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甘野書店

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noteの本屋さんです! 小説、詩、絵、音楽、動画を販売してます! あなたは本を買いますか?  あなたは本を売りますか? ルールは以下です。 ・自作の小説・詩・絵・音楽・動画の…
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甘野書店参加申し込み

 こんにちは、甘野充です。  noteで小説を書いてる人はたくさんいると思います。  noteで小説を販売していますか?  売れていますか?  noteで小説を売るのはなかなかに難しいのではないかと思います。  小説を売るには、KindleでKindle本を作って売る、本を作って文学フリマで売る、ボックスで貸し出しているシェア型書店で販売する、などが現実的ですよね。  Kindleは電子書籍であれば気軽に読まれるし、文学フリマはネットで知り合った人などと交流して買ってもら

君の花が咲いた

(あらすじ)  愛の種が生まれた、と亜里沙は言った。  僕はその愛の種を植えた。  そこに、君の花が咲いた。 (ものがたり)

¥200

【超短編小説】 甘野書店

(くるっぽーくるっぽーくくくくくるっぽー)

¥100

あの頃の君

「ねえ、君は今でもあの頃の君と同じなのかな?」  僕は二十年ぶりに再会した真知子に尋ねた。 「同じなはずなんてないじゃない」  と真知子はあきれた表情で答えた。

¥100

小さな頃

小さな頃から 空想の中でおままごとをして遊ぶ それは夜お布団に入って目を閉じて 部屋の電気を消す 小さなオレンジの灯りだけつけて 壁をじーっと見る すると 動物達がお話しをしている 私は最初は「何怖い」 それは最初だけ ひょこっと犬が顔を出した 次は 猫 次はライオン 次は‥ 次は‥ どんどん眠くなる 学校での事 お友達の事 壁に見える 動物達とお話し これは私だけの秘密だよ

¥100

恋のゆくえ、という曲

(かいせつ)  「サマーデイズという曲」の続編登場です!  翔平と貴美子の恋のゆくえは果たしていかに? (あらすじ)   フェスから1か月後、伝説的フュージョン・ギタリスト渡辺尚人の誕生パーティで、芹沢翔平は萩原貴美子と再会する。  パーティを抜け出した二人の恋が再びスタートする。二人の恋は秘密の恋だ。  貴美子はモデルとしての活動を始めており、コマーシャル撮影でセーシェル諸島にゆくことになった。翔平と現地で合流して、甘い夏の恋の続きを楽しんだ。  そのときに出来た曲、そ

¥300

パキラのおじさんとふしぎな毎日

第1章:パキラのおじさんの家 ある大きなパキラの木の中に、いつもスーツを着たおじさんが住んでいました。おじさんはとても小さくて、パキラの大きな葉っぱの下で毎日を過ごしています。おじさんの家には小さな机と椅子があって、窓からは毎日お日様の光が差し込みます。 「おはよう、パキラの葉っぱたち!」と、おじさんは毎朝、葉っぱに挨拶をします。葉っぱたちは風に揺れて「おはよう」と答えます。

¥200

星の涙と森の願い

昔々、広大な森の中に、動物たちが仲良く暮らす「星の森」がありました。その森には夜になると星が降るという不思議な伝説があり、森の住人たちはその夜空を見上げては、星に願いを込めるのが日課でした。 森には、小さなリスの子供「リリー」が住んでいました。リリーは、好奇心旺盛でいつも何か新しい冒険を求めて走り回っていました。そんなリリーには、一つ大きな夢がありました。それは、いつか夜空から星が降りてくる瞬間を見てみたいということです。 「お星さまが降りてきたら、どんなに素敵なんだろう

¥200

【創作童話】若がえりの実

しずかで、おだやかなまちがありました。 
のらねことのらいぬもいましたが、ケンカすることもなく、みんななかよくくらしていました。 ただし、1つこまったことがありました。
さいきん、町にやってきたカラスが、ゴミをちらかすことでした。 
毎日毎日、おちているゴミを探していました。
このカラスは、食べ物を探すというよりも、何かめずらしいものを探してお金にかえようとしているようでした。 ところが、まちはきれいなので、なかなかゴミもありません。
こまったカラスは、しばってあるごみの

¥200

ルービックキューブ

 僕は彼女に渡すものがあって、彼女のアパートを訪れた。  僕がベルを鳴らすと、彼女が玄関に現れた。  僕は彼女に荷物を手渡した。

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【ショート】碧い境界

境界 今は、深夜2時頃だろうか。 静かな海辺には、誰も居なかった。僕以外に。 夢のような、それでいて現実のような。 ザー、ザーと。僕が想像していた音よりも、もっと小さかった。浜辺に近づいてもそうだ。 静まっている。寝静まっていた。 まんまるとした大きな満月が、目の前の波を形作る。 あの大きな月に近づきたい。そう思った。 力なんて、もう残っていないけれど このために来たんだろう、と僕は僕を奮わせる。 寒さに震えているのか、それとも武者震いなのか。 つま先が

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【ショートショート】ヒトイレ

いきなりだけど、読者のみんなはトイレから話しかけられたことはある? って言っても、これはアレな話ではなくホラーな話…ではあるかな、どっちかというと。 まあ、誰だってビックリするよな。 用を足すつもりが、 「用があるんだけど…」 みたいに言われたら。 これはそんな話…。用がある人もここからも。 おれはめったに学校のトイレを使いたくなかったんだが、 その日に限って我慢できずに駆け込んだ。 やっと胸を撫で下ろしたのと腰を下ろしたのを同時に行ったと思ったら、 いきなり 「あ、あの…

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縁の下の力持ち 創作

私は、今年で13歳になる中学生だ。今は超が付くほどの田舎の小学校に通っている。 そんな私の毎日の楽しみは、家の縁側ですずみ、じっくりと時が進むのを待つことだ。 風鈴がちりん、ちりんと鳴くと、私の内側から風が吹き出るような、そんな感覚に陥る。すがすがしかった。周りにはだれもおらず、日がさんさんと照りながらも、気候が穏やかであったためにそこまで暑くない。 こんな日が一生つづいてほしいな そう思えるほど、その時間は快適であった。こんなことを思っていると、がぜん気持ちがあがっ

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【ショート】叔母さんは変なことを言う

叔母さんは、変なことを言う。 「入学おめでとね。健ちゃん。卒業まであと何日だい? 中學生になりたてのぼくじゃあ、そんなのを考えるより、學校生活が楽しみで、不安だらけで堪らない。 「どうして、そんなことを考えないといけないのさ。 「そりやあ、もうせまっているからだよ。 「なにが? 僕にはわからない。 「それこそ、學校で教わらなかったのかい? 「日本じゃあ、入学するのが難しくって、卒業するのが楽だってこの前もいったろう 「うん、おぼえてるよ。笹木先生にも話したよ

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