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子どもの頃のような瑞々しい感性を取り戻す

先日、夏休みをもらって実家に帰省したときのこと。
地元で過ごす夏の懐かしさや、実家の居心地の良さ、久しぶりに家族が揃う楽しい時間。
その中で、いつもよりも「感性」の感度が高まっているなと気づきました。

例えば、
「好きなものは一番最後に食べるの!」と唐揚げを最後に残してもりもり食べる娘を見たとき。

そんな娘を愛しそうに見つめる母を見たとき。

皆が帰って両親2人分だけになった洗濯物を干している父を見たとき。

何とも言えない、幸福感や愛しさ、寂しさがあふれました。

私にとって、子どもの頃の楽しかった思い出の多くは、夏休みに過ごした時間です。
川で泳いだり、星空を見たり、砂浜に寝転がってお腹にドーンと響く花火を見たり。

それらが今も瑞々しいのは、全力でその時間に没頭していたからなのかもしれません。
仕事に追われたり人間関係を気に病むことなく、もっとシンプルに日々を過ごしていた頃(もちろん子供なりに宿題に追われたり友達関係でいろいろあっただろうけど)。
それでも今よりずっと、マインドフルな時間が多かったように思います。

今回、仕事と東京を離れて、地元の風景と大好きな家族の中で、感性を全開にして過ごしたから感じられた幸せな瞬間達。
「幸せだなぁ」という感情は一瞬で過ぎるけど、そう感じたことを思い出せるだけでいつでも、幸せな気持ちになれる。
だから、また忙しい日常に戻っても、大丈夫。


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