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2023年9月の記事一覧

エッセイ | 作家になれる人・なれない人

エッセイ | 作家になれる人・なれない人

 noteに投稿している人の中には、作家になりたいと思っている人がいることでしょう。
 企画に投稿して、なんらかの賞をとり、自分の書いた作品が書籍化されることを夢見ている人。
 あわよくば、職業作家として文を書くことによって生計を立てられることを望んだり、そこまで行かなくても現在の仕事をつづけながら、副業として文筆業に携わりたい人。

 「noteなんて仕事じゃないんだから無理して書かなくてもいい

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最強の5教科勉強法

最強の5教科勉強法

国語

①言葉を覚える。
②言葉を理解する。
③言葉を使いこなす。

社会

①用語を覚える。
②用語の意味を理解する。
③その時代を語れるようにする。

数学

①理解する。
②公式を覚える。
③問題演習を繰り返す。

理科

①理解する。
②覚える。
③問題演習を繰り返す。

英語

①英文を読む。
②英文の意味を理解する。
③何回も読む。

まとめ

勉強は「覚える」「理解する」「使いこなす

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アダムスミスの世界③ |国富論|租税原則

アダムスミスの世界③ |国富論|租税原則


はじめに | 租税四原則 財政学の教科書を覗くと、アダムスミスの租税原則が掲載されていることがある。アダムスミスは、どのような「税」を望ましいものと考えていたのだろうか?

 『国富論』第5編第2章第2節| 「社会の一般収入あるいは公共収入の財源」を読んでみよう。

https://note.com/piccolotakamura/n/nfd26b89d6da7

⚠️日本語訳は、アダム・スミス

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Adam Smith, "Of Taxes" from the Wealth of Nations

Adam Smith, "The Wealth Of Nations"

00:00 | 00:00

アダム・スミス『国富論』、「租税について」。
有名な「租税四原則」を述べた箇所の朗読。

収録できる時間が10分しかないので、少し早口で読みました。多少読み間違いもあります、ははは😃。
面倒なのでテイク・ワンで収録。
ほとんど趣味の世界、ただの自己満足😊。
一応今日も英語を勉強しました😄。

いつだって理性に従うわけじゃない | マジですかー!を訃報に使うな!

いつだって理性に従うわけじゃない | マジですかー!を訃報に使うな!

 人間は感情をおし殺し、いつも理性的に行動しているわけではない。いや、むしろ感情を爆発させているほうが人間らしいとさえ思う。

 そんなに大したことではなくても、大いに笑って喜んだり、わめきながら激怒するほうが人間らしい。
 どんな大きなことが起こっても、冷静沈着かつ無表情に、理性的に物事をテキパキと処理していくのは人間らしくない。
 誰かが亡くなっても、涙1つ流さず、粛々と葬儀に参列して弔辞を述

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哲学的考察 | SNSは「公」か「私」か?

哲学的考察 | SNSは「公」か「私」か?


(1) どんな人でも多かれ少なかれ

 まだ頭の中でまとまっていない考えなのですが、思考を整理にするために書き始めます。

 私たちは、日常生活をある規範に基づいて送っています。私たちは法治国家に生きています。基本的に法に則り行動しているわけですが、法律の専門家でもない限り、ほとんどの人は法律を熟読しながら生活しているわけではありません。

 何か不快なことがあったからといって、すぐに警察に行っ

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エッセイ | 祈りとは何だろう? | 死・不在・祈りの謎

エッセイ | 祈りとは何だろう? | 死・不在・祈りの謎

 終活について考えているわけではないけれども、最近、死について考えています。まだ暑いとはいえ、秋という季節は人をして感傷的にならしめるものです。

 死と一言でいっても、他人の死と自分の死との意味は大きく異なります。

 他人がいくら死んでも、私が生きている限り、この世はつづきます。ところが、私が死ぬということは、この世の終わりを意味します。

 人が死んだことを「いってしまった」と言いますが、私

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アダムスミスの世界② |国富論| 教育について

アダムスミスの世界② |国富論| 教育について

 『国富論』の第5編第1章「少年教育施設の経費について」(BOOK Ⅴ Of the Revenue of the Sovereign or Commonwealth, Chapter Ⅰ, Article Ⅱ Of the Expence of the Institution for the Education of Youth)[**expenceは現在とはスペリングが異なる(念のため)]とい

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アダム・スミスの手紙

アダム・スミスの手紙

 アダム・スミスがスコットランドに生まれたのは、1723年のこと。今年は生誕300年の節目の年である。

 アダム・スミスと言えば、最も有名な著作は「国富論」(諸国民の富)だが、彼の生涯の中で最も心血を注いだのは、「道徳感情論」だろう。「共感の原理」に基づく彼の哲学は今でも色褪せないどころか、輝きを増しているように思う。

 18世紀は、アメリカの独立戦争やフランス革命などの市民革命やイギリス産業

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読書 | 人新世の資本論

読書 | 人新世の資本論

ベストセラーになった斎藤幸平(著)「人新世の資本論」。
 NHKの100分de名著で資本論が紹介されたとき、指南役は斎藤幸平先生だった。
 書店に「人新世の資本論」が何冊も並んでいたとき、パラパラとめくって、テレビで見た内容とあまり変わらないような気がして買わなかった。

 まゆさんが書いた読書感想文を読み、概略も分かっていたので、そのまま読むことなく時が過ぎた。

 しかし、先日久しぶりに図

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数式なしの微積分入門(アップルパイとバームクーヘン)

数式なしの微積分入門(アップルパイとバームクーヘン)


はじめに この記事では「円の面積」がどうして
「半径 × 半径 × 円周率」になるのかということを、なるべく数式を用いで考えてみたい。
 もちろん算数なので、多少数字は登場しますが、最後まで読んでいただければ嬉しく思います。

(1) そもそも円周率とは何か?円周率というのは、
「円周の長さ÷直径」の値のことをいう。
上の図で言えば、
「青い○の長さ」を「赤い線の長さ」で割った値が円周率というこ

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