記事一覧
「書く」。「書かない」。
もう、ずうっと以前のことになりますが、「てがみさま」というお話を書いたことがあります。
手紙の神様。てがみさま。
大切に書いた手紙には神様が宿ることを──短いお話にしました。
封筒を開け、折りたたまれた便箋をひらくと、おかっぱ髪の女の子の神様が、ちょこんとそこに現れる。それが、てがみさま。
誰かに手紙を届けることが、いまよりずっと身近な時代でしたので、ちょこちょこと、お礼状など書く習慣がありまし
東京の台所、イギリスの庭
暇になると眺めたくなる朝日新聞ウエブ digital 「東京の台所」シリーズ。大平一枝さんの書かれるこのコラムは、決してゴージャスとかモデルハウスのように整っているモデルキッチンのような台所でなく、むしろ狭くて、それでいてその人柄が現れる台所。
そういう感じ、贅を尽くした庭師の手がける庭ではなく、人と寄り添う、家族と楽しむ、そんな個人のお宅のお庭を見せていただく機会があったので、「東京の台所」風
非難されたときの対処法👍
突然ですが、人から非難されるの、嫌ですか?
(ほんとに突然🤣)
非難とは、間違えていると責められたり、文句を言われたり、自分の考えや行動を否定されることです。
自分が何かの過ちをしてしまったときは、多少は仕方ないかもしれません。それでも良い気はしませんけどね。。
ときには、
自分の価値観ややりたいこと、がんばっていることなど、今、自分が大切にしていることを否定されることもあるかもしれません
疾走する若さ -傑作映画『出発』の美しさ
【木曜日は映画の日】
青春映画の美しさの一つは、「期限」があることだと思っています。
終わりは決められている。終わりを分かっているからこそ、そこまでの時間が大切で、甘美に感じる。
ポーランドの映画監督、イエジー・スコリモフスキが、ベルギーで撮影した1967年の映画『出発』は、そんな時間の甘美さと終わりの痛切さを鮮烈に描いた作品の一つです。
ブリュッセルの美容師見習いの青年