ずっとわからなかった「自己否定しない振り返り」のやり方
私は手帳や朝活、習慣化などに興味があるので、関連する本を読んだりVoicyを聴いたりすることが多いです。
その中でよく言われるのが「自己否定せずに健全に振り返りをしましょう」という話です。
でもこれが、ずっとできなくて、というかやり方がわかりませんでした。
一日を振り返る。良かったこと、悪かったこと、次はどうするか?
そうやって考えていると、どうしても自己否定になってしまうのです。
「あー、うまくできなかった。本当はこうしたいのに」
「また先延ばししてしまった。どうしていつもこうなんだろう」
「こんなことができないなんて、なんて私はダメなんだろう・・・」
このときにフォーカスを当てていたのは、「私」です。
自分の振り返りだから、そりゃそうなんだけど、決めたことややりたいことができなかったのは「私の能力」や「私の性格」の問題だと思っていたんです。
でも、最近それは違うんだなということがわかりました。
振り返る際にフォーカスを当てるのは、「行動」なのです。
つまり、何かうまくいかなかったとしても、それは「行動=やり方」が悪かっただけで、「私=存在」を否定する必要はない、ということです。
うまくいかなかったのであれば、次は私の能力や性格に合った「やり方」はどれなのか?試してみればいい。
「失敗」ではなく、実験の結果が得られたと思って、次また違う方法で実験してみよう、と思えるのです。
最近読んだ『先送り0』という本にも、似たようなことが書かれていました。
存在のレベルでは、誰もが常に満点。
掲げる理想に届いていないからと言って、自己否定する必要はないのです。
この本の中では、そういった理想からの逆算式のタスク管理や目標達成術ではなく、常に「今、現在」にフォーカスを当てたタスクシュートという時間術が紹介されていて、その根底にある思想にとても共感したので、それはまた別記事で書きたいと思います。
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