見出し画像

人生を燃やす「悩み」という薪

人には燃えることが重要だ。
燃えるためには薪が必要である。
薪は悩みである。
悩みが人を成長させる。

松下幸之助

大なり小なり皆持っている悩み。
これを健全に持ち続け、解決するにはどうすればいいのか?と探究していくことは、学びと日々の工夫を生み、悩みを持つ前よりも人を成長させる。

私たちは悩むために産まれてきた。と言ってもいいくらい悩みは尽きない。
安寧に過ごしたいと望みながら、だからこそ、それが叶わぬと悩みが生まれる。

私の日々のインプットも、もちろん知的好奇心もあるが、やはり悩みの解消のためだ。
どうすればもっと心地よく暮らし働けるのだろう?
どうすればもっとこれができるようになるのだろう?

「悩み」という言葉が持つネガティブなイメージ、ぐるぐると思い悩む感じは、松下幸之助が言わんとすることとは少し違う気もする。
「悩み」は、自己の否定ではなく、健全な向上心の結果、生まれるもの。
「快」を得るために悩みを生み出しとらわれ「不快」になるのは本末転倒なのである。

悩みは、その時その人に与えられたテーマなのだ。
よりよく生きるための人生のテーマをもらったと思って探究しよう。
その探究の軌跡が、同じように悩む誰かをきっと救うことになる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?