細田理菜@キャリアアドバイザー

株式会社nameでキャリアアドバイザーをしています。 読書やVoicyなどのインプット…

細田理菜@キャリアアドバイザー

株式会社nameでキャリアアドバイザーをしています。 読書やVoicyなどのインプットから得たことを主に書いています。 朝活や習慣化など、よりよく生きるヒントを届けたい。 発信は個人の見解です。

最近の記事

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4時起き朝活を1年続けてきて得たもの

昨年5月末から早起きして朝活をするようになった。冬は寒くて暗い中でも続けたし、旅行や帰省でリズムが狂うこともあったけど基本的には数日で戻せた。 どうやって早起きを習慣化したのかは以前の記事で詳しく書いたので興味がある人はそちらをどうぞ。 この4時起き生活で私が得たもの。 それは、幸福感、自分だけの時間、健康的な運動習慣、ゆっくり読書ができる喜び、自由と自信、いろんな言い方ができるし、いくらでも挙げられる。 が、たった一つに集約するならば、「コントロール感」だと思う。 「

    • 「派遣社員になるのが恥ずかしい」と彼女は言った

      これは以前、私が転職相談の面談をさせていただいた女性の言葉です。 私が面談の中で、「時短勤務での転職はそれなりにハードルが高いので、正社員だけでなく派遣社員なども、働き方を優先する一時期だけ選択肢として考えるのもありですよ」とお伝えした時に返ってきた言葉です。 本当に、困惑している、という表情をされていました。 私は時々、こうして仕事と家庭の両立に苦しむワーママさんの相談を受けます。 もしくは、出産前や育休中でも、これまでの働き方では両立は無理なので転職したい、という方

      • 1億年ぶりに夫が早く帰ってきた話

        夫は、「今日は早く帰る」があてならないオブザイヤーを毎年受賞している(私から) 今年も半年が過ぎたところで既に有力候補としてノミネートされているが、 先日、本当に早く帰ってきた。 いつもは私と娘が寝た後、何時に帰ってきているのかわからないが、その日は娘が起きているうちに帰宅した。 娘は喜んでその日のトピックスをマシンガントークで夫にしゃべり続け、学童で作った折り紙やその日頑張った宿題を見せ、満足して眠った。 家に大人がもうひとりいるだけで、子供から私に向けられる矢印が半

        • 『さみしい夜にはペンを持て』に学ぶ、悩みの扱い方

          娘が思春期になったら読んでほしいなぁ、だから本棚の目立つところに置こう、と思っている本がある。 『さみしい夜にはペンを持て』(古賀史健・著)という本だ。 10代の子も、主人公の悩み多き中学生タコジローに自分を重ねて読みやすいだろうし、大人も読むと日記が書きたくなる、書くことの大切さを教えてくれる素敵な小説だ。 その中で、ヤドカリのおじさんがタコジローに「悩みごとをふたつに分けて考える」という話をする場面がある。 おじさんの話がやさしくてわかりやすいので切るところが難し

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        4時起き朝活を1年続けてきて得たもの

          見通しを持ちたい小1の娘に手帳を見せた話

          娘は心配性なところがある。 持って生まれた気質なのか、私の育て方がどこかでそうなってしまっていたのか、失敗を恐れる傾向も強い。 失敗して怒られるのが嫌とか、失敗して何か不利益をこうむりたくないという気持ちがあって、その不快感を避けるため、予定を確認したがる。 娘なりに、見通しを持ちたいのだと思う。 例えば、明日の天気や給食メニューなどは毎日私に確認してくる。 少々面倒だと思うこともあるが、娘はそれで準備ができて安心して眠れて翌日も安心して出かけられる。 6歳にして自分のツ

          見通しを持ちたい小1の娘に手帳を見せた話

          人は自分のためだけには頑張れない

          私はいつも自分のことばかり考えている、という自覚がある。 そんな私が、会社のメンバーが体調不良でその日の面談予定どうしようか?となったとき、たまたまその時間が空いていたので「面談代わります」と申し出た。 会社としての損失を防ぎ、カスタマーさんに迷惑をかけないために当然のことで、これまでもそうしてきた。 いつものことではある、が、そのとき、あることに気づいた。 なんかちょっと、いつもよりやる気出てる感じするわ。 なぜか? その仕事の意味付けが変わったからだ。 ひとつは

          人は自分のためだけには頑張れない

          3か月前と今のあなたは別人である

          人間の身体は3か月で細胞が入れ替わるそうだ。 例えば、筋トレやダイエットの成果がすぐに出なくても、そこで諦めず、まずは3か月続けてみる方がいい。 運動や食事の習慣を見直したのであれば、その恩恵は3か月後から現れ始める、くらいに考えるのがちょうどいいということだ。 3か月前の運動や食事習慣が今の私を作っている。 これは、以前妊活をしていた時にも、そういえば学んだことだった。 生活習慣を見直し、ストレスを減らし、その結果、質のいい卵子になるのは3か月後だと。 今すぐにでも妊娠し

          3か月前と今のあなたは別人である

          人生を燃やす「悩み」という薪

          大なり小なり皆持っている悩み。 これを健全に持ち続け、解決するにはどうすればいいのか?と探究していくことは、学びと日々の工夫を生み、悩みを持つ前よりも人を成長させる。 私たちは悩むために産まれてきた。と言ってもいいくらい悩みは尽きない。 安寧に過ごしたいと望みながら、だからこそ、それが叶わぬと悩みが生まれる。 私の日々のインプットも、もちろん知的好奇心もあるが、やはり悩みの解消のためだ。 どうすればもっと心地よく暮らし働けるのだろう? どうすればもっとこれができるようにな

          人生を燃やす「悩み」という薪

          今日用があることが幸せ

          本当は昨日noteを更新したかったができなかった。 我々は何かと忙しい。 家族が家にいる土日の方がむしろ忙しいのではないかと思う。 だから私はときどき家族が起きてくる前に家を出る。 朝早くから開いているカフェに行って、モーニングを食べて、手帳を書いたり読書をしたりする。 これらは全て家でもできる。その方が安い。が、家では落ち着いて一人の時間が持てないのだ。 「ママとパンケーキ作りたい」 はいはい。 「ミロ作って~」 はーい。 「お着換えするから見てて」 ・・・え? 「一緒

          キャリアアドバイザーが『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んで考えた転職の正解

          話題の『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆著)を読んだ。 この問いへの解として、読書はノイズ(他者や歴史や社会の文脈)が多いから、というのが著者の主張だ。単に長時間労働という時間の問題だけでなく(実際に働き方改革も進んでいる)、ノイズを受け取れない余裕のなさ、つまり仕事以外の文脈を取り入れる余裕がない社会の問題であると主張している。そして、その解決策として、仕事に全身全霊をかけるのではなく、半身で働こう、というのが著者の提言だ。 読書好きの著者ですら、就職して

          キャリアアドバイザーが『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んで考えた転職の正解

          やりたいことは探すものでも見つけるものでもなく、気づくもの

          今日、7月10日はフランスの文豪マルセル・プルーストの誕生日だそうだ。 彼の残した名言を一つ紹介する。 自分が真にやりたいことは何だろう?と、人に会いまくったりインドに行ってみたり、自分の「外」に探しに行くことも間違ってはいない。 しかし、本当にやりたいことに気づくには、「外」で得た刺激や学びをどう自分の「内」に取り入れ解釈するか?が大事なのだ。 そう、マルセルの言うように、「外」で学んで得た新しい目で「内」を見てみると、過去の意味付けや今目の前で起きていることへの解釈

          やりたいことは探すものでも見つけるものでもなく、気づくもの

          人生はBとDの間のCである

          人の一生は「Birth(誕生)」から「Death(死)」の間の「Choice(選択)」で決まる、という哲学者サルトルの言葉。 上手いこと言うなぁ、サルトル。 確かに、生まれ方も死に方も選べないけど、生き方は選べる。 人生は選択の連続。どのように生きるかは自分で選ぶことができる。自分の選択次第で人生は変えられる。 そう、「変える」も「Change」でCなのだ。 他にも、Cから始まる、人生に大切な言葉達を思いついたので書いてみる。 ・Chance(機会) ・Challenge

          一回も笑わない日はクソだ

          タイトル、少々お口が悪くてごめんなさい。 これは私が学生の頃に尊敬する先輩(男性)が言っていた言葉です。 笑顔が爽やかで、そういえば確かにいつも笑っている人でした。 もうずっと会っていないけれど、今日も先輩はどこかで笑っているのかな。 喜劇王・チャップリンも同じようなことを言っています。 というか先輩、チャップリンの受け売りじゃないか。 一説によると、子供は1日平均300回笑いますが、大人は17回、70歳以上になると2回しか笑わなくなるそうです。 今こんな記事を書いてい

          一回も笑わない日はクソだ

          目と耳で聴く

          私は普段、人の話をよく聴く仕事をしている。正直言ってとても難しい。 キャリアコンサルタントの資格を取り、傾聴に関する本を読んでも、「できている」感覚はあまりない。 以前、『LISTEN』という本を読んだとき、このような一説があった。 もうひとつ、感銘を受けた文章を引用する。 確かに耳は聞こうとしなくても音が聞こえる。ある種、受動的な機能だ。でも、人の話を「聴く」のは、もっと能動的で身体ごと傾けて「聴く」ことだ。 子どもや家族に対しては、ついつい生返事をしたり、スマホを触り

          「レースから降りたい」と思ったら

          ネガティブモードの日、何もかも嫌になって、頭に浮かぶ言葉がある。 「レースから降りたい」 レース。一体何の? 例えば、成果を出し続けなければいけないこと。 そのために、成長し続けなければいけないこと。 年相応に稼ぎ、良しとされる社会生活を送ること。 足りない何かを補うため、手に入れるために追いかける、レース。 参加したくないレースを走らされている、という感覚。 そういえば、最近はそう思うことが減った。 定期的にネガティブモードになるので手帳に記録していたのだが、月1

          「レースから降りたい」と思ったら

          成功とは、日々繰り返される小さな努力の集合体である

          4か月にわたる「習慣化の学校」のプログラムが終了した。 最終日、瞑想アプリで「今日の言葉」として出てきたのがこの名言である。 あまりにも、その日の自分に向けられた言葉のように感じて泣きそうになった。 4か月間、毎日毎日、日記を書き仲間とコーチからフィードバックをもらってきた。 人生でこんなにもインプットとアウトプットを繰り返した濃密な時間は無かったと思う。 やりきることができたのは、環境のおかげであるのは間違いない。 お金と時間を投下して、やらざるを得ない環境に身を置いた

          成功とは、日々繰り返される小さな努力の集合体である