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阪神・淡路淡路大震災から29年
今年もこの日がめぐってきました。
祖母は倒壊した家の中で生きていましたが、瓦礫に火がついてしまい助けられませんでした。
自宅は棺に変わり、家具やインテリア、家族の写真や歴史、思い出は副葬品になりました。
祖母の遺体は残っておらず、わずかな遺骨が残っていました。一生懸命かき集め、拾いましたがティッシュペーパーの箱の3分の1くらいの量しかありませんでした。骨壺に入れると量の少なさが余計に目立ち、涙が
短歌の夏まつり
今X(旧Twitter)で 「短歌の夏まつり」という企画が行われています。
2023年8月19日(土)まで、ハッシュタグ 「#短歌の夏」をつけてポストすれば選評がいただけてネプリにも掲載していただけるというありがたい企画です。
わたしも日々「うたの日」に投稿している短歌の中から、夏をテーマにした短歌を投稿させていただきました。
興味のある方、締め切りが近いですがぜひ。
地下鉄サリン事件実行犯・豊田亨元死刑囚とわたしの小さな接点
今から5年前の2018年7月26日、世間を震撼させた地下鉄サリン事件の死刑囚の死刑が執行された。
その時執行された豊田亨元死刑囚は、私の高校の卒業生で、私の高校時代の体育教師の息子だった。
父親である体育教師からのいじめわたしは高校時代アトピーが本当にひどくて、いつも顔は赤く腫れ上がり、制服のブラウスや体操服の首もとにはいつもかきむしった血がついているような状況だった。
その体育教師は、わたしの
LGBTQ+とわたし
わたしの性自認ようやくLGBTQ+という「言葉」が世間に広まってきたように思う。考え方や捉え方がどうかは別の話だが。
わたしは女性として生まれた。
しかし性自認は「女性ではない。でも、男性になりたいわけではない」というものだ。性の対象は男性なので何とも厄介である。
自分が何者なのか、答えが見つからない。なので、どこに悩みを相談していいのか全くわからない。
幼少時に着せられるフリルのついたワン
痩せないと意味がない
下の記事にも書いたのだが、わたしは結婚すると約束したひとを自殺という形で失っていた。
それでも、まだ誰かを好きになることや家庭を持つことを諦めきれていなかった頃である。
妹が結婚することになった。
嬉しかった。しあわせになって欲しいとこころから願った。
と同時に、身体がちぎれそうなくらい羨ましいと思った。わたしが手に入れたいのに入れられないものを妹は手に入れたのだ。次にわたしのこころを支配した