の力投と先取点が活路を生む

          もがき続けながら見つけた「勝ちパターン」だ。日本シリーズ第4戦。DeNAが終盤勝負に持ち込み、ソフトバンクに快勝。対戦成績を2勝2敗のタイに持ち込んだ。パリーグの「絶対王者」ともいえるソフトバンクの「弱点」を見つけた。先発投手が好投し、味方打線が先取点を奪えば、終盤に活路が生まれる。相手の不安定な中継ぎ陣を崩せば勝機が見えてくる。 30日に福岡で行われた頂上決戦の第4戦。前日、DeNAが今シリーズの初勝利を手にした。その試合でDeNAは勝ち抜くヒントを手にしたようだった。

          もがいた末に見つけた「勝ちパターン」。DeNAが終盤勝負で2勝2敗のタイに。日本シリーズ。ソフトバンクの「弱点」を見つけた。先発投手の力投と先取点が活路を生む

          チーム一丸で先取点を奪った。「不死鳥」が粘りに粘った。DeNAが初勝利。日本シリーズ第3戦。ソフトバンクのホームの連勝を16で止めた。「下剋上」へ大きな1勝

          チーム一丸となって先取点を奪った。「不死鳥」のエースが粘りに粘った。今年の日本シリーズでDeNAが初勝利。ソフトバンクのホームでの連勝を16で止めた。ベイスターズが反撃ののろしを上げた。「一番星」となるために、「史上最大級の下剋上」を成し遂げるために大きな1勝だ。 29日に福岡で行われたシリーズ第3戦。ホームの横浜で痛い2連敗を喫したDeNA。この試合も落とせば、相手にシリーズ制覇へ王手をかけられる。 DeNAにとって、喉から手が出るほどほしいのが先取点だった。2連敗はい

          チーム一丸で先取点を奪った。「不死鳥」が粘りに粘った。DeNAが初勝利。日本シリーズ第3戦。ソフトバンクのホームの連勝を16で止めた。「下剋上」へ大きな1勝

          「野球小僧」ドジャース大谷選手はケガを押して出場するのか。ワールドシリーズ。第2戦の盗塁時に左肩を亜脱臼。大舞台だが無理はしてほしくない

          ドジャースの大谷翔平選手が心配だ。ヤンキースとのワールドシリーズを戦っているが、第2戦の盗塁時に左肩を亜脱臼して、ベンチに下がった。28日(日本時間29日)にはアウェーのニューヨークで第3戦が行われる。ホームのロサンゼルスに比べて10度も気温が下がる地。ケガを抱えての出場は、体にこたえるに違いない。無理はしてほしくないのだが。 26日(日本時間27日)に行われたホーム、ロサンゼルスでの第2戦。七回裏に四球で出塁した大谷選手。2死後に二盗を試みた。スタートが遅れたためか、二塁

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          「土俵際」のDeNA。日本シリーズ。ホームでソフトバンクに2連敗。ここから逆転の下剋上を果たすために、必要なのは先取点

          「土俵際」に追い詰められたDeNA。日本シリーズで早くも黄信号だ。ホームの横浜でソフトバンクに痛い2連敗。29日からアウェーの福岡で戦うことになる。両チームが対戦した前回2017年の頂上決戦では、DeNAはアウェーで3戦全敗だった。過去の結果からDeNAは瀬戸際に追い詰められたことになる。逆転で下剋上を果たすために必要なのは? 27日のホームゲーム。前日の試合を落としたDeNA。この2戦目をものにして、シリーズ成績をタイにしたいところだった。 しかし、この目論見はいきなり

          「土俵際」のDeNA。日本シリーズ。ホームでソフトバンクに2連敗。ここから逆転の下剋上を果たすために、必要なのは先取点

          相手をなめてるわけじゃないけれど。「申告敬遠」は慎重に。日米の頂上決戦で決勝点の呼び水に。ドジャースは逆転サヨナラ満塁弾。ソフトバンクはエース投手がプロ初打点

          相手をなめてるわけじゃない。きっと最適な作戦に違いない。それでも「申告敬遠」は慎重に。日米の頂上決戦で、申告敬遠を受けた次の打者がともに決勝打を放つ異例の結果を生んだ。ワールドシリーズではドジャースが延長十回に逆転サヨナラ満塁本塁打。日本シリーズはエース投手がプロ初打点となるタイムリーを放って決勝点にした。 日本時間の26日に開幕した日米2つの頂上決戦。大谷翔平選手が初めて出場するだけに注目度が例年以上に増しているワールドシリーズ。圧倒的な強さを見せつけて勝ち上がったソフト

          相手をなめてるわけじゃないけれど。「申告敬遠」は慎重に。日米の頂上決戦で決勝点の呼び水に。ドジャースは逆転サヨナラ満塁弾。ソフトバンクはエース投手がプロ初打点

          「ドン引きするほど強い」ソフトバンクの悩み。きょう26日から日本シリーズ。大谷ドジャースのワールドシリーズと日程がもろ被り。小久保監督がライバル心メラメラ

          「ドン引きするほど強い」ソフトバンク。圧倒的な力を見せつけて日本シリーズまで勝ち進んできた。きょう26日から頂上決戦が行われる。ただ、海の向こう米国では大谷翔平選手のドジャースがワールドシリーズに進出。日程がもろ被りで、日本シリーズの注目度が下がりかねない。タカ軍団の小久保裕紀監督はライバル心メラメラ。本当の敵は米国にあり? 日本シリーズ前日の25日。会見で小久保監督は報道陣に異例のお願いをした。「ここは日本だぞということ」。日本のプロ野球の頂上決戦が行われるのに、海の向こ

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          きみよ、北の大地で大きく羽ばたけ!日本ハムが福岡大大濠高の柴田投手を「当たり1位」指名。続投表明の新庄監督がくじで交渉権ゲット。「投打二刀流」の逸材

          きみよ、北の大地で大きく羽ばたけ。そんなエールを送りたい。プロ野球ドラフト会議。今季パリーグ2位と躍進を遂げた日本ハムが1位指名したのは、福岡大大濠高の柴田獅子(れお)投手だ。続投を表明した新庄剛志監督が自らくじに参戦した。「外れ1位」ならぬ「当たり1位」。投打二刀流をめざせる逸材。日本ハムのスーパースターになる予感がする。 24日に東京都内のホテルで行われたドラフト会議。日本ハムが当初1位指名したのは5球団競合の宗山塁選手(明治大)。球団社長が交渉権獲得のくじを引いたが、

          きみよ、北の大地で大きく羽ばたけ!日本ハムが福岡大大濠高の柴田投手を「当たり1位」指名。続投表明の新庄監督がくじで交渉権ゲット。「投打二刀流」の逸材

          意中の球団でなくても、きっと道は開けるはずだ。プロ野球ドラフト会議。「ライバル球団」だったから大リーグに行けた。まさかのチームでも後に希望の2球団でプレーできた

          意中の球団でなくても、きっと道は開けるはずだ。きょう24日はプロ野球のドラフト会議。プロの道を志す選手たちにとって、ハラハラする一日となるだろう。たとえ希望の球団に指名されなくても落胆しないでほしい。「ライバル球団」に入ったからこそ、大リーグでプレーする選択肢ができた。まさかの球団でも後に希望のチームでプレーできた例もあるから。 プロ野球選手をめざす選手にとって運命の一日だ。12球団がきょう24日、東京都内のホテルに集い、有望選手を指名する。12球団どこでもOKという選手も

          意中の球団でなくても、きっと道は開けるはずだ。プロ野球ドラフト会議。「ライバル球団」だったから大リーグに行けた。まさかのチームでも後に希望の2球団でプレーできた

          美学に殉じた巨人。CS最終ステージ最終戦。最後はエース菅野投手。その意気や良し。ただ、その前に守護神を使ってほしかった。あのチームのようなサプライズを見たかった

          美学に殉じた巨人だったと思う。その意気や良し。クライマックスシリーズ(CS)最終ステージ最終戦。最後はエースの菅野智之投手をマウンドに送った。その采配は間違っていない。ただ、その前に守護神の大勢投手を起用してほしかった。クローザーを使うことなく最終戦で敗れ日本シリーズ進出を逃した。あのチームのようなサプライズを見たかった。 21日に東京ドームで行われたCS最終ステージ第6戦。日本シリーズ進出をかけたラストゲーム。巨人もDeNAも互いに譲らず2-2のまま八回表を迎えた。 こ

          美学に殉じた巨人。CS最終ステージ最終戦。最後はエース菅野投手。その意気や良し。ただ、その前に守護神を使ってほしかった。あのチームのようなサプライズを見たかった

          DeNAが「起死回生」の下剋上。セリーグ3位から日本シリーズ進出。嫌な流れが漂う中、3連続長短打で同点。九回に相手エースを攻略してCS最終ステージ突破

          「起死回生」の下剋上。DeNAがセリーグ3位から日本シリーズ進出を決めた。クライマックスシリーズ(CS)最終ステージ最終戦。巨人の「勝ちパターン」で試合が進んだが、DeNAは五回に3連続長短打で同点に追い付き嫌な流れを断ち切った。そして九回に相手エースを攻略して競り勝った。見応えのある好ゲーム、勝者にも敗者にも拍手を送りたい。 21日に東京ドームで行われた最終ステージ最終戦。シリーズの流れは巨人にあった。DeNAに3連敗した後、2連勝。リーグ優勝によるアドバンテージの1勝を

          DeNAが「起死回生」の下剋上。セリーグ3位から日本シリーズ進出。嫌な流れが漂う中、3連続長短打で同点。九回に相手エースを攻略してCS最終ステージ突破

          1点の重みを知っている巨人は強い。「伏兵」中山選手が値千金のソロ本塁打。先発山崎投手が七回途中まで好投。大ピンチで門脇選手が好守。3勝3敗のタイに持ち込んだ

          1点の重みを知っている巨人は強い。クライマックスシリーズ(CS)最終ステージ。巨人は貧打に苦しんでいる。「伏兵」中山礼都選手が放った一発をチーム一丸で守り抜いた。先発の山崎伊織投手が七回途中まで好投した。大ピンチの場面ではショートの門脇誠選手が好守で防いだ。3連敗の土壇場からタイに持ち込んだ。シリーズ最終戦へ勢いに乗っている。 20日に東京ドームで行われた最終ステージ第5戦。DeNAが3勝と日本シリーズ進出へ王手をかけている。対する巨人は前日に勝利して2勝(セリーグ優勝のア

          1点の重みを知っている巨人は強い。「伏兵」中山選手が値千金のソロ本塁打。先発山崎投手が七回途中まで好投。大ピンチで門脇選手が好守。3勝3敗のタイに持ち込んだ

          「不思議な勝利」が巨人をよみがえらせる。CS最終ステージ。後がない土壇場で巨人がタイムリーヒットなしの4得点。ベテラン坂本選手の激走がチームに活気をもたらした

          「不思議な勝利」だった。巨人の4得点はいずれもタイムリーヒットなしのもの。クライマックスシリーズ(CS)最終ステージ第4戦。巨人は負ければ敗退という土壇場。この状況で4点を奪って競り勝った。タイムリーヒットはなくても、ベテランの坂本勇人選手の激走がチームを活気づけた。セリーグ王者の意地がある。巨人が調子を取り戻しつつある。 19日にホームの東京ドームで行われた最終ステージ第4戦。巨人はDeNAに3連敗を喫して土壇場に追い込まれていた。この試合で敗れればCS敗退が決まる。

          「不思議な勝利」が巨人をよみがえらせる。CS最終ステージ。後がない土壇場で巨人がタイムリーヒットなしの4得点。ベテラン坂本選手の激走がチームに活気をもたらした