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【新人は失敗だらけ?】入社一年目の失敗を出版社の先輩たちに聞いてみたら…

今年初めて会社に入社される皆さん、ご入社おめでとうございます。
ついに社会人生活が始まりますね。

入社一年目の社員に必ず起こることがあります。
それは、「失敗」です。

取引先や上司に迷惑をかけて、罪悪感でいっぱいになる…
そんな日には部屋で一人、落ち込みたくなることもあるかもしれません。

しかし、あなたを厳しく叱る目の前の上司も、かつてはたくさん失敗していました。
そう!失敗してへこんでいるのはあなただけではないのです。

今回は社内で「出版社社員が社会人一年目のときに失敗したこと」を募集してみたので、集まった失敗をご紹介します。

疲れてきて集中力が落ちる夕方に募集を開始することで、
多くのエピソードを獲得することができました

先輩社員たちの「失敗」を一挙に紹介!

■失敗エピソード1:挨拶はなんて言うのが正解!?

「お疲れ様です」を社外の人、クライアントさんに言ったのをすごく注意されました。
「ご苦労様です」は社内でも使わないのだよとも言われたな。

(中途入社・営業・男性)

社内の人に対して使う言葉を取引先の方に使ってしまう、新入社員あるある。実際に働いてみないと、こういった言葉遣いなどは慣れないですよね。

■失敗エピソード2:誰もがぶち当たる“上座下座”問題

上司と先輩の後ろをちんたら歩いてたら怒られた。上座に座って怒られた。会社主催の懇親会に遅れて怒られた。あー怖かった!!

(新卒入社・編集・女性)

会議室の席に座るとき、タクシーに乗るときなどに発生する、上座問題。研修などで教えてもらうかもしれませんが、この知識はおそらく一生使うので忘れないようにしましょう……。


■失敗エピソード3:電話受けは油断禁物!

オレオレ詐欺のような名乗らない電話が実は大事な電話だった

(新卒入社・制作・女性)

新入社員の仕事と言えば、電話受け。電話をかけてきた人が、実は偉い人だった、ということがあります。怪しく思っても、まずは丁寧に対応するのが無難です。

■失敗エピソード4:メモが読めない

電話で受注した際に自分のメモが意味をなしておらず、確認のため折り返しをしたら注文をくださった担当者の名前も読めず、特徴をあたふた伝えて相手の時間をとってしまった(新人じゃなくても電話メモはよく失敗してた…)

(新卒入社・人事・女性)

焦って電話を受けると、電話を受けることに集中してしまって読めない文字でメモしてしまう事態が発生します。電話を切る前に一度、取ったメモを見返してみましょう。

■失敗エピソード5:〇〇のイトウでしょうか?△△のイトウでしょうか?

入社当時、社内にイトウさんが3人ほどおり、どのイトウさんか確認せず電話を取ってしまい混乱を引き起こす

(新卒入社・マーケティング・女性)

社内や同じ部署に、同じ苗字の人が複数いる場合は要注意!どの「イトウ」さんか確認するために、電話を折り返さなければいけなくなってしまいます。

■失敗エピソード6:大事なデータを破壊……

マクロを破壊してしまい、「僕でも見たことのないエラーが出てるんやけど・・・」と上司に言われた

(新卒入社・制作・女性)

エクセルの値を勝手に変えてしまい、別の参照先シートがエラーだらけになる

(新卒入社・制作・女性)

PCスキルに悩む新入社員の方は、多いのではないでしょうか。特に、エクセルは面倒ですよね(私は今もちょっと……)。


■失敗エピソード7:リモートワークの弊害

リモートワークに慣れすぎて移動時間の計算ができず、上司との1on1に大遅刻

(新卒入社・制作・女性)

リモートワークに慣れてしまった新入社員の落とし穴。家にいれば移動時間は0秒ですが、実際に取引先の会社に行ったり会議室に移動する場合は、余裕を持った行動をすることが大切です。


■失敗エピソード8:上司に電話で起こされる

中途なのでディスカヴァーではなく前職ですが、寝坊して上司からの電話で目覚めた

(中途入社・経理・女性)

これは……。


■失敗エピソード9:遅刻の連絡は早めに!

電車の遅延でアポに遅れそうになるも、タクシーを捕まえてギリギリ間に合う目算。
が、途中間に合わないと判明しアポの数分前になってようやく電話。
すごく怒られました(がその後とてもなかよくなりました)。

(新卒入社・管理・男性)

そう、電車は遅延するのです。しかし、どうしても遅れる場合は電話などで連絡をすれば、少しは誠意を見せることができます。


■失敗エピソード10:素足でアスファルトを駆け抜ける

どうしても電車に間に合わせたくて、パンプスを脱いで素足でアスファルトを疾走。徒歩20分のところ10分で駅に着いて間に合った

(新卒入社・営業・女性)

これを読んでいる新入社員の皆さんも、素足でアスファルトの上を走りたくなければ電車の時間に余裕を持つことです。


■失敗エピソード11:雪の中は駆け抜けられない

札幌の雪をなめていて、タクシーが間に合わず飛行機に乗り遅れた

(新卒入社・編集・女性)

飛行機もですよ。


■失敗エピソード12:短く簡潔に話しましょう

長々と本の紹介を続けていたら怒られた

(中途入社・制作・女性)

引き際がわからずにやり過ぎてしまう。これも新入社員ならではの失敗だと思います。


■失敗エピソード13:仕事の話の途中でぼーっとしちゃう

納品の相談をしているとき、ぼーっとしていて「いくつになりました?」と聞かれて「23歳です」と答えた。商品数の確認で、あなたの年の話してないよと呆れられた。

(新卒入社・人事・女性)

こんな間違いなら、場が和むかもしれません。


■失敗エピソード14:みんなやりがち!?仕事道具の置き忘れ

Apple pencilをオフィスの会議室に置き忘れた

(新卒入社・制作・女性)

iPad落としたのに気づいてなくて、5分後くらいに同じ場所を通ったら自分のiPadが落ちているのを見つけて冷や汗かいた…

(新卒入社・編集・女性)

書店様にiPadを置き忘れた

(新卒入社・営業・男性)

岡山駅の改札内にiPadを忘れたまま新幹線に乗ってしまい、姫路駅で気づいたり(その後自宅に宅配)

(新卒入社・営業・男性)

「忘れ物・落とし物」も多かったです!最近はiPhoneやiPadを使う機会が多いので、つい置き忘れてしまうことがあります。常に手元にあるかチェックです!

スーツケースを長野駅のロッカーに入れたまま特急列車で松本駅に行きそうになった。ギリギリで気づいて降りて、結局1本あとの電車になった

(新卒入社・編集・女性)

はじめて上司の営業に同行させてもらった時に、名刺入れを道端に落として、名刺交換できなかったこと。

(新卒入社・営業・男性)

電子機器以外にも、出張時にスーツケースの存在を忘れていたり、商談で必要な名刺入れを落としたり…と、一年目にはうっかりミスが多発しているようです。

■失敗エピソード15:社長のコートがない!犯人は…

自分の失敗じゃないですが、衝撃的だったのは飲み会で社長のコート(高級)を、新人の方が取り違えて着ていってしまったこと。みんなでコート探しました。

(新卒入社・人事・女性)

これは……先輩もフォローしきれないかも。


■失敗エピソード16:バッグが限界を超える

営業資料入れすぎてお気に入りのバッグの紐が千切れる

(新卒入社・編集・女性)

今使っているバッグ、荷物でパンパンになっていませんか?駅や道で千切れたら危ないので、気を付けてくださいね……。
ちなみに私は出張中に、キャリーバッグの持ち手が折れたことがあります。


■失敗エピソード17:転んでスーツに穴!

入社式直後に転んで入社式用に買ったスーツの膝に穴を開けた

(新卒入社・マーケティング・女性)

新入社員はあわてがち。転ばないように気を付けてください。

取引先の会社に行く際に駅の階段で転んで営業用のスーツの膝に穴を開けた

(新卒入社・マーケティング・女性)

さっきと同じ人のような気がしますが、転ばないように気を付けてください。

■失敗エピソード18:要注意!お酒の席でのマナー

酔っ払いすぎて先輩に失言

(新卒入社・編集・女性)

酔っ払いすぎて失言はあるあるですね・・・。

(新卒入社・営業・男性)

これも何名か見かけました!酔っぱらって記憶がなくなり、月曜の朝になぜか上司が微妙な表情で自分を見つめてきたら、お酒はほどほどにした方がよいですよ。

営業終わりに飲みに行ったとき飲みすぎて、次の日の営業が二日酔いでふらふら真っ青で、、取引先の方に「お前生きてるか!?食べてるか!?」と心配されたことあります・・・

(新卒入社・営業・女性)


■失敗エピソード19:わからないことが聞けない

分からないことを聞くのに躊躇してフリーズしちゃうのが一番よくあった失敗かなー。

(新卒入社・制作・女性)

「わからないことを聞きづらくて聞けない…」
この悩みは、新入社員には特にありがちです。


■失敗エピソード20:社会人としての自覚

振り返ってみると、学生気分から切り替えられてたかどうかが一番怪しいとこですね、、、

(新卒入社・制作・女性)



ここまでたくさんの失敗事例をご紹介しましたが……これでも抜粋してお届けしました。
入社1年目の未熟なディスカヴァー社員をフォロー、叱咤激励してくださった皆さま方、本当にありがとうございました!

学生から、社会人へ。

入社すると突然、社会人としてもマナーを覚えて身に着け、初めての慣れない業務に取り組む……ということを一気にこなそうとするので、理想の社会人に突然変身するのは、とても難しいことなのです。

しかし、本格的な業務が始まる前に、失敗をなるべく減らせるように備えておくことはできます。ディスカヴァーの本のなかから、社会人一年目の基本的なことが学べる本を5冊集めてみました。
今不安に思っていることにヒントをくれそうな本があれば、是非読んでみてください。

【1】まずは基礎の基礎を改めて知っておきたい人向け
『新版 社会人1年目からの仕事の基本』

濱田 秀彦 (著)

ビジネスでのマナーやコミュニケーションなど、基本的なところを頭に入れておきたい人にはこちら。
「敬語が不安…」
「指示を受けたら?」
「ホウ・レン・ソウって?」
「謝り方のルールは?」
「企画書なんて書いたことない!」
こんな場合に役立つ知識や考え方が満載です。

  • NG……最初に克服したいこと

  • OK……基本的な考え方

  • GOAL…同期に差をつけるポイント


上記の3ステップでわかりやすく、〈要はビジネスで何が求められているか〉が直感的に理解することができます。
著者は、3万人以上のビジネスパーソンを指導してきた人気コンサルタントです。


【2】「気づかい」のできる社会人になる!
『本物の気づかい』

井上裕之 (著)

ビジネスマナーってたくさんあって難しい、覚えられない、無理!という人に読んでほしいのがこちら。本当に大事なのはビジネスマナーを守ることではなく、「相手によろこんでもらいたいという気持ちを行動で表現すること」だというのがよくわかります。

著者の教えは、誰にでも実践できるちょっとした「気づかい」を心掛けること。例えば、こんな感じです。

  • 贈り物をするプレゼントは、実際に手に取り、どんなものか確認してから送る

  • 仕事がつまっている同僚に、缶コーヒーの差し入れする

  • 上司が確認する資料に、付せんでひと言添える

  • 誰よりも早く誕生日のメッセージを送る

  • 些細なことでも「ありがとう」を欠かさず伝える

「わたしは気が利かないから……」と悩む人も大丈夫。気づかいは「習慣」にすることで、誰でも身につけられます。


【3】「それ、先に教えてよ!」がなくなる、仕事の本質がわかる一冊『入社3年目までに絶対に知っておきたいこと』

森川 友義 (著)

仕事を何年も続けていると、「そうか、これはそういうことだったんだな」「社会の仕組みってこうなっているんだな」と、経験則で会社や社会の仕組みがなんとなくわかる瞬間があります。
それを、先回りして教えてくれる本がこちらです。少しイメージしづらいかもしれませんが、「仕事の本質」を学ぶことができます。

  • 目的は「本質的」なものにする

  • 「努力」すればなんとかなるという根性論を捨てる

  • 利潤追求するのが会社という組織であると知る

  • 「市場経済メカニズム」を知り、マクロの視点をもつ

  • プロフェッショナルに至るまでのイメージをもつ

  • 自分の幸せを周りに伝染させる

早稲田大学の著者のゼミでは、毎年15人ほどのゼミ生がテレビ局のアナウンサー、大手広告代理店、総合商社、外資系企業などに就職しています。そのゼミで普段教えている内容が学べるので、就活生にも役立つ一冊です。


【4】集中力0、サボりがちの人にはこれ!『科学的に自分を思い通りに動かす セルフコントロール大全』

堀田 秀吾, 木島 豪 (著)

仕事に対してやる気がないわけじゃないけど、やらなきゃいけない仕事を後回し、遅刻しがち、資格の勉強をする気が起きない……
何かとサボりがちな人におすすめなのはこれ!
強い意志、ガマン、やる気に頼らず、自分で自分を思い通りに動かすための方法を教えます。

この本のいいところは、まずは誰でもできるハードルの低い簡単な行動を始めるだけで良いところ。しかも、脳科学・心理学・医学的に実証された研究をもとにしています。114もの研究から引用していて、その効果は大学や研究機関で実証済みのものばかりです。本当に簡単な行動でいいの?と思い私も改めて確認してみたのですが、「かわいい写真を見る」「25分作業したら5分休憩をとる」など、やはり想像以上に簡単そうです。

この本をこっそりデスクに置いて、毎日の「やりたいこと/やるべきこと」をスッと終わらせましょう。


【5】職種・業界が違っても通用するビジネススキルがここに『コンサル一年目が学ぶこと』

大石 哲之 (著)

著者は、社会人一年目からベテランまでの全ての働く人にとって15年、20年と生き続けるスキルを身につけてほしいと考えていました。
そこで、各界で活躍する元コンサルタントの方に取材をし、15年前の新人時代を思い出してもらうことにしました。
その中で著者は、新人時代に学んだことのなかで15年たっても記憶に残っていることや役に立っていること、職種・業界が変わっても通用し、また、リーダーの立場や経営者の立場になっても通用していることを挙げてもらいました。
それをまとめたのが、この本です。

入社1年目から、徹底的にビジネスの基礎を叩き込まれるコンサル。
その知識や考え方を学んでおけば、いつの間にか同期の一歩先をいっているはずです。



今年初めて会社に入社される皆さん。
これから先、慣れない仕事をするうちに、たくさん失敗すると思います。

悩んだり落ち込んだときは、ディスカヴァーの本を読んでみたり、
ディスカヴァーの先輩たちの失敗を思い出してください。

一人前になるまでにはたくさん失敗してしまうんです。
だから、失敗してもそんなに落ち込むことはありません。
そのことを忘れないでください。

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