ガザ侵攻についてイスラエル人の友達にきいてみた

ふとしたときに思い出す、おそらく自分に大きな影響はいくつかあるけれど、その中でも大きなものは、2014年の夏のできごと。

イスラエルのキブツの食堂で働いていた時の記憶。

なにがそんなに心に残っているのかというと、ガザ侵攻として歴史に残る出来事を現地で体験して、あまりにもリアルな出来事を頭で理解できなかったことと、パレスチナ側で留学をしている友達や、パレスチナにルーツがあるヨルダン人の友人が多く

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わーい!
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人と違って何が悪い?~ガザだより~

子どもの頃はまっすぐで綺麗な髪をしていた。町の汚れた水のせいでいつしか縮れ毛になり、パーマの長髪といえば私のことになった。先が見えない息苦しさで、大学生でもう白髪交じりになった。父はみんなと同じように髪を切れと言う。いやだ、と私は拒む。それでも私は自分の髪の毛に誇りと愛着を持ってるんだ――。

パレスチナはガザ(という世界最大の人口密集地区)に生まれたラエドさん。4月時点で22歳の彼が自身の髪の毛

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2014年、ガザ侵攻のときイスラエルのキブツにいた話

私が初めて使ったSNSは、フェイスブックでした。
2011年から使っているから、もう9年。

好きな機能の一つが「〇年前の今日」の投稿を教えてくれるもの。

それによると、6年前の今日、私はイスラエルにいたらしいのです。

学生の頃、いろんなところを訪れたけど(今思うとあり得ないのですが、Wifiも現地SIMカードもなしで)ちょっとずつ、記憶が薄れてしまう前に、書き留めておこうと思います。

「ガ

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ありがとうございます~
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演劇できらめく子どもたち~ガザだより~

「ガザの小学生めっちゃ英語上手いやん・・・」
が私が今回執筆している子どもたちの第一印象。今回のお話はThe Hands Up Projectの子ども演劇です。

The Hands Up Projectというのはイギリスの英語の先生がパレスチナと繋がって仕事を引き受けているうちにだんだん大きくなっていった(そして世界規模に膨らんだ)プロジェクトなんだそう。今ではガザ・西岸地区とヨルダンにある2か

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スキ嬉しいです!マブスータ(アラビア語でハッピー)
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久しぶり見たパレスチナの刺繍は、やっぱり密度も彩りもインパクトもすごい。
作っている女性たちの生きる力が伝わってくるし、単純に綺麗。
天井のない監獄は、コロナでどうなっているのだろう。

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【パレスチナの歳時記】ラマダン、祈りの時を告げる仕事 inガザ

5月23日、イスラム教徒の人にとって一年で最も神聖な時期であるラマダンが終わりました。ラマダンは、断食と普段以上の善行、欲の節制が求められる期間を指します。普段より神聖な気持ちになるとか、食のありがたみが感じられるといいます。一方でお祭りのような雰囲気もあり、夜になると普段よりハイテンションな人が多いとも(ラマダンとは?詳しくはこちらを参照↓)。

その後の3日間はラマダン明けのイードという祝日で

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スキされて ごはんがいっそう 美味しいな
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いま改めて注目されるイスラエルの歴史家・哲学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏、彼の「人類と新型コロナウイルスとの闘い」論は本当に称賛され、歓迎されて然るべきものなのか。

これまでの著作の累計が2,000万部を超え、近年になって多くのメディアから世界的な歴史学者・哲学者と見做され、「知の巨人」とまで呼ぶ向きがあるユヴァル・ノア・ハラリ氏、彼がアメリカ合州国の TIME, イギリスの FINANCIAL TIMES (当然ながら同じテキストが掲載されたわけではありません) など複数のメディアに発表した「人類と新型コロナウイルスとの闘い」論が、国際的な注目を集めています

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【画像でみる人民新聞】3月25日,1711号 7面

パレスチナの難民帰還権を無視 トランプの中東和平案は世紀の泥棒案だ 各地で抗議デモ イスラエル人も2万人規模で
イスラエル在住 ガリコ美恵子
 1月28日に発表されたトランプの中東和平案に対し、パレスチナをはじめ、世界各国で抗議行動が行われている。パレスチナ人を交渉のテーブルに加えることなく作り上げられた案は、民族差別による植民地・隔離政策そのものだという。パレスチナ人の非暴力的なデモに対して、イ

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ガザからのミサイル

2019.11.13

12日の朝方、ガザ地区からミサイルが飛んでくることを知らせるサイレンがテルアビブの街中で鳴りました。

すぐにTwitterで情報収集すると、今回はハマスではなく、パレスチナ内でハマスとも敵対状態にある、武装勢力イスラーム・ジハード(イスラム聖戦)の攻撃とのこと。
あとでニュースで知ったことは、実は当グループがイスラエルへの攻撃を企てているという理由で、イスラエル軍がその指

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イスラエルの歴史家・哲学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏の「人類と新型コロナウイルスとの闘い」論考批判

最初にことわっておくと、タイトルの「批判」の意味はおそらくは一般に多用されているような「否定的な評価」というような意味合いでの「批判」だけを意味しているのではありません。「批判」には元々、上記のような使われ方における意味の他に、その対象に検討を加え、判定もしくは評価すること、という意味があります。平たく言えば、良い点、悪い点を見分け、評価なり判定なりを行なうという作業です(その他に哲学における用語

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