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【読書コラム】フジテレビがどこよりも誠実で、ジャーナリズム精神にあふれていた頃の気概をいまこそ思い出そう - 『放送禁止歌』森達也(著)
いまじゃ、すっかり高齢化社会の象徴となったフジテレビ。年寄りが保身のために隠蔽を積み重ねる様はあまりに醜く、あとは朽ちていくだけなのをみんなわかっているにもかかわらず、本人たちだけがまだ死んだということをわかっていない有り様。 この期に及んで権力を手放そうとしない日枝久は昔話に出てくる罰当たりなおじいさんそのもので、その惨めさは見るに耐えないレベルまで達しているけれど、かつてのフジテレビはそうじゃなかった。なんなら、どこよりもタブーに切り込んでいく溌剌とした若きクリエイ
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書籍レビュー『FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学』J・ナヴァロ、M・カーリング(2010)大脳辺縁系はウソをつけない
【約2100字/5.5分で読めます】 「スパイキャッチャー」 「人間ウソ発見器」の 異名を持つ著者本書は FBI 捜査官の経験を持つ著者が書いた「しぐさ」からわかる心理学の本です。 もちろん、一つのしぐさからわかることは限られており、前後関係がとても大事だと書かれています。 また、プロである著者の感覚から言っても、人のウソを見抜くのは、並大抵のことではないとのことです。 一つのしぐさから、その人のことを断定してはいけないと、この本でも何度も注意喚起されています。 な
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