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余命ゼロの姉、スローな調停で子に会えず、無念死。

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私の姉・梨花子は、闘病中に一人娘と引き離され、夫に対して面会交流を申し立てたが、遅々として進まない調停に涙し、無念のまま40代で亡くなった。余命がゼロになっても1人で裁判所へ出向…
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記事一覧

【姉の無念死】【子の人権】ドラマ『海のはじまり』を観て、姉が最後に娘へ伝えたかっ…

 ――今年が終わる前に、書いておきたかったこと。  2024年7月から9月にかけて、フジテレ…

涼原永美
9日前
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【共同親権】子どもだって「愛したい」んじゃないかな…と思った話

   共同親権について、基本的には賛成です。  私は、子どもに対して何も悪いことをしていな…

涼原永美
5か月前
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〈手記1〉余命ゼロの姉、スローな調停で子に会えず、無念死[前編]

※数字や名前は架空のものが混在していますが、ほぼ実話です   ※親権問題について考える前…

涼原永美
1年前
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〈手記2〉余命ゼロの姉、スローな調停で子に会えず、無念死[後編]

※数字や名前は架空のものが混在していますが、ほぼ実話です。    前編からのつづきです。前…

涼原永美
1年前
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〈手記3〉余命ゼロの姉と調停と、こども家庭庁の発足[前編]

 興味を持ってくださり、ありがとうございます。  この前段階の話は、よろしければこちらか…

涼原永美
1年前
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〈手記4〉余命ゼロの姉と調停と、こども家庭庁の発足[後編]

 つづきです。前編はこちらからどうぞ。 〈手記3〉余命ゼロの姉と調停と、こども家庭庁の発…

涼原永美
1年前
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【子の連れ去り】話を聞いた夫が想像だけで涙目…当事者があり得ない困難に見舞われる理由

    今年も残りわずか。年末年始になると、普段なかなか会えない人に会える人も多いだろう。けれどその反面、会えない人との距離を強く感じ、ますます遠ざかる不安に苛まれる人もいると思う。たとえば子どもと離れて暮らす親、もっと言えばーー会わせてもらえない親だ。 ・「子の連れ去り」について夫に説明したくなったわけ  この時期になるといつも、面会交流の調停を行っている最中に40代で病死した姉のことを思い出す。数年前の出来事だ。  年末年始や大型連休は、家庭裁判所や弁護士事務所などの

【共同親権】そろそろ本質の話がしたい―大人が大人にならなければ子の痛みはどんな制…

  ――親権以前の問題はどうするのだろう、と思うことがある。  いま、離婚後に共同親権を…

涼原永美
8か月前
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【片親疎外】が尚早なら【片親誹謗】【片親悪口】でいいから子どもの傷として可視化し…

   いま、確かにそこにある問題として、ほかの心の傷や問題と同じように、「見える化」して…

涼原永美
8か月前
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