本好き次女がハリポタを読めなかった本当の理由と、「子どもと本」に関する私の小さな気づき
私は『ハリー・ポッター』シリーズが大好きです。
映画はもちろんですが、小説のほうは新作が1~2年ごとのペースで刊行されていた20代の頃に夢中になり、最終巻の7巻下巻は徹夜で読破。児童書とは思えない濃厚な人間ドラマと、ミステリーとしての見事な伏線回収に感動して涙したのを覚えています。
あの頃、仕事や人間関係に疲れ切り、大好きだった読書すらできなくなっていた私は、友人に勧められた『ハリー・ポッターと賢者の石』を、「騙されたと思って、本当に気軽に」めくってみたことで、ま