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蝉時雨 降り注ぐ森を歩く朝
昨日は久しぶりにウォーキングの時間がとれたので、30分ほど朝散歩をしてきました。
イヤホンでVoicyを聴きながら、近所の少し大きめの公園まで行って森の中を歩いていると、イヤホン越しに蝉の声が聞こえてきました。
シャワ シャワ シャワ シャワ シャワ・・・
「蝉時雨」という美しい日本語がありますが、まさにその言葉がぴったりでした。
ハッとして見上げると、木々の間から太陽の光が射してきらきら
「派遣社員になるのが恥ずかしい」と彼女は言った
これは以前、私が転職相談の面談をさせていただいた女性の言葉です。
私が面談の中で、「時短勤務での転職はそれなりにハードルが高いので、正社員だけでなく派遣社員なども、働き方を優先する一時期だけ選択肢として考えるのもありですよ」とお伝えした時に返ってきた言葉です。
本当に、困惑している、という表情をされていました。
私は時々、こうして仕事と家庭の両立に苦しむワーママさんの相談を受けます。
もしく
『さみしい夜にはペンを持て』に学ぶ、悩みの扱い方
娘が思春期になったら読んでほしいなぁ、だから本棚の目立つところに置こう、と思っている本がある。
『さみしい夜にはペンを持て』(古賀史健・著)という本だ。
10代の子も、主人公の悩み多き中学生タコジローに自分を重ねて読みやすいだろうし、大人も読むと日記が書きたくなる、書くことの大切さを教えてくれる素敵な小説だ。
その中で、ヤドカリのおじさんがタコジローに「悩みごとをふたつに分けて考える」という
キャリアアドバイザーが『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んで考えた転職の正解
話題の『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆著)を読んだ。
この問いへの解として、読書はノイズ(他者や歴史や社会の文脈)が多いから、というのが著者の主張だ。単に長時間労働という時間の問題だけでなく(実際に働き方改革も進んでいる)、ノイズを受け取れない余裕のなさ、つまり仕事以外の文脈を取り入れる余裕がない社会の問題であると主張している。そして、その解決策として、仕事に全身全霊をかけるので