細田理菜@キャリアアドバイザー

細田理菜@キャリアアドバイザー

最近の記事

「レースから降りたい」と思ったら

ネガティブモードの日、何もかも嫌になって、頭に浮かぶ言葉がある。 「レースから降りたい」 レース。一体何の? 例えば、成果を出し続けなければいけないこと。 そのために、成長し続けなければいけないこと。 年相応に稼ぎ、良しとされる社会生活を送ること。 足りない何かを補うため、手に入れるために追いかける、レース。 参加したくないレースを走らされている、という感覚。 そういえば、最近はそう思うことが減った。 定期的にネガティブモードになるので手帳に記録していたのだが、月1

    • 成功とは、日々繰り返される小さな努力の集合体である

      4か月にわたる「習慣化の学校」のプログラムが終了した。 最終日、瞑想アプリで「今日の言葉」として出てきたのがこの名言である。 あまりにも、その日の自分に向けられた言葉のように感じて泣きそうになった。 4か月間、毎日毎日、日記を書き仲間とコーチからフィードバックをもらってきた。 人生でこんなにもインプットとアウトプットを繰り返した濃密な時間は無かったと思う。 やりきることができたのは、環境のおかげであるのは間違いない。 お金と時間を投下して、やらざるを得ない環境に身を置いた

      • 「白って200色あんねん」から考える色鉛筆と語彙力

        最近、新サービスのHPやロゴを会社メンバーで考えていたとき、色見本を見て思い出したのが冒頭のアンミカさんの名言だ。 面白い言葉として取り上げられることが多いけど、実は気づかされる事の多い言葉だとも思う。 確かに、例えば緑という色ひとつとっても、ざっと調べただけでたくさんの緑があることがわかる。 中緑、翠色、青柳、柳色、山葵色、花萌葱、深碧、若葉色、、 色の名前もそれぞれ素敵。私が調べたサイトでは「緑って83色あんねん」ということだった。 私たちも、「こっちの緑よりこっち

        • 4時起き朝活を1年続けてきて得たもの

          昨年5月末から早起きして朝活をするようになった。冬は寒くて暗い中でも続けたし、旅行や帰省でリズムが狂うこともあったけど基本的には数日で戻せた。 どうやって早起きを習慣化したのかは以前の記事で詳しく書いたので興味がある人はそちらをどうぞ。 この4時起き生活で私が得たもの。 それは、幸福感、自分だけの時間、健康的な運動習慣、ゆっくり読書ができる喜び、自由と自信、いろんな言い方ができるし、いくらでも挙げられる。 が、たった一つに集約するならば、「コントロール感」だと思う。 「

        「レースから降りたい」と思ったら

          成功とは、他人のために自分のやりたいことをやることだ

          これは、以前私が出会って衝撃を受け、以来大事にしている言葉です。 自己啓発書やビジネス本を読むと、「成功するには~」「成功者は~」と成功の秘訣が書かれていますが、私はずっとこの「成功」という言葉に違和感がありました。 どこか「富と名声を手に入れる」感がある気がしてしまうのです。 私はそういう類の本を読むのが好きですが、それはお金持ちや有名になりたいからではなく、よりよく生きるためのエッセンスが知りたくて読んでいるところがあります。 どうすればもっと自分らしく生きられるか?

          成功とは、他人のために自分のやりたいことをやることだ

          20代の私を成仏させる

          昨日、用があって聖蹟桜ヶ丘に行った。 1年半前に再び東京に引っ越してきてから、住んでいるエリアが遠いのもあり郊外にはあまり行くことがない。 聖蹟桜ヶ丘は独身の頃、東京の郊外に住んでいたとき以来、おそらく10年ぶりくらいに訪れた。 行くまではそのことに何の感慨も無かったのだけど、聖蹟桜ヶ丘の駅に降り立った瞬間、なんとも言えない気持ちになって怯んだ。 「郊外」とごまかしたが、昔住んでいたのは多摩地域だ。 新卒で入った会社がその辺だったから。 そしてその数年間は、正直言って私の

          苔のように生きる

          最近、苔テラリウムのワークショップに参加した。 小さなグリーンで自分だけの箱庭を作ることに実はずっと興味があったのだ。 ワークショップの冒頭では、講師の方が簡単に苔について教えてくれる座学の時間があり、そこで聞いた苔の生態に興味を持った。 ・苔は根を持たない ・維管束も持たない ・だから葉っぱの部分で水を吸収する ・苔は胞子で増える ・もしくは新芽が出てクローンで増える 苔は、高等植物のように乾燥した土地では深く地中に根を張って水を得る、というような進化をしてこなかった。

          余白~6月は勝手に連休を作ろう月間~

          思い返せばいつも人生を変えてきたのは、1冊の本だった。 ここ数年の自分の変化の源流を作ったのは、尾石晴さんの『ワーママはるのライフシフト習慣術』という本だと言える。 なんという知識量とアウトプットの精度!と衝撃を受け、はるさんの話が聞きたくてVoicyを聞くようになり、他のパーソナリティさんからも刺激を受けて世界が広がり、転職したり資格を取ったりして、今に至る(絶賛変化中) 4時起きの朝活生活が続いているのも、1年前に『人生を変えるモーニングメソッド』(ハル・エルロッド著

          余白~6月は勝手に連休を作ろう月間~

          幸せは目指すものではなく気づくもの

          最近、一人で瞑想できるようになりたいと思い、オススメされて「Meditopia」という瞑想アプリを使い始めました。 コンテンツの1つで名言が表示されるのも好きなポイントです。 昨日はこんな言葉が紹介されていました。 「幸せになりたい」というのは、人間の根源的な欲求であり人生の普遍的な目的です。 だから、幸せは目指すものであり、人生という旅の行き先であるとも思います。 でも、目的を達成するまで幸せを感じられないか?というと、そんなことはないと思うのです。 「幸せな人生だったな

          幸せは目指すものではなく気づくもの

          夜明け前が一番暗い

          「夜明け前が一番暗い」 私が辛かったとき、たまたまSNSで見かけて救われた言葉です。 仕事で成果が出なくて自己否定を繰り返し、これいつまで続くんだろう?と先が見えなかったとき。 そうか、今は夜だから先が見えないのか。 夜明け前、夜が一番深くなる時間。 永遠に闇が続くように思われるけど、実はあと少しで、夜明けかもしれない。 陳腐な表現になってしまうけど、明けない夜はないのだから。 「明けない夜はない」 その言葉もその意味も知ってはいても、 自分が暗闇の真っただ中にいるとき

          成功のプロセスとは、水の入ったグラスに塩を入れていくようなものである

          ※本稿は、弊社にご登録いただいている方向けに5月にお送りしたメルマガの文章を掲載しています。 こんにちは。 株式会社nameでキャリアアドバイザーをしています、細田理菜です。 タイトルの言葉は、 なんだか最近うまくいかないなぁ… そう思っている方に届けたい言葉です。 解説は後ほどお伝えするので ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。 「5月病」という言葉がありますが、 新しい生活や仕事で気を張っていた4月が過ぎ、 5月の連休が明けてもなんだか気が重い、やる気が出ない

          成功のプロセスとは、水の入ったグラスに塩を入れていくようなものである

          自称・全国朝寝坊連絡協議会会長の私が4時起きを継続できている理由

          こんにちは、あるいはおはようございます。 朝活をしたくて何度も挫折してきた私がここ5か月ほど早起きが継続できている理由について今日はお伝えしたいと思います。 そもそも朝型なんでしょ?と思われるかもしれませんが、いえいえ、早起きは子供の頃から大の苦手でした。 社会人になってからも20代の頃は何度も寝坊で遅刻していますし(恥ずかしい…)、朝早い日は寝坊が怖くていい歳して父親(4時起きおじさん)に電話で起こしてもらう、なんてことも。。 そんな私が30代後半になってなぜ早起きがで

          自称・全国朝寝坊連絡協議会会長の私が4時起きを継続できている理由

          ベンチャーは向いていないと思っていた私が大企業から社員3人の会社に入社した理由

          はじめまして!株式会社nameのキャリアアドバイザー細田です。 会社のHPリンク まずは私のnoteを開いていただきありがとうございます! 少し長いですが、読んでいただけると嬉しいです! 自己紹介まずは私の簡単な経歴からご紹介します。 昭和の終わりに高知の田舎に産まれる 2009年 大学を卒業して新卒で農業ベンチャーに入社 2014年 農業ベンチャー退職、派遣社員として事務を半年 2015年 株式会社リクルートキャリア(現リクルート)に入社 2018年 出産、産休、育休 2

          ベンチャーは向いていないと思っていた私が大企業から社員3人の会社に入社した理由