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瞳に勇気、背中に未来 ―やがて冒険の世界に巣立つ君へ―

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おとなはかつて子どもだった。 しかし、そのことをおぼえているおとなは少ないものだ。  ――サン=テグジュペリ『星の王子さま』 ◆すべての少年少女は、やがて大人となり、社会の構成…
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2022年3月の記事一覧

生徒が「成人」になる日、準備はできていますか?

生徒が「成人」になる日、準備はできていますか?

平成30年に民法改正が行われ、令和4年の4月1日より施行されます。

これに伴い成人年齢が満18歳に引き下げられますが、学校現場はその準備ができているのでしょうか。

文科省は関係各所に「事務連絡」という形で対応に関して周知をしているようです。

事務手続き上の問題おそらく、最も直接的に影響があるのは事務手続きでしょう。

授業料や教材費、その他諸費などの費用が原則は本人が支払い義務を負うことにな

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本格的に「デジタル」に目覚めた大学時代編 〜 気づいたら「個人内多様性」を獲得していた自分が、今までのキャリアでやってきたこと<vol.04>

本格的に「デジタル」に目覚めた大学時代編 〜 気づいたら「個人内多様性」を獲得していた自分が、今までのキャリアでやってきたこと<vol.04>

いろいろな仕事に関わるあまり、自分の仕事を一言で表すのにいつも苦労する私。前回に引き続き、しばらく「日比谷のキャリアをひたすら時系列で紹介する」シリーズにお付き合いいただければと思います。

さて、先日、中高生の夢として「好きなこと仕事に」がトップになったと報じられました。「好きを仕事に」の賛否は多く語られてますが、個人的には「どうせ努力したり学ぶための時間や力を注ぐのなら、興味のあることの方が長

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18歳成人となったからには選挙に行こう

18歳成人となったからには選挙に行こう

自由と責任の範囲が広がる18歳4月1日から、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられる。それに伴い、早ければ高校3年生から消費者契約や金融取引などの決断を保護者の同意なしで下すことができる。つまり、従来よりも18歳の若者の自由の範囲が広がる。その一方で、自由には責任が伴うが、18歳の時点で自分の意思決定に責任を持つことができるのか疑問だという声も聞こえる。

それでは、他国における成人の扱いはどう

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経営者に物申す社員

経営者に物申す社員

先日、ある企業の経営幹部の方から、次のようなお話を聞く機会がありました。

「こないだ経営会議があり、その中で社長と幹部陣でQ&Aの時間があった。ある幹部Aさんの質問に対する回答で、社長が長い独り語りを始めたが、回答になっていないと感じたAさんが途中で話をさえぎりさらに質問を重ねた。わたしはこの会社に長くいるが、自分含めて社長の話をさえぎって意見を切り出した社員は初めてである。」

Aさんはしばら

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「自己表現」が新しい必須科目に!..なるかも?

「自己表現」が新しい必須科目に!..なるかも?

高校入試に「自己表現」が加わる?!広島県の公立高校の新しい入学者選抜制度に、全国で初めて「自己表現」が加わったのをご存知ですか?

広島県といえば、教育委員会の教育長がリクルート出身で起業を経験された平川理恵さんになられてから画期的な改革をどんどんされています。
その大注目の広島県で先日、教育委員長自らがYoutube配信で、新しい入学者選抜制度を説明されました。
この中の大きなポイントのひとつが

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「30歳」から伸びる人とは?

「30歳」から伸びる人とは?

column vol.593

昨日は3.11についてお話しさせていただきましたが、11年前と言えば34歳。

あの時、まだ30代前半だったんだと思うと、何とも言えない気持ちになります…。

その後、30代後半は完全なる迷走期に突入…。マラソンに熱中し始めたのもこの時期でした。

40歳になった時、一度それまでの自分を総括し、ようやく迷うことなく走り出したのがここ数年。

ということで、30代は最

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【新人は失敗だらけ?】入社一年目の失敗を出版社の先輩たちに聞いてみたら…

【新人は失敗だらけ?】入社一年目の失敗を出版社の先輩たちに聞いてみたら…

今年初めて会社に入社される皆さん、ご入社おめでとうございます。
ついに社会人生活が始まりますね。

入社一年目の社員に必ず起こることがあります。
それは、「失敗」です。

取引先や上司に迷惑をかけて、罪悪感でいっぱいになる…
そんな日には部屋で一人、落ち込みたくなることもあるかもしれません。

しかし、あなたを厳しく叱る目の前の上司も、かつてはたくさん失敗していました。
そう!失敗してへこんでいる

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新しい仕事の話や新社会人に伝えたいことなど。「#仕事について話そう」で募集します。

新しい仕事の話や新社会人に伝えたいことなど。「#仕事について話そう」で募集します。

季節やトレンドに合わせたテーマで投稿を募り、集まった記事をまとめて紹介するnoteの「特集」。4月のテーマは「仕事について話そう」です。

仕事をするうえで心がけていることや、印象に残った仕事の思い出、成功や失敗談などの投稿を、「#仕事について話そう 」のハッシュタグで募集します。

あなたの投稿を読んで「わたしも仕事をがんばろう!」と勇気づけられるひともいるはずです。

お題に集まった記事をまと

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お金のない大学生、時間のない社会人

お金のない大学生、時間のない社会人

大学生はお金がなくて、社会人は時間がない。

それは自分が大学生のころからなんとなく知っていて、社会人から「今のうちに遊べよ!」とか「今のうちにたくさん旅行に行けよ!」とよく言われていた。

ゆうて金がないと遊ぶことも旅行に行くこともできないので、「そんなアドバイスするなら寄付してくれよ!」と心のなかで毒づいていた。

でも、いざ社会人になってみると、社会人のほうがお金があるぶん、おいしいものが食

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新社会人のみなさん、あなた方は優秀な部類なのです。

新社会人のみなさん、あなた方は優秀な部類なのです。

枕にかえてどうも、えんどう @ryosuke_endo です。

もう3月も終わりを迎えつつあることを考えると、ぼくは主に本格的に不登校となった長男くんと過ごしてきた。

どちらが傍(かたわら)なのかはわからないが、日々”学校に行きたい”と考えながらも腹痛と心理的な違和感に悩み続ける彼との生活は、後期の出席日数において2/3以上が欠席となるに至り、彼とは自宅のリビング兼ワークスペース兼スタディスペ

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「本当にやりたいことをやるっていうのは実は勇気がいることなのかもしれない」の話

「本当にやりたいことをやるっていうのは実は勇気がいることなのかもしれない」の話

「自分よりも、自分が愛しているものを傷つけられる方が辛い。そうは思わないか?」
 老人は淹れたばかりのコーヒーを口にしてから言った。
「だからね、本当にやりたいことをまっすぐやれている人は意外と少ないのかもしれないなんて思うことがあるよ」
「まっすぐやるのが難しい? どういうことですか?」
 私は老人に聞き返す。愛するものを傷つけられると辛いという言葉と、やりたいことをやれないという話が、自分の中

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長時間労働と、若手の採用の関係

長時間労働と、若手の採用の関係

Z世代向けの社会課題の調査によると、9割が関心があり、社会人は長時間労働に関心が高く、学生はジェンダーに基づく差別に関心が高いという結果でした。また、社会人も学生も、いじめ問題への関心が高く、社会課題の中でも身近な課題として、人に関わる問題を挙げていることが特徴的です。
参考:連合「Z世代が考える社会を良くするための社会運動調査2022」

学生や若手社会人の方とプロジェクトでご一緒する中で、「周

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