大純はる

歴史、小説、音楽、サッカーが好き。 室町時代の歴史小説等を書いてます。 村上春樹、司馬…

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歴史、小説、音楽、サッカーが好き。 室町時代の歴史小説等を書いてます。 村上春樹、司馬遼太郎、稲垣足穂、仁木英之、伊東潤、小川哲、今村夏子、村田沙耶香。 Eminem、Coldplay、R.E.M、U2、New Order、川本真琴。 ヴィッセル神戸、奈良クラブサポーター。

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  • 【歴史小説】流れぬ彗星 第一部 明応政変偏 全12話+付録

    「あるべきものを、あるべき場所へ戻す」……管領家の嫡男・畠山次郎は、目の前で切腹し果てた父・政長の無念を晴らし、流浪の主君・足利義材を救うため、強大な魔人・細川政元へ挑み続ける! 女海賊・愛洲鯨、その叔父で剣の師・愛洲移香斎と巡り合い、領国の紀伊と河内を取り戻した次郎は、いよいよ細川京兆家との決戦へ臨むかと思われたが……室町から戦国へと移りゆく、混迷の時代を駆け抜ける歴史小説!

  • 【歴史小説】花、散りなばと 全4章+付録

    「この古市を、新しい鎌倉にしたい」……大和国制覇を狙う衆徒・古市胤仙(ふるいちいんせん)。その町に迎えられた野心家の老僧・経覚(きょうがく)は、風流の才能に溢れる童子・春藤丸に魅せられてゆく。だがおのれを神仏に選ばれたと信じる春藤丸は、成人すること拒み、次第に心の平衡を失って……室町時代中期の奈良を舞台に、秘された伝説を語る歴史小説!

  • 【歴史小説】六丁の娘 全5章+付録

    「ずっと黙っていて悪かったが、俺の本当の名前は……」。郷里を捨て、妹のしほとともに馬借一揆へ身を投じた渡辺進(すすむ)は、京の六丁でウガヤと名乗る青年に命を助けられる。三人は戦災から復興する六丁で、新しい家族を築いていくかに思われたが……。室町時代中期の京都・大阪を舞台に、交わるはずのなかった運命が交錯する歴史小説!

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青柳の 糸よりかくる 春しもぞ〜の 大純はるでございます。 複雑化する現代社会に鋭いメスを入れます! (ナイトスクープ風) 以下おしながき👇 ★(真剣勝負の)歴史小説【絶賛連載中】天昇る火柱 【第一部完結】流れぬ彗星 大純はるの【室町・戦国三都小説集】 ●奈良編 ●京都編 ●神戸編 ★(夢と現実のはざま)ファンタジー小説【完結】人工の島、人造の魂 ★(ふんわり描く)エッセイ ★(大好きな趣味の)音楽コラム ★(癒しを求めて)旅日記 ★(Match D

    • 「人工の島、人造の魂」最終話(全11話)

          ★  E! E! E!  E! E! E!  Eの形のポートアイランド〜 「なに、その歌」  と、妻は眉をひそめる。 「知らないの? ポートアイランドの歌」 「何それ? 聞いたことない」 「じゃあこれは? ワ・ケ・ト~ンわけわけ~ わけるんやで~」 「それは知ってる。ワケトンダンスだ」 「じゃあこれは?」  あーかーいキーリンが うーみいを み・て・る  キーリンよ キーリンよ あーそぼうおうようおうおうおう 「もういいよ」  妻はそっぽを向き、はあ、とため息

      • 「人工の島、人造の魂」第10話(全11話)

            ★  ある夜の晩ご飯のあとに、お父さんが唐突に言い出しました。 「うちはな、もう、引っ越すぞ」  どういうこと、と私は首をかしげました。  よく意味がわからなかったので、へらへら笑っていました。 「引っ越すって、誰がどこに」 「だから、うちの家族が引っ越すんや。違う家へ行くんや」  お父さんは、食事中にシーハーとつまようじを使います。食べかけのみそ汁に卵を入れたり、お茶碗に麦茶を注いだりしながら、しつこく食事を続けるくせがありました。  テレビからは、サンテレビの野

        • 「流れぬ彗星 第一部」登場人物紹介!【歴史小説】

           よく長編小説の表紙をめくると、初めに登場人物の一覧が載っていたりしますよね。 「こんなのいらないよ、自分は全ての人物を、いきいきと頭の中で思い描けるからね!」などと思いつつ、結局のところは何かと便利だったりします。  読み進めているうちに、「あれ、この人誰だったっけ…」と戻ってみたり。  特に外国の小説や、よく知らない時代のことだったりした場合には、意外と重宝しますよね。  と、いうわけで。  拙著「流れぬ彗星」も、この機会に主要登場人物一覧を作ってみました。 (エンタメ

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          EMINEMと私【音楽コラム】

          その昔。 ラジオで「渋谷陽一のワールドロックナウ」という番組があって、当時としてはなかなかに尖った洋楽情報を伝えてくれた。 ラジオ頭だった私は、毎週貪るようにそれを聴いていた。 ある回のこと、 「アメリカで最近こんなラッパーがデビューして大ヒットしてる。そのラッパーは、驚くなかれ、何と白人なのだ」 という話があった。 当時、私はヒップホップに何の興味もなかったので、早く終われと思っていた。 それから流された彼のデビューシングルを聴いても、やたらビートはタイトだけど、なんだかコ

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          EMINEMと私【音楽コラム】

          【音楽コラム】国内アーティストの時代を超える名盤5選【私的セレクト】

          音楽って、素晴らしいものですよね。 (金曜ロードショー風) 日本のポップミュージック文化ってすごいです。 最近の個性爆発状態もすごいですが、それも何十年も前から続く先人の積み重ねがあってこそ。 レトロブーム、昭和ブーム、世界的なシティポップブームの中で、そのクオリティの高さが改めて評価されている昨今です。 ただ、実際に平成時代を生きてきた者からすると、当時の日本の音楽業界が何もかもいい状態だったとは、決して思えませんでした。 一つには、あまりにも商品性を高めることを重視し

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          【音楽コラム】国内アーティストの時代を超える名盤5選【私的セレクト】

          【音楽コラム】人生の泣き笑いを感じる5曲【夜明けはいつ来る?】

          音楽って、素晴らしいものですよね。 (金曜ロードショー風) 人生、何かと泣きたくなるようなことが多いわけですが。 日々をやり過ごしているうちに、気づけば時間ばっかりが経っています。 もう二十年経った、三十年経った、と言われても、にわかには信じられません。 絶対信じてやるものか、という気にもなってきます。 しかし、身の周りを見ていても、人はみんないつか亡くなってしまうのも事実で、自分もまた例外ではありません。 それならば、悲しみ苦しみを踏まえた上で、せめて生きているうちは楽し

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          【音楽コラム】人生の泣き笑いを感じる5曲【夜明けはいつ来る?】

          川本真琴と私【音楽コラム】

          1996年。 私は毎月、rockin'onとCROSSBEATを購入し、穴のあくほど読みまくるのだけが楽しみの、孤独な洋楽かぶれだった。 「日本の音楽? あんなもん全部、大人が操ってる鏡の中のマリオネットだろ。自分のために踊りな!」 と、世代でもないのにヒムロックを引用する私。 そこへ突如現れた、アコギとジーパン、ショートカットの女の子。 ファーストアルバムのタイトルは、アーティスト名と同じ。 ジャケットの表情はどこか不機嫌そうで、目線を外しており、アイドル的な媚からは程

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          【エッセイ】845年目のイニエスタ

           地下鉄和田岬駅の二番出口から地上へ出ていくと、JRの線路の車止めが目の前にあった。 「これはここで終点なんだよ」  と、ポワールが指さした。 「へえ」  と私はうなずく。 「和田岬線は、兵庫と和田岬の二駅しかないんだよ。ずっと昔は、鐘紡前駅とかあったみたいやけどな」 「ふうん」 「鐘紡って、あの化粧品のカネボウ。今のクラシエ」 「はあー」 「神戸大空襲で壊滅的な被害を受けてから、再建されなかったらしい」 「それは、ほんとに昔やね」  ポワールは、別に鉄ちゃんではない。兵庫県

          【エッセイ】845年目のイニエスタ

          岡崎体育と私【音楽コラム】

          2017年。 私は奈良で、独りぼっちで暮らしていた。 仕事から帰ってきては、You Tubeを見ながら一人で酒を飲み、酔っぱらって深夜に眠るだけの生活。 そんな中で、「彼」の音楽と出会った。 久しぶりに実家帰るかな 奈良線のホームは何処だっけ 無意識にまたPSPを 起動しレベルを上げてしまうぜ (上げたら上げたで寂しくなんぜ)                 「鴨川等間隔」 出かけるんなら大久保のファミマでエクレア買ってきて 財布は電話の横に置いてあるし 今でも誰かに憧れ

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          「人工の島、人造の魂」第9話(全11話)

              ★ 「ぼくたちは、あの《暗闇の雲》と戦わないといけないんだよ。この人工の島を守るためにね。ほら、ごらん」  真っ赤な雲の中から、黒い翼を持った、数えきれないくらいの人影が現れてきました。  顔もなければ、指もありません。ただつるつるして、尖った突起だけが生えているのです。  その黒い大群は、同じ色の雨を避けるようにして飛び回りながら、見る間に空を埋め尽くし、私たちの港の方へ向かってこようとしているのでした。  するとどうでしょう。  港の岸壁に立ち並んでいた赤いキリ

          「人工の島、人造の魂」第9話(全11話)

          「人工の島、人造の魂」第8話(全11話)

              ★  私はプラスチックのお椀を両手で隠すように持ちながら、A棟の三階へつながる渡り廊下を走っていました。  途中ですれ違った一年生たちは、みんなホウキやちりとりを持っていました。 「なに、あれ」 「いーけないんだ、いーけないんだー。ろうかはしったら、いけないんだー」  と、こちらを指さしながら笑っています。  だけど私は、そんなことに構っていられません。  給食を食べ残してしまい、それをいんぺいしようとしているだけではなく、掃除当番までサボってしまっているのです。

          「人工の島、人造の魂」第8話(全11話)

          愛洲鯨の冒険【歴史小説・流れぬ彗星スピンオフ】

           この小説は、拙著「流れぬ彗星」第一部に登場した女海賊、愛洲鯨の少女時代を描いた前日譚です。  みなさまに「いいキャラ」と言っていただいた鯨を、もう少しだけ活躍させてみたいと思って書きました。  有料マガジン「流れぬ彗星 第一部」の特典としても収録しております(上、中までは無料でお読みいただけます)。  ぜひぜひ、愛らしくてかっこいい愛洲鯨の冒険を、お楽しみくださいませ!                               大純はる 上 「おい、鯨! どうしてお前

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          愛洲鯨の冒険【歴史小説・流れぬ彗星スピンオフ】

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          流れぬ彗星【総集版】(10)~(12)

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          流れぬ彗星【総集版】(10)~(12)

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          流れぬ彗星【総集版】(7)~(9)

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          流れぬ彗星【総集版】(7)~(9)

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          流れぬ彗星【総集版】(4)~(6)

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          流れぬ彗星【総集版】(4)~(6)

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          流れぬ彗星【総集版】(1)~(3)

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          流れぬ彗星【総集版】(1)~(3)

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          【歴史小説】天昇る火柱(1)「仏敵」

          この小説について  この小説の主人公は、赤沢新兵衛長経という男です。  彼は、信州の小城に庶子として生まれ、田舎武士として平凡な一生を送るはずでした。  しかし彼には、二十歳近くも年の離れた兄がいました。  兄は早くに出家して家督を放り出すと、諸国を放浪し、唐船に乗って明国にまで渡ってゆきました。  そして細川京兆家の内衆となり、やがて畿内のほとんどを征服することになります。  神も仏も恐れぬ破壊者、赤沢沢蔵軒宗益。  その前に立ちふさがるのは、魔王・細川政元への復讐に全

          【歴史小説】天昇る火柱(1)「仏敵」

          「流れぬ彗星」時代背景解説!【応仁の乱・明応の政変とは?】【歴史小説】

           拙著「流れぬ彗星」の第一部、完結いたしました。  みなさまにお読みいただき、たくさんのスキやコメントもいただいて、いつも感激しております。  本当にありがとうございます!  ただやっぱり「時代背景が難しい」という声を多くいただいており、「確かに…」と思うところもありますので、できるだけ簡単にまとめさせていただきました!👇 🔖どんな時代?  まず、当時は「足利将軍家」を頂点とする「室町幕府」が、日本の政治を担っていました!  畠山、細川といった「管領家」は、実務レベルのト

          「流れぬ彗星」時代背景解説!【応仁の乱・明応の政変とは?】【歴史小説】

          【第一部・最終回】流れぬ彗星(12)「波の下」【歴史小説】

          この小説について  この小説は、畠山次郎、という一人の若者の運命を描いています。  彼は時の最高権力者、武家管領の嫡男です。  しかし、目の前でその父親が割腹自殺する、という場面から、この小説は始まっています。  彼はその後、師匠の剣豪や、愛する女性、そして終生の宿敵である怪僧・赤沢宗益と巡り合い、絶望的な戦いを続けてゆきます。  敗れても、何度敗れても立ち上がり続けます。  全ては、野心家の魔人・細川政元により不当に貶められた主君・足利義材を救うため。  そして自分自身

          【第一部・最終回】流れぬ彗星(12)「波の下」【歴史小説】

          「人工の島、人造の魂」第7話(全11話)

              ★  二年生に上がって、新しい教室に変わりました。  今までA棟の三階だったのが、今度からはB棟の二階です。 「まるで、お引越ししたみたいだね」  クラスが同じだったお友達と、私はキャッキャ笑い合っていました。  その最初の授業で、私たちはいきなりどぎもを抜かれました。  新しい先生は、丸眼鏡をかけ、薄く髭を生やした背の高いおじさんでした。頭は、白髪交じりの短髪です。  それはいいんですけれど、首からでっかいギターを提げていました。薄茶色の木でできた、フォークギター

          「人工の島、人造の魂」第7話(全11話)

          【歴史小説】流れぬ彗星(11)「林堂山樹」

          この小説について  この小説は、畠山次郎、という一人の若者の運命を描いています。  彼は時の最高権力者、武家管領の嫡男です。  しかし、目の前でその父親が割腹自殺する、という場面から、この小説は始まっています。  彼はその後、師匠の剣豪や、愛する女性、そして終生の宿敵である怪僧・赤沢宗益と巡り合い、絶望的な戦いを続けてゆきます。  敗れても、何度敗れても立ち上がり続けます。  全ては、野心家の魔人・細川政元により不当に貶められた主君・足利義材を救うため。  そして自分自身

          【歴史小説】流れぬ彗星(11)「林堂山樹」