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思い込んで、楽しむ | 我が家の自閉症児は、問題ではなくアーティストである

敬愛してやまない、シルバーウッド の下河原忠道アニキが 、私がigokuを担当していた 時代にいわきにお越しいただいた際おっしゃられていた 「アングルシフト」というパンチライン/魔法の言葉は、当時も今も胸に残っています。

igokuフェスでの一コマ



たびたび触れていますが、我が子の三番目と四番目の子たちは自閉症で言葉によるコミュニケーションが取れません。同じ親から生まれた自閉症の二人でも当然、障がいの程度も、こだわりも、性格も全く異なります。(ダカラ,ショウガイトヒトククリニスルノハチガウトオモウヨ)


左:第三子 右:第四子(リコ画伯)


四番目の末っ子むすめは、とっても活発で、かつ毎日大量にナニカを描きます。スケッチブックなんて一日一冊使い切りますw。紙がなければ、空気清浄機にも、壁にも、窓にも描きます。

(親バカですが)超ステキでしょ。

困った、困ったと問題行動だと思うのか、超ステキだと思うのか。毎日毎日繰り返され、当面の間続きそうなことなので、日々どう思っていくかで、長い目で見ると大きく違ってくるかもしれません。


我が家/我が夫婦は、問題行動のある障がい児ではなく、「リコ画伯」という一人のアーティストとして(楽しみながら)向き合っていますw。一日に20枚も30枚もわけの分からないものを描いて紙を無駄にしていると思うのではなく、画伯が描かかれたステキな作品だと思い、日々を楽しんでいます。


大量のゴミではなく、「画伯が描かれた新作がこんなに」と思い、現物もファイルに入れて保存するのはもちろん、スキャナーで取り込んで、インスタにアップしたりしています。


さらには千円程度の額を買って、その時々で気に入った画伯の絵を額装し、玄関に飾ってみたり、Tシャツにしてみちゃったり。ほーら、もうアーティストのステキな作品じゃない?


額装して玄関に飾れば、ほら、それっぽく見えませんw?


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「視点を変えてみる/面白がってみる」というのは、我が家や障がいに限った話じゃないのかもと思っています。白か黒か、正しいか間違いか、右か左か、勝ちか負けか、強者か弱者か。そんな息苦しさから解き放たれるのは、誰かや制度や社会のせいじゃなく、自分自身の「メガネ」を替えてみることかもですね。「課題だー/大変だー」ではなく、「面白いね」と思っていきましょ、ともに。


Tシャツにしてみて、ママと着てみました。


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