自分の体がちゃんと動く残り時間はそんなにないみたいだから、嫌なことは減らしたい。
訪問でお体ケアのお仕事してると、通院してる人は通院できるだけの元気があるからできることだと痛感する今日この頃。
お伺いしている在宅介護の50代前半の方は、運動神経系の疾患の方で声も出せず、文字盤でのコミュニケーションも手の震えが難しくなってきて、最近は瞬きでの意思疎通も出来なくなってしまいました。
他にもお伺いしてるとよく聞くのは、自分の意思で当たり前に体を好きに動かせていたけど、徐々に思い通りに動かせる機能が失われていくことがつらいという話。
お迎えを待ってるともよく言われるよ。
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そんな方たちの残りの時間を少しでも楽に過ごしてもらうために、心と体のメンテナンスを私なりに精一杯させていただきながら思うのは、時間は有限だという、当たり前だけど普段は忘れてがちなこと。
私は持病があるから平均年齢より大幅に短命だろうし、思い通りに体が動く期間なんて最悪の方の見積もりだと残り10年ちょっとしかないんだよね。
10年なんてボケっとしてたらあっという間に終わっちゃうから、他人にどう思われるかとか気にしてる余裕がなくなってきてるんだ。
(人のこと気にされてる方を見ると、私の歪んだ見方なのかもしれないけど、人のことを考えるだけの精神的余裕があっていいなと羨ましく思ってしまいます)
他人にどう思われるかを考える時間を確保する時間的余裕が、やりたいこと考えるともうそんなに無いように感じていて、でもそれは、残りの人生のもうそんなには長くない時間は自分のやりたいことのために生きたいと感じれるから悪いことではないと思ってるんだ。
そのためには、しんどがってるおじいちんおばあちゃんたちを少しでも楽になってもらうためとラブラブ施術させてもらって、その対価にお給料というお金と心の満たされ感いただいて、その受け取った物を使ってプライベートはやりたいことを叶えていきたいんだ。
だからまず手始めにずっと欲しかった大型二輪の免許取って、日本中をツーリングして回りたいな。
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あとは限られた時間をできるだけご機嫌でいたいから、どうしたら私はご機嫌で居られるか研究中です。
何が自分に合うか合わないかを掘り下げて、例えば同時進行で複数のこと進めるのは苦手だから、そうでない職種や職場を選んで転職したのが今の職場。
比較的相性良い職場でも100%合うわけでないから、自分の見方や考え方がつらくならないように変えられないか認知療法で自分を楽に変えちゃう。
それでもイラッとしたり不条理にぶつかることがあった時は、好きなラーメン食べながら漫画読んで忘れてご機嫌になる方法を会得してみたり。
とはいっても、どうにも自分コントロールできない時もあるけど、それは人間だからと諦めてみたり。
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自分の体が好きに動く時間の限りを意識して、残りの時間は少しずつでも毎日の嫌なこと減らすためにがんばって、ご機嫌度合い上げていきたいなと思うのです。
生きづらさ応援の活動をしています。