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事実を知らないあなたは損をしている!!「地政学的視点のすすめ」

地政学という言葉
地理屋の私は使わないことば・・・でした。

チリ屋だってアルゼンチンにも行きたい

地理学を学ぶ

「同病相哀れむ」微気象的世界では
政治地理学という学問の分野があり
地政学という「新参者」を毛嫌いしていた
そんな表現がもっとも肌感覚に近いと思います。

各大学に存在する地理学科に

地政学を掲げる学科はありません・・・現在は!
恐らく「アカデミックな方々」は
「世間の流行りなんて関係ない」という風を
装っていますが・・・世間の流れに掉さすことは
「ほぼない」ので
新興の私学あたりに・・・数年後には
「地政学」という学科※が誕生するかもしれません。

※単科大学では・・・政治学科ともかかわる
「学際分野」なので・・・文科省が首を縦に振らないでしょうから・・・総合的な学問をしている
あの大学かはたまたあの・・・憶測はやめます

そもそも論として「政治地理学」

と「地政学」の違いは不明です。
エリアを限定している「国際政治学」
ともいえるので・・・
学部では突っ込んで「地政学」を
標榜する講座を開設するのは困難かもしれません。

ハッキリいえることは
「日本に一番必要な学問でありながら
もっとも欠けている研究が進まない学問」

だと思います。

マスコミは
イスラエルの問題・・・ガザ地区の紛争を
「かわいそうなガザの人々」という視点で
連日報道します・・・ガザの庶民の皆様は
本当に大変だと同情を禁じえません。

ただしこの報道「論点ばかしの争点ズレ」です。

このイスラエル対イスラムの極地紛争は
世界的な問題を引き起こし・・・

「日本の物価高を引き起こしている原因のひとつ」

という報道をご覧になった方は

挙手してください🙋‍♀️🙋‍♂️🙋


見てませんよね!
記憶違いでは?

小生が「お!」と思ったのは👇この記事

アフリカ大陸を・・・ぐるっと一回りする
「喜望峰まわり」
ずいぶん時間がかかります。
紅海を航海すると後悔するから・・・
「フーシ派のミサイルが飛んでくる海域」
をワザワザ航海する船は
「中国船」くらい・・・でも
「俺は中国だ!」と言えば
「絶対に襲われない」
そんな確証は中国だってもてない。

だから・・・世界の物流が
「バスコダガマの時代」へ戻っている。

スエズ運河を通れないのは
「世界的な不幸の始まり」です。

「日本はそんなにヨーロッパに依存していないから物価にさほど影響はない」と
たかをくくっているマスコミは
ほとんど報道しないけれど
「スエズ~紅海~アデン湾~マラッカ海峡」
このルートは
ヨーロッパとアジアを結ぶ海の大動脈です。

アジア全体の物流費が跳ね上がれば・・・
「日本関係ないんじゃネエ~」
とは絶対にいかない・・・

「ホルムズ海峡をイランが封鎖したら大変だ!」
そんな論説は「そこまで言って委員会」
でも見られるけれど・・・

「紅海の航海できない問題」を
日本のマスコミは完全黙秘状態です。

「昔よりマスメディアの影響力はない」

とウソぶくネット民や関係者の皆さん

「ネットで流れる情報は誰が集めた情報?」

ネット民が自分で見つけたと思っている

G様 M様 A様

の情報だって・・・彼らがかけたバイアスで
フィルターが操作されているけれど
マスメディアが集めた情報です。

日本のマスコミは
「庶民が関心を示さない」と
勝手に取捨選択し・・・
なぜアジア全体の物価がこの半年
高止まりしているのか?

その根本を全く・・・正確にいえば

「ほとんど明示しない」

小生は
「世界的ツ〇ボ桟敷」は
怖いので
「アフリカメディア」
「アジアメディア」
の情報も英語版で時折確認します。

「昔と違ってすぐにG様が翻訳してくれるので」

同じ情報は・・・当然

「マスコミ各社は知っている」

でも・・・報道するのは
ほぼ「産経新聞」と「日経」だけ。
それも小さな記事。

「ガザの庶民がかわいそう・・・」

憐憫の情は大事です。
だからと言って
「そこだけ切り取り報道」のマスコミと
そのニュースを更にバイアスをかけて報道する。
ネットニュースだけで満足していると

「世界の流れを全くしらないお気楽ゴンタくん」
ですよ!
「物価を下げろ!」と政府に文句を言う
報道をするならまだしも
「円高だから物価が下がらない」
と〇〇報道まで繰り出し・・・

「彼らの視点だけで世界を見ると・・・

損しますよ!」


地政学という言葉には

「平成のコメ騒動のタイ米」

のように

ほぼ「リスク」という言葉が
セット販売です。

なぜ政治地理学・地政学がリスクと
切り離せないかと言えば
「お気楽ゴンタクン」が
たくさん住んでいるとある国では

「自分たちにとって商売なる話題しか
報道しないマスメディア」と

その報道を微塵も疑わない

「庶民」が

圧倒的多数派だからです。

日本にも・・・「良質なメディア」
は存在します・・・ただし少数派です。

リスクを管理するために
「地政学的な常識」がないとアブナイ

フワちゃんと兵庫県知事だけに
視点を奪われていると・・・

今年後半は

「アジアにとって正念場」

だという大事な情報を見落としますよ!

もう昔のアメリカほど中東にプレゼンスほ
ないんです。
欧米の商船も・・・紅海を航海しないんですから。

「事件は会議室じゃない!

紅海で起きている!」








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