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中二病の息子に何か伝われば良いな…

最近、悶々としながら過ごす事が多かった。
原因は息子だ。
中二病なのか、勉強も部活もヤル気がなく、学校から帰ってくる息子は毎日スマホばかり観ていた。学生カバンもその辺に放置状態の息子に勉強するよう注意しても、「うるさい!どうして毎回勉強の事しか言わないのか?」と突っ掛かってくる。
朝が苦手な息子は、部活の朝練がなかなか行けない。起立性調節障害のせいをいい事に起きれる日でも行かなくなった。
朝練があるような部活に入部する事自体、私は難しいのではないかと息子に伝えたが、当初の息子は朝もっと早く起きたら大丈夫だから。とテニス部に入部したのだった。
こうなるだろうことは予測できていたのだが、有言実行しない息子にイライラ。

また、制限をかけてあった息子のスマホだったが、息子はその制限を潜り抜ける術を身に付け、我が家のスマホルールも守らず隠れて平気で観ていた息子に腹が立った。年齢を詐称してまで良くないサイトへ行ったり、息子のアカウントに勝手に友達にログインされたり……(結果、息子は成人までスマホを持たせない事に決まった。)

危機感のない、約束も守れない息子に、私はたくさんの怒りが限界に達した。私は息子を信じられなくなり、話もしたくなくなった。
息子も私の態度の変化に勘付き、家でほとんど喋らなくなった。

毎日毎日、私は息子の文句が口に出た。家の中の雰囲気は良い訳がない。末っ子や特に娘にとってこの雰囲気が疲れるだろう事は分かっていたが止められなかった。今の息子は中二病で反抗期で仕方ないと思う自分がいながらも、親を騙していた息子を許せなかった。

そんな中、娘は着々と自分の道を進んでいた。通信制高校は、その先進学へと進む人は少ない。だから就職に少しでも有利になるよう、高校生でも取れる資格取得の情報が豊富だ。
娘が心理学の資格を取りたい!と言ってきた。娘自身も私も、バイオリン以外の何かに興味を持てたことに喜びを感じた。今年は資格取得の為にも学校を頑張る事ができる。前へ進む為の良い目標が出来て良かった。

そして学校の情報の中に、私自身、気になる資格があった。翻訳検定だ。私も娘に習って受けてみたい!と思った。
その検定を知ってから、私に出来るのか、勉強する時間はあるのか、ずっと悩み考えていた。でもやってみたい!という気持ちが日に日に大きくなっていった。
その為には何をすれば良いかをたくさん調べ、思い切って2冊ほど本を購入。購入したからには後戻り出来ない。後戻り出来ないように本を購入した方が正しいかもしれない。

息子にばかり気を取られているより、自分自身の事を考えたほうがワクワクする。こんな感情久しぶりだった。成功しないかもしれない、途中で挫折するかもしれない、だけど、今のこの気持ちを大切にしたい!母親でも子供の事ばかりじゃなく自分の事も考えても良いのではないか、と思った。

何もヤル気のない、将来の夢もない息子に、私が自分自身の夢の為に頑張る事で、何か伝わるものがあれば良いな、と思う。。。

(頑張ると決めたこの気持ちを忘れない為にもnoteに残しておこうと思った。きっかけをくれた娘に感謝。)

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