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我が2人の自閉症児の夏の話 2023 | 世界自閉症啓発デーに寄せて
もうこのnoteでもいくつかのエピソードを書いているが、私には2人の自閉症児がいる。4人いる子どものうちの三番目(11歳・男の子)と四番目(9歳・女の子)だ。二人とも地元の支援学校に通っている。
このnoteテキストは2023年の8月に起きた話を同年9月ぐらい書き始めて、書き終わることなく、ずっと宙ぶらりんのまま半年以上放置していたもの。それを、世界自閉症啓発デーの前日である2024年4月1日の
思い込んで、楽しむ | 我が家の自閉症児は、問題ではなくアーティストである
敬愛してやまない、シルバーウッド の下河原忠道アニキが 、私がigokuを担当していた 時代にいわきにお越しいただいた際おっしゃられていた 「アングルシフト」というパンチライン/魔法の言葉は、当時も今も胸に残っています。
たびたび触れていますが、我が子の三番目と四番目の子たちは自閉症で言葉によるコミュニケーションが取れません。同じ親から生まれた自閉症の二人でも当然、障がいの程度も、こだわりも、性
医療も介護も福祉も、その先に「人」がいる | 山形訪問記2023
11/22-24と二泊三日で山形に行ってきました。景色も食も酒もどれもステキでしたが、なんといっても人と想いが本当に素晴らしかった、そしてそんな皆さんと出会えたことがサイコーでした。あぁ、素晴らしき山形でした。
旅の記録とともに振り返ってみます。
初日は寒河江市へ今回は、11//22に寒河江市の社会福祉協議主催の講演会と、翌23日に山形県在宅医療推進フォーラムでの基調講演という2つの機会を頂戴
『人生すごろく』で、人生の最期も、働き方ももっとよりよく!
どの領域も人手が足りない!医療介護福祉分野の仕事をしていま。この領域ではコロナの前からずっと「人手不足」が叫ばれていました。そして、その叫びは年々、大きく深刻になっており、これからもどんどん大きく深刻になっていきます。
が、今や人手不足の先頭バッターだった医療介護福祉だけでなく、多くの領域で人手不足が叫ばれています。そこで少し調べてみたのが、添付画像の一枚目。2022年度の福島県内での求人求
「飼うなら最後まで」を個人からコミュニティへ | 高齢者とペットの共生に向けて
この5月から保護猫を飼い始めた。
役所で数少ない仲のいい先輩が動物愛護のセクションに異動となり、保護猫の多さや実情を知ったのがきっかけだ。
市のHPに掲載されている譲渡情報を家族で見て、実際に保健所へ行き、一匹の子猫を新しい家族として迎え入れた。
うちには二人の自閉症児がいる。11歳の次男と8歳の次女だ。二人とも話すことができない。新しい家族が加わったことで、そんな彼らにも変化が見られている。
「健常者/障がい者」ではなく、「健常(状態)/障がい(状態)」と流動的にとらえる
たまに書いたり、発信したりするが、我が家には2人の自閉症児がいる。彼らはいわゆる障がい者であり、先天的な障がいだ。
仕事では、かつて「いわきの地域包括ケア igoku(いごく)」という高齢者福祉のプロジェクトを手掛けていた。福祉とは縁もゆかりもなかった、福祉の外側から、高齢者の皆さんが集まる集会所、医療介護の専門職の勉強会など現場へ直接足を運びながら、話を聞き、教えてもらい、感じ、考えたりしなが