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#読書感想文

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急上昇の記事一覧

『会って、話すこと。』について ②気になる文字のこと

田中泰延さんの著書『読みたいことを、書けばいい。』(以下『読み書け』)と『会って、話すこと。』(以下『会って話す』)は、2冊あわせて読むべきだ。両書の繋がりを示す仕掛けが随所にある。それを見つけるのが楽しい。 似たところを探すのも楽しいが、違いを確認することも大事だ。もしかしたら、表紙が違うだけで中身は同じ本かもしれない。 前回とは違う角度で、2冊の本を比較してみる。 言霊。  用いられている文字には、潜在的に著作時の精神世界があらわれている可能性がある。そこで、キー

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毎日読書メモ(231)『たゆたえども沈まず』(原田マハ)

父の本棚に、原田マハの本が沢山あったので、未読のものをぼちぼち読もうかな、と思っている。まずは『たゆたえども沈まず』(幻冬舎、現在は幻冬舎文庫)を読んでみた。フィンセント・ファン・ゴッホ、弟のテオドルス・ファン・ゴッホ、日本人美術商林忠正、林の仕事を手伝う加納重吉(シゲ・カノウ)、4人の物語。そして嗚呼、『リーチ先生』(集英社文庫)の亀乃介同様、加納重吉もまた、架空の人物なんだけれど、物語の中心にいて、物語の狂言回しをする。勿論、これは小説だから、架空の人物が出てきて物語を進

あなたの愛人の名前はを読んだ

 つい先日、初めて島本理生さんへファンレターを書いた。もうニ十冊以上は彼女の書いた小説を読んでいるのに、まだ感想を伝えていなかったなんて嘘みたいな話である。 初めて自分の書いた小説にコメントがついたときの感動は生涯忘れられない。とっても嬉しかった。再び物語を紡いでいく原動力になるのだから、好きな作家さんなら感想は絶対に伝えるべきである。  ふと、立ち止まって眺めてしまうような文章の表現がある。 「六月の、点滴のように間断なく雨が滴る晩だった」(P68)という言葉は本当に

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サブカル大蔵経930若月俊一『村で病気とたたかう』(岩波新書)

どうして昔の岩波新書は面白すぎるのか。著者なのか編集者なのか。今よりも枠にとらわれていないような。それでいて品があるというか。中野美代子「中国の妖怪』、椎名誠『活字のサーカス』など…。 私がこの山の中に赴任するには訳があった。実はその前年の昭和19年のまる1年間、私は治安維持法違反のかどで、東京の目白署に拘禁されていたのである。p.3 いきなり不穏なプロローグ。病気とたたかうのではなく、もろ全共闘的な…。 次々と現れる敵と難題に対応し、そのスケールは寒村の一病院から世界

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読書を通じて内面が変化する喜び

今は3冊の本を同時に読み進めています。 宇能鴻一郎「姫君を喰う話」、続いて丸谷才一「文章読本」、「世界の名酒事典 2008-09年版」。 前2つは自分で買った本、名酒時点はバイト先の休憩所にある本。 1冊目の小説は目の前にありありと情景が浮かぶ表現力が抜きんでています。しかも愛しい姫君を食べてしまった侍やら、巨大鯨に挑む鯨漁師などの際立った人が何を考えるのか、その周りに何があるのかの描写なので読むだけで世界が広がるような感じがします。 2冊目の文章読本は、1980年に初版

8.人生の教養が身につく名言集

こんばんは、やんです。 今日は、最近読んだ『人生の教養が身につく名言集』 という本について書いてみます。 本書を読んだ目的 これまで本当に自分の興味のある趣味関係や化学者としての専門知識に偏った知識しか身につけてこなかったので、自身の人間としての幅を広げるべく過去の賢人の名言から教養のエッセンスを学べればと思い読むことにしました。 本書を読んでの感想 内容はライフネット生命の社長である出口氏が、過去の偉人たちの名言を自分の考えや人生経験とリンクさせて紹介していくという内

地域発で、共生共助のモデルケースを作る(新井和宏、高橋博之『共感資本社会を生きる〜共感が「お金」になる時代の新しい生き方〜』を読んで)

お金とは何か? そんな問いを投げ掛けられたら、どう答えるだろうか。 子どもの頃だったか、社会の授業でお金の歴史について学んだ。かつては物々交換だったけれど、物同士のやり取りは不便が多い。保管性の低さ、重くて扱いづらい、等価交換に至りづらい等々……。 お金そのものには価値がないけれど、「みんなが使うもの」という信用が加わることで、誰でもフラットにお金を扱えるようになる。お金には「色」がない。クレジットカードには審査が入るけれど、お金は、使用者の信用レベルには無頓着だ。僕の

超ハードルを上げて読書してみた(原宏一「床下仙人」)

この本を手に取ったきっかけ帯です。 「これを『面白くない。』というならば、もうおすすめする本はありません!」という強気な推薦文。そして、それに対する道重さゆみちゃん(個人的に大好き💛)のそれでも「無事に面白かったー!!」という言葉に惹かれ、それなら読んでみようと手に取りました。 超ハードル上がってるけど大丈夫だろうな?!とドキドキしつつ。 内容「家の中に変な男が棲んでるのよ!」念願のマイホームに入居して早々、妻が訴えた。そんなバカな。仕事、仕事でほとんど家にいないおれに

「雑談力」のページを閉じて

2022/1/26 読書記録no.69「雑談力」昨日、この本を読み終わりました。 雑談をする上で、ダメなパターンと良いパターンを並べて比較してくれているので、とても分かりやすかったです。 雑談、好きか嫌いかで言うと、嫌い寄りですが、得意不得意だったは、どちらかと言うと「得意寄り」になるんではないと本を読んでいて感じました。掲載されていた、良いパターンを実践していることが多いな〜と思ったからです。 極力、嫌いなので雑談をする場を作らないようにしたいですが…。笑 今日は、こ

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#19 「佐々木俊尚」氏の「読む力 最新スキル大全」音声レビュー

※ 以下、音声配信(↑↑↑)のトランスクリプト(文字起こしコンテンツ)です。 とにかく明るいしくじり先生やまけんがお届けする【人生後半戦のハーフタイム】にようこそ。 これまで、音声配信の一大イベントをすると言って、色々と騒いできました。 その中で、いま現在交渉中で、その交渉がもうすぐ決まりそうだという方がいます。本当は公開してはいけないのかもしれないのですが、そんな中からお一人皆さんにご紹介をしたい方がいらっしゃいます。 佐々木俊尚さんという方で、この方はジャーナリス