(3) 進化と変遷、そして、抜け道探し

 夕方北朝鮮からの一行が北京に到着したとの報を受け、日本外交団に緊張が走った。中国の外相は予定通りに進むと言っているが、日本としては北朝鮮とこれまでの経緯があるだけに気持ちは穏やかではない。それでも、ようやくスタートラインに立てたという実感は湧いてきた。

ロシア外務省のセルゲイ氏が説明を始める。完璧なクイーンズイングリッシュに一同が注目した。
「日本の皆さん、本来ならこれを説明するのは私の役割で

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とらやのISPAHAN⁈

イスパハンはケーキの名前かと思っていたのですが
たまたま食事をしたイタリアンのお店で
デザートのあとにお客さんからの頂き物ですが
よかったら、と言って
サービスで出してくださった
     ISPAHANが ⇩

とらやのISPAHAN-羊羹 ❕でした。
イスパハンは洋菓子だと思っていたので
見たときは驚きました。😲

どうやら、ピエール・エルメとのコラボのようでした。

上記の記事を見つけまし

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スキありがとうございます 😊

サブカル大蔵経333大村一朗『シルクロード路上の900日』(めこん)

中国からローマまでひとりで歩いた記録。紀行文の中で最大のスケールでありながら最後まで半径1メートル的な描写を貫く。

たとえ目があってもニコリともせず視線を外そうともしない。何度も笑顔で手を振ってみたがあげた右手を虚しく下ろすしかなかった。【1日目.29キロ.中国.咸陽】p.15

歓迎されないスタートなのがかっこいい。

どんなに旅慣れた旅行者でもこの中央アジアではつまずいてしまうんですよ。p.

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米軍撤退⇒戦闘激化?どうした、朝日新聞らしくないぞ?

朝日新聞らしからぬ記事を見つけたので紹介します。

国防総省は17日、アフガニスタンとイラクの駐留米軍を削減すると発表。ポンペオ国務長官がイスラエルの占領地ゴラン高原などを初訪問する予定もある。政権のレガシー(後世に残る功績)作りを狙ったものとみられるが、拙速な動きが混乱を広げ、バイデン次期政権の外交に影響を与える恐れもある。

 米国はアフガニスタンの反政府勢力タリバーンとの今年2月の合意に基づ

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トランプがイランに攻撃しようとしたとリークされているが、ブッシュがイラクに大量破壊兵器があると戦争はじめたのをもう忘れたのか?
フェイクニュースはトランプの発明ではない。頑張れトランプあと少しだ。
https://note.com/masaya59/n/n399454ded521

ありがとう。DMいただければ、お礼に「幸運な病」献本差し上げます。
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(7) オイルマネーと 、 ジャパンマネーと

 雨季がようやく訪れたのだろう。空には雲が層をなしていた。昨日より厚さを増したように見える。ひょっとすると午後は雨になるかもしれない、男達は午前中で作業を済ましてしまおうと、車に工具を積み込んだ。まるで何かの記念日であるかのように、社員達が喜々として現場に馳せ参じ、通常の時刻よりもかなり早く集合していた。人員が複数台の4WD車に分散して乗り込むと、パイプライン沿いに列を成して走っていった。今まで固

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37年前の今頃イランにいたから Persian Love (Holger Czukay) 〜と言えば スネークマンショー

1983年11月のイラン 〜 イラン・イスラム・アヤトラホメイニ共和国

違うよ、正式名称は Islamic Ayatollah Khomeini Republic of Iran ではなくて、Islamic Republic of Iran, つまり、イラン・イスラム共和国。しっかし、1953年に当時のイランの民主的に選ばれたモハンマド・モサッデク (Mohammad Mosaddegh) 首相

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(5) 国際マッチ、第2戦 モスクワ上陸

 少々遅い夕飯を用意して、バイトから帰ってくる3人を幸が待っていた。
永田町から近い順に、玲子、杏、樹里がほぼ10分間隔で帰ってきた。9時のニュース番組が始まるのでテレビをつける。どこかの誰かがエコ贔屓している記者が登場するので、食事中でも例外措置としてテレビを付けた。幸も、他の3人もネットニュースで概要は知っていたが、誰かさんが、この記者に伝えている情報があるのを、4人の娘達は何故か察知していた

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(4)国際戦に必要なもの 〜 ビジネス力と独創的な発想力と、貫徹する実行能力?

 坂口さんが纏めてくれたレポートに目を通し終わると、外交団全員に向けて発信し、共有をする。油田視察に通訳として同行しながら、纏めてくれた。資源担当の安田議員から基本情報を学んでから、臨んだだけで、このクオリティ。当然ながら安田議員のチェック済だ。先の志木さんの自動車会社議事録といい、秘書さん達の能力を素直に喜んでいた。

譲渡対象の油田の埋蔵量は、2004年の調査で5000万バレルだったが、同行の

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(2) It's a tug of war

 大統領府から車でホテルまで届けられると、レセプションに伝言が残されていた。外務省スタッフからの呼び出しだ。外交官の部屋に呼ばれて囲まれる。首相と副外相が苦笑いをし、スタッフが一様に険しい顔をしているので、何か良くない事が起きたのだろうと察する。
冒頭から授与式がCNN等の海外メディアで流れたと言われ、クラッとよろめいた。やられた!と思うが、あの場に居て想定しないでもなかった。イラン政府にすれば、

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