ゆきママ

長女(高校生)(自閉症スペクトラム、強迫性障害)長男(中学生)(起立性調節障害、過敏性…

ゆきママ

長女(高校生)(自閉症スペクトラム、強迫性障害)長男(中学生)(起立性調節障害、過敏性腸症候群)次男(小学生)(文章では「末っ子」と表現してます)失敗の多い母です😭日頃の葛藤や思いを書いてます🍀

マガジン

  • 娘について ASDと診断されて~鬱や幻聴の闘病記

    自閉症スペクトラムの娘 将来を模索→鬱→入院→退院→ 頑張る娘の姿と私の気持ちを書いてます。現在進行形

  • 本からの学び

  • 美味しいもの

記事一覧

『大丈夫?』という声かけは意外と難しい

私は、「頑張って!」という言葉をほとんど使わない。「頑張って!」の代わりに、「いつも頑張ってるね!」を使うように心がけている。これは育児書にも良く書かれている。…

ゆきママ
1年前
20

本を読んでいて『幸せ』と思える瞬間

また、新たな考えを知った。 私の中には存在しなかった考え方。 『翼』とは、この文に出てくる『わたし』の息子の名前。 私も翼と同じ、今まで摘まない方を選んできた。…

ゆきママ
1年前
17

正しい選択はどっちだろうか?

娘の調子が芳しくない… 幻覚に幻聴は以前の入院時より酷い。感覚過敏で足が時折痛む(痺れる)。気持ち悪くなるのも日常茶飯事。だが今は、幻覚幻聴か否かを判断出来てる…

ゆきママ
1年前
16

七色の感情 〜末っ子の成長日記〜

末っ子が自然学校から帰って来た。 末っ子だからか、いつまでも小さいと思ってしまう私。しかし、彼はもう五年生。一人で何でも出来る年頃だ。 大きくなった末っ子は、一…

ゆきママ
1年前
11
+2

【路(みち)】   何処までも続いている【みち】の雰囲気が好き💖

ゆきママ
1年前
9

娘が考えた強迫性障害との付き合い方

娘は、ウイルスに対する強迫性障害がある。 娘が小5の時、息子がノロウイルスに感染、瞬く間に家族に感染した事がきっかけだった。 その時娘は、有名な講師にバイオリン…

ゆきママ
1年前
25

『どこで働くか』ではなく、『どう働くか』

「どこで働くか」ではなく「どう働くか」 この言葉は、今朝たまたま観ていたTVで一流シェフを目指す青年に対して、ある一流シェフの方が発した一言だ。 「どのような修行…

ゆきママ
1年前
22

中二病の息子に何か伝われば良いな…

最近、悶々としながら過ごす事が多かった。 原因は息子だ。 中二病なのか、勉強も部活もヤル気がなく、学校から帰ってくる息子は毎日スマホばかり観ていた。学生カバンもそ…

ゆきママ
1年前
23

色々進化していくなぁ~

ゆきママ
1年前
11

久々の遠出で感じたこと

我が家にとって久々の遠出をした。 足湯にでも行きたいなあ~ と、私がふと呟いたのをきっかけに、旦那が探してくれ、我が家から車で1時間半くらいの所にある足湯のある…

ゆきママ
1年前
15

娘を傷つけてしまった

病院通いをやめてから半年が経つ。 娘は、自分が病院に通っていた事、発達障害だという事、入院していた事…… 全部忘れてしまいたい、出来ればなかった事にしたい!と思…

ゆきママ
1年前
25

『マチネの終わりに』を読んで

読書感想文 はぁ~(溜息) こんな話があるんだ……と思ったと同時に、運命の悪戯と言って良いのか、あらゆる出来事に翻弄され、すれ違い、実話を元に書かれた本だと書かれ…

ゆきママ
1年前
21

子供達と性教育について話す

性教育について子供達と話をするには、私はそれなりの準備と勇気がいる、と思っていた。 でも、そういう話をする時は突然やってくるものだ。 一度目は、いつだったかな……

ゆきママ
1年前
54

私の失敗談

私は失敗の多い人間だ。数え切れないくらいの失敗談がある。 インフルエンザの時期になると思い出す……あれは娘が2歳の時だったか。 ある晩、旦那が高熱の状態で仕事か…

ゆきママ
2年前
16

子育てしながら在宅ワークの日常と気付いたこと

在宅ワークをしていて、最近思う事がある。 在宅ワークは、子供達と一緒に居られるし、私が家に居ることで、子供達に何かあったら即対応出来るのが魅力だ。 娘の不登校時…

ゆきママ
2年前
27

進まないとんぼ 【癒やされる娘の話】

癒やされる話をひとつ。 今日は台風の影響で風がかなり強かった。 娘は用事を済ませるため、強風の中出掛けていった。 娘を見送るがてら、窓から外を覗くと、枯れ葉が舞…

ゆきママ
2年前
23
『大丈夫?』という声かけは意外と難しい

『大丈夫?』という声かけは意外と難しい

私は、「頑張って!」という言葉をほとんど使わない。「頑張って!」の代わりに、「いつも頑張ってるね!」を使うように心がけている。これは育児書にも良く書かれている。子供達に「いつも頑張ってるね!」と伝えると、とても喜ぶ。娘にそう声をかけると「うん!頑張ってる😁」と蔓延の笑みだ。

一方、「大丈夫?」とか「ツラいね…」という言葉は、悪気はなくても相手に不快な思いをさせてしまう場合がある。
今回、鷲田清

もっとみる
本を読んでいて『幸せ』と思える瞬間

本を読んでいて『幸せ』と思える瞬間

また、新たな考えを知った。
私の中には存在しなかった考え方。

『翼』とは、この文に出てくる『わたし』の息子の名前。

私も翼と同じ、今まで摘まない方を選んできた。摘んでしまうと「可哀想」と思っていた。
だって、寿命が短くなってしまうから。それに、そこで咲き続けたいと思っているかもしれないから。
この文を読んだ時、私は衝撃を受けた。こんな考えがあるのかと。
私にとってそれは斬新な考えで、
「あぁ、

もっとみる
正しい選択はどっちだろうか?

正しい選択はどっちだろうか?

娘の調子が芳しくない…
幻覚に幻聴は以前の入院時より酷い。感覚過敏で足が時折痛む(痺れる)。気持ち悪くなるのも日常茶飯事。だが今は、幻覚幻聴か否かを判断出来てるらしい。
これらの事を毎日我慢して一人で耐えながら、それでも元気に振る舞って生活している。以前は病院に通っていたが薬の副作用が酷くてやめた。だから、今は何も頼ることができない。

最近、症状の頻度が頻繁になってきた。ストレスをなるべくかけな

もっとみる
七色の感情 〜末っ子の成長日記〜

七色の感情 〜末っ子の成長日記〜

末っ子が自然学校から帰って来た。

末っ子だからか、いつまでも小さいと思ってしまう私。しかし、彼はもう五年生。一人で何でも出来る年頃だ。

大きくなった末っ子は、一度も親から離れてお泊りを経験したことがないのだが、
今回5日間も、しかも山奥で、親から離れて過ごすという経験をした。

甘えん坊で、怖がりで、
すぐ気持ちが萎えてしまう子。

夜は一人でトイレに行けない、
誰かが隣の洗面所にいないと一人

もっとみる
娘が考えた強迫性障害との付き合い方

娘が考えた強迫性障害との付き合い方

娘は、ウイルスに対する強迫性障害がある。

娘が小5の時、息子がノロウイルスに感染、瞬く間に家族に感染した事がきっかけだった。

その時娘は、有名な講師にバイオリンを習い始め、その先生についてから初めてのコンクール出場を一週間後に控えていた。成功させなければ、というプレッシャーも大きかったと思う。

みんなで寝込んでいる中、娘は吐き気と戦いながら心も苦しんだ。

バイオリンの練習が出来ない焦り、

もっとみる
『どこで働くか』ではなく、『どう働くか』

『どこで働くか』ではなく、『どう働くか』

「どこで働くか」ではなく「どう働くか」

この言葉は、今朝たまたま観ていたTVで一流シェフを目指す青年に対して、ある一流シェフの方が発した一言だ。
「どのような修行をしたいか」と問われて青年は「フランスに行って一流のレストランで働きながら修行したい」と答えた。すると、その一流シェフが
「どこで働くか」ではなく「どう働くか」ですよと優しく諭されていました。

たしかに… と思った。

どんなに一流の

もっとみる
中二病の息子に何か伝われば良いな…

中二病の息子に何か伝われば良いな…

最近、悶々としながら過ごす事が多かった。
原因は息子だ。
中二病なのか、勉強も部活もヤル気がなく、学校から帰ってくる息子は毎日スマホばかり観ていた。学生カバンもその辺に放置状態の息子に勉強するよう注意しても、「うるさい!どうして毎回勉強の事しか言わないのか?」と突っ掛かってくる。
朝が苦手な息子は、部活の朝練がなかなか行けない。起立性調節障害のせいをいい事に起きれる日でも行かなくなった。
朝練があ

もっとみる
久々の遠出で感じたこと

久々の遠出で感じたこと

我が家にとって久々の遠出をした。

足湯にでも行きたいなあ~
と、私がふと呟いたのをきっかけに、旦那が探してくれ、我が家から車で1時間半くらいの所にある足湯のある温泉に行った。

相変わらず遠出となると心配事が絶えない。
旦那がいきなりキレる事、息子の車酔い、末っ子のグズリや過度のテンションで皆に迷惑をかける事、今回は娘が生理痛で腹痛が酷かった。

いつも遠出はどっと疲れる。だから、私は段々出かけ

もっとみる
娘を傷つけてしまった

娘を傷つけてしまった

病院通いをやめてから半年が経つ。
娘は、自分が病院に通っていた事、発達障害だという事、入院していた事…… 全部忘れてしまいたい、出来ればなかった事にしたい!と思っている。
今の娘は、去年のような弱々しい娘ではなく、物事をしっかり考えて計画を立て、勉強やバイオリンを疎かにせず頑張っている。去年の一年間を挽回するかのように、きちんと歩もう!という思いがヒシヒシと伝わってくる。

だが、昨日、そんな彼女

もっとみる
『マチネの終わりに』を読んで

『マチネの終わりに』を読んで

読書感想文

はぁ~(溜息)
こんな話があるんだ……と思ったと同時に、運命の悪戯と言って良いのか、あらゆる出来事に翻弄され、すれ違い、実話を元に書かれた本だと書かれていたが、読み進める度に、私は精神的に疲労困憊していった。

「ギターリストとジャーナリストとの恋愛話」と簡単には片付けられない、人間の心情がありありと描かれた小説だった。
大人だから選ばなければいけない選択、恋愛、仕事、結婚、出産等が

もっとみる
子供達と性教育について話す

子供達と性教育について話す

性教育について子供達と話をするには、私はそれなりの準備と勇気がいる、と思っていた。
でも、そういう話をする時は突然やってくるものだ。

一度目は、いつだったかな…、なんでも興味を持つ幼い頃の息子が小学低学年の頃、動物たちがどうやってお腹に赤ちゃんが出来、産むのかを知り、
「お母さんはどうやって僕を産んだの?どうやってお腹に赤ちゃんが出来るの⁇」
と唐突に訊いてきた。

「来た!!」と思った。
実は

もっとみる
私の失敗談

私の失敗談

私は失敗の多い人間だ。数え切れないくらいの失敗談がある。

インフルエンザの時期になると思い出す……あれは娘が2歳の時だったか。

ある晩、旦那が高熱の状態で仕事から帰宅してきた。そのまま寝たら旦那は熱が下がったが、今度は私と娘が高熱になった。その頃は娘がまだ2歳の幼さで私も新米ママ。私は慌てて小児科に駆け込んだ。
病院で医師に旦那が熱を出していた事から話すと、
「今インフルエンザ流行っているから

もっとみる
子育てしながら在宅ワークの日常と気付いたこと

子育てしながら在宅ワークの日常と気付いたこと

在宅ワークをしていて、最近思う事がある。

在宅ワークは、子供達と一緒に居られるし、私が家に居ることで、子供達に何かあったら即対応出来るのが魅力だ。

娘の不登校時や入院等の時は私が家に居て良かった、と思った。
息子の起立性調節障害が分かった時にも私が家に居て良かった、と思った。

私は、仕事で一日中パソコンと向き合う事がよくある。家の中に仕事場としての部屋があるわけではなく、ダイニングにパソコン

もっとみる
進まないとんぼ 【癒やされる娘の話】

進まないとんぼ 【癒やされる娘の話】

癒やされる話をひとつ。

今日は台風の影響で風がかなり強かった。
娘は用事を済ませるため、強風の中出掛けていった。

娘を見送るがてら、窓から外を覗くと、枯れ葉が舞っている、と思ったら、蝶が風に吹かれて舞っていた。

帰ってきた娘に、蝶が風に吹かれてたくらいに風が凄かったけど、大丈夫だった? と訊くと、
娘は、「前に進まないとんぼを見た!」と話始めた。

歩いてる途中
近くにとんぼがいてね、
風で

もっとみる