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エッセイ・散文・評論 Essay

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#ポエム

三途の岸辺で by the shore of Styx Jan 22 2024 12 12 am

If a guignol cobbler could by calculating (*) how many pebbles in the kingdom of France had ruined the rich dames and gents expensive shoes----then could he see the farcical design of the string-pulle

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幽玄への賛歌 Ode to Eternal Inanimation

嗚呼 大和の神々や
くだされ くだされ 嗚呼
「かしこし」「かしこし」「ゆゆし」
O crow- and goblin-gods of Yamato,
This oath I prithee to bind!
Dark-Dark-and-Pallid-White

この獣(アニマル)の泥濘の道に轍を刻んで
車輪を失い、はまり込んだ牛車のために;
For the sake of this ox-c

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『復讐の豚 Orc』の神へ捧ぐ祈る 堕落論 ポエム

足が地の上についてるままに
堕落する人間だからか
自分が言ている、他人より言わさせている物事はすべて
その堕落の重力を持たなくちゃならない
ゆゆしきにならなくちゃならない、すべての狂言妄語や譫言(うわごと)
人を地にいる虚ろへ引っ張らなくちゃならない
あの燃える地獄たる地核には
真を鍛えてるオークの鍛冶神が
欲望と戯れによって堕落した言霊を
人々の紡ぐ運命の石の真実に造り上げる
地獄より詠み変えれ

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数音痴さへの沈思 Meditation on being Bad at Counting

Woe, O Woe be to his whose intuition feels,
by the light of day, that the growth of the growing reason,
outgrows the growing mind--O for Man's fate he is affright,
that there is a kind of milky whiten

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師走り 瞑想短歌

霧氷
むひょう

牧師走す
ぼくしはす

蠟布(ろうぎ)の救え
ろうぎのすくえ

香ばしい
こうばしい

明り絶えば
あかりとなえば

香いくら?
こういくら?

霊車
れいしゃ

星夜の唄

ウサギの国の信者たちの神聖の6時間の
せいと死の混じ合うそよそよの紫煙との戦いに反して
「銀の迷宮の中で恋人が居る」私は
いまは童話のなかで
明日の近くで扉が待っていもうす
雪の味は冷たくて甘くて不思議が愉快
「銀の迷宮の中で巡り会えた恋人が居って」
冒険でもしてましょうか
『彼女』と会えれば
良き朝日が見える気分だそうだ

口語短歌 堀り香 spoken tanka scent disinterred

All things that were born ill of this earth, sickly due to flowery perfume.

この地上から生まれたすべての、花の香りのために病んでいるもの。

Needs must all then seek deeper things;

必要となるのは、より深いものを求めなければならぬ;

even so beneath roots,

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ZUNさんの「タイニーシャングリラ」へ (東方獣王園ネタバレ)

ZUNさんの「タイニーシャングリラ」へ (東方獣王園ネタバレ)

どうやら今の時世になっても
弼馬溫はまった
太上老君の真鍮の煉丹炉
の三味真火に焼いている
五行娯楽山の水簾洞で
不老不死の辰砂を
靑蓮花の天の池から救いたいそうだ
願えば、猿子猿孫と共に
その赤砂の真珠を持って
楽しい西へ行き
懐かしい東へ戻ろう
『美』猴王になって
蓮の実と根も
仙桃の味をするだっと良いな

My Love is always eastern and she lives and

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ポーの擁護 Vindication for Poe (和訳中)

ポーの擁護 Vindication for Poe (和訳中)

(もし通訳が間に合えなければ、よければPoe.comやChatGPTと、wiktionaryとweblio辞書を使って読めるなら嬉しいです。ポーさんは私の一番好きの詩人の一人ですし、恥ずかしい事でもあり、残念ながら自分の日本語力は下手くそで通訳には又時間が掛かるかもしれない。せめて概ねの事を分かれば嬉しいです。ポーの詩人としての美学と才能、特にあのボードレールさえを心酔させ、多く時間を掛けてポーの

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