玉置標本:私的標本

コラム、アウトドア記事、イタリアや台湾の旅日記などを書きます。関東を中心とした船釣りレポート『ゆるゆる釣り部』もここにやってきました。一応ライターです。

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マガジン

  • 身近な自然と楽しむ100のアウトドアチャレンジ

    ちょっとした好奇心さえあれば誰でも挑戦できるような「身近な自然と楽しむ100のアウトドアチャレンジ」を、自分の体験からまとめてみます。

  • ゆるゆる釣り部

    関東を中心とした沖釣りのゆるいレポートです。※『ニフティつり』などで連載していた『ゆるゆる釣り部』はこちらに移転してきました。

  • 玉置標本のコラム、エッセイ、レポートなど

    玉置標本のコラム、エッセイ、レポートなどです。

  • 伊勢うどんってなんだろう?

    伊勢うどん屋さんのインタビューや考察です。 同人誌「伊勢うどんってなんですか?」補完計画。

  • 伊勢観光の写真集

    2022年6月に伊勢市クリエイターズワーケーションで訪れた、伊勢観光の写真集です。伊勢うどんについてはこちらの記事をどうぞ。 https://suumo.jp/town/entry/ise-tamaoki/ また同人誌「伊勢うどんってなんですか?」が発売中です。 https://www.seimen.club/entry/iseudon

最近の記事

20:都会でハゼを釣ってみる

東京都内を流れる川でも、海からそれほど離れていなければ、ハゼという魚が意外と釣れる。 例えば、スカイツリーの目の前を流れる小さな川でもだ。 ハゼは釣りの入門にピッタリの魚で、簡単な道具があれば大丈夫。竿は(水深や川幅によるけど)3m前後の安いノベ竿(リールを使わない竿)、糸、オモリ、自動ハリス止め、ハリあたりを揃えればとりあえずOK。 これらは釣具屋さんにいけばすぐ揃うし、一式セットになったものも売っている。エサはアオイソメというニョロニョロした生き餌が定番だが、気持ち

    • 19:川原を埋め尽くすアレチウリを食べてみる

      先日カボチャの新芽や茎がおいしく食べられることを知った。 ならば近所の川原で繁殖しまくっているアレチウリという外来植物を食べればいいのではと試してみた。 アレチウリは特定外来生物なので生きたままの移動はご法度だが、摘んで繁殖能力のない状態にして食べる分には問題ないだろう。どちらかといえば駆除活動だ(ちょっと食べる程度では焼け石に水もいいとこなのはわかっているが)。 これまで活用されなかったのは、その実が食用には大変不向きなだけであり、毒があるからという訳ではない。 よ

      • 18:夏の野草スベリヒユを食べてみる

        佐渡島を旅行している時に、友人から「現代人はスベリヒユを食べるべきだ!タダだよ!タダ!」という話を聞いた。 まったく聞いたことのない名前の草だが、その辺の畑にいくと、雑草としてモリモリ生えていて、なかなかうまいらしいのだ。 なんでも、なんやかんや体に良いと評判のω-3脂肪酸(オメガスリーシボウサン)を含んでいるらしく、トルコやギリシャなどでは一般的な食材とのこと。 健康面での話はまあ置いておいても、その辺に生えている雑草がおいしく食べられるというのは興味深い話なので、ち

        • 外房・茨城の大洗港から常磐・日立沖でカットウフグ釣り(ショウサイフグ)@弘清丸

          7月中旬の白子シーズンに、外房・茨城の大洗港から常磐・日立沖でカットウフグ釣り(ショウサイフグ)をしてきました。船宿は弘清丸さんです。 釣り方の簡単な説明と、釣れたシーンだけを繋いであります。 これを見ながら飲む酒がうまい。 そして最後に衝撃的なダジャレが……。 竿は「シェアーズ(Shares) SOLFIESTA(ソルフィエスタ) チェスター カットウフグ 155」という5000円台の安物です。エギタコにも最適。 https://amzn.to/4ceBMKJ もう少

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        • 昭和の「家電製麺機」を愛でる会/趣味の製麺
          5本
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        記事

          実家の猫が懐かない

          子猫をもらってきた2014年の春、実家で母が飼っていた虎縞の雌猫が亡くなった。私が山形県で大学生をやっていた頃にもらってきた猫なので、享年18歳の大往生だった。 その猫とは大学を卒業後、一緒に実家で暮らしていた時期があり、冬になると布団にも入ってくる仲だったため、私が実家を出てからも、たまに帰るとニャーニャーと嬉しそうに出迎えてくれた。 その猫と私よりもずっと長い時間を過ごしてきた母を元気づけるには、新しい猫を迎えるのが一番だろうと、なんとなく新猫との出逢いを探していたとこ

          実家の猫が懐かない

          家庭用製麺機で「うどん」と「中華麺(ラーメン用の麺)」を作ろう

          昭和の時代に群馬や山梨で流行った「家庭用製麺機(小野式1型両刃型)」を使って、コシのあるおいしいうどんや、ツルツルの絶品中華麺を打つ方法を超丁寧な動画にしました。ワークショップでお伝えしている内容そのままです。 家庭用製麺機でうどんを作ろう■材料(3人前) ・うどん用中力粉 300g ・塩 15g(粉の5%) ・水 123g(粉の41%) ※塩や水の量は、粉の性質や気温、湿度によって微調整してください。夏は塩多めの水少なめ、冬は塩少なめの水多めです。 ※群馬の「お切り込み

          家庭用製麺機で「うどん」と「中華麺(ラーメン用の麺)」を作ろう

          『そのレシピが生まれた訳』:アジアハンター小林真樹さんに聞く、南インドでミールス(MEALS)という英語名の料理が定番化した理由

          ミールスという料理スタイルはどこから生まれたのかーーそもそも南インドのミールスって、どういう経緯で、いつ頃から食べられているものなのでしょうか。 「インド人に聞いても、その辺のところって真実はわからないですよね。インド人自身も知らないというか。それらしく答えるんですけれど根拠がなさそうな感じもする。資料とかなんにもないし。 それらしい答えを言う人もいるんだけど、なんか創作っぽい感じもするので、それを鵜呑みにしちゃうとまたね。そういう本質的なことって、インド人のほうがわか

          『そのレシピが生まれた訳』:アジアハンター小林真樹さんに聞く、南インドでミールス(MEALS)という英語名の料理が定番化した理由

          船釣りだけど堤防感覚で楽しむ湾奥のカレイ釣り/江戸川放水路 伊藤遊船

          東京湾の一番奥で狙う大型マコガレイ 船での釣りっていうのはだいたい竿一本で魚と対峙するのだが、江戸川河口から出ている東京湾奥のカレイ釣りはちょっと違う。少なくても2~3本の竿を持ち込み、チョイ投げして置き竿で待つのである。そう、まるで防波堤での投げ釣り感覚なのだ。 堤防からのカレイを狙う場合、どうしても人気のポイントは場所取りが大変で、スペースが無くて竿を出せない場合も多い。その点、船から狙う湾奥のカレイ釣りは乗船できる人数が限られているので、予約さえすれば竿を出せない

          船釣りだけど堤防感覚で楽しむ湾奥のカレイ釣り/江戸川放水路 伊藤遊船

          一日の釣りで二度楽しい!冬のタチウオ&アジのリレー船/久里浜 黒川丸

          久里浜からタチウオ&アジのリレー船2016年、あけましておめでとうございます。 なんて挨拶をしつつですね、今年最初の記事は2015年の釣り収めのレポートで恐縮です。ということで紹介するのは久里浜の黒川丸(黒川本家)。釣りものはタチウオとアジのリレーで、20011年1月にまったく同じ船宿、同じ釣りものをやっているんですよね。あれから5年も経ったのか―。そりゃ体脂肪も増える訳だー。 さてあの頃から大きく変わった点といえば、私の経年劣化は置いておいて、冬のタチウオ釣りにもライ

          一日の釣りで二度楽しい!冬のタチウオ&アジのリレー船/久里浜 黒川丸

          あえて難しく考えない!とりあえず楽しむカワハギ釣り入門/佐島 志平丸

          三浦半島の西側、佐島からのカワハギ釣り釣りには魚が掛かるものと、魚を掛けるものがある。要するに合わせなくても釣れるか、釣れないか。置き竿でも釣れるか、釣れないか。 今の時期なら、前者はアマダイ、ワラサなど。後者はイカ類、ショウサイフグあたりですかね。タイなんかはコマセ釣りなら前者、一つテンヤなら後者かな。ヒラメやタチウオは迷うところですね。 前者はどうしても運の要素が強く、初心者がベテランよりも大物を仕留めることもしばしば。後者は技術と経験がものをいう釣りなので、実力が

          あえて難しく考えない!とりあえず楽しむカワハギ釣り入門/佐島 志平丸

          日本海の離島、粟島で楽しいタコ捕り

          粟島でのタコ捕りが楽しいんですよ今回は釣りの話とはちょっと違いまして、日本海の小さな離島、粟島で伝統的に行われている2本の棒を使ったタコ捕りの話。磯ダコ捕りツアーです。 この磯ダコ捕りツアーはただの体験ツアーではなくて、捕ったタコの重量を競うワンデイマッチという魅力的な大会なのだ。初出場となった2013年は経験不足のため3匹で266グラムと、優勝した方の半分にも満たない成績で終了。 きっと来年こそはリベンジしてやるぞと粟島の海に誓って、翌2014年大会に出場したのである

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          ライトタックルで楽しむ!タチウオとアジ・サバのリレー船/金沢八景 一之瀬丸

          金沢八景から出船するライトタチウオとライトアジのリレー船にやってきた さあさあさあ、まるっきり容赦のない暑さの夏がやってきてしまいましたが、こんな夏だからこそ楽しめる釣りへいかねばと、やってきたのは金沢八景の一之瀬丸。何度かイカ釣りなどでお世話になっている船宿さんだが、本日の狙いはライトタックルのタチウオとアジのリレー船である。 「タチ・アジ」とも呼ばれるこのリレー船は、釣果にムラのあるタチウオと、比較的安定した釣果が見込めるアジという、攻守のバランスがとてもよい組み合

          ライトタックルで楽しむ!タチウオとアジ・サバのリレー船/金沢八景 一之瀬丸

          電車でいけるお気楽マダコ釣りにチャレンジ!/鶴見 新明丸

          ほぼ手ぶらでOK!電車でいけるお気楽なマダコ釣り船釣りの世界は朝がとっても早い上に、車がないとなかなか辿りつけない場所にある船宿も多いのだが、探せば東京近郊で駅から近い場所もいくつかあるもの。そういうところは電車組を考慮して、出船時間が7時とか7時半とか釣り船としては遅めなので、始発電車に乗れば間に合うようなところも多い。 今回はそんなシティ派の船宿の中から、JR鶴見駅&京急鶴見駅から徒歩7分くらいのところにある新明丸さんへとやってきた。ここの出船は7時半なので、埼玉にあ

          電車でいけるお気楽マダコ釣りにチャレンジ!/鶴見 新明丸

          意外と近いよ!大洗からショウサイフグのカットウ釣り/大洗 弘清丸

          茨城県の大洗でショウサイフグのカットウ釣りに挑戦! 今年は東京湾のショウサイフグ、いわゆる湾フグが好調みたいですね。釣れている時の湾フグほど楽しい釣りもなかなかないので、じゃあ私もと思ったんだけれど、車が向かった先は茨城県の大洗港。いや、ほら、あれだ、こっち方面のフグもなんだか好調みたいなんですよ。 カットウ釣りだけに様々な葛藤があったのですが、たまにはやったことのない場所で釣るのもいいかなと。今の時期は白子持ちのフグが集まってきているらしいしね。 私は埼玉在住なので

          意外と近いよ!大洗からショウサイフグのカットウ釣り/大洗 弘清丸

          今年は好調かも!夜の江戸前アナゴ釣り/江戸川放水路 伊藤遊船

          今年は久しぶりに江戸前アナゴの調子が好調らしいよ江戸前の風物詩でもある初夏の夜アナゴ釣りだが、ここ数年はパッタリと調子を落としてしまい、竿頭でも一桁台、私レベルの釣り人だとアナゴの顔が見られれば御の字みたいな不漁の年が続いていたため、「そんな釣りもあったかな……」と、アナゴの存在が忘却の彼方へと流されてしまっていた方も多いかと思います。 そんな隠れアナゴファンの皆様に朗報です。どうやら今年は調子がいいらしんですよ。竿頭が20匹を超えるような日も多く、全盛期(っていつだか知

          今年は好調かも!夜の江戸前アナゴ釣り/江戸川放水路 伊藤遊船

          乗っ込み間近はマジか?剣崎沖でコマセマダイを狙う/毘沙門 浜福丸

          今年もそろそろノッコミのマダイ釣りシーズンが到来か!桜の花が咲く頃のマダイは、サクラダイと呼ばれて珍重されるそうですね。ということで、今回はそろそろマダイがノッコミを迎えるんじゃないかなということで、三浦半島の先端にある浜福丸さんへとやってきた。狙うのはタイだが、港があるのは恵比寿ではなく毘沙門である。 ちょうど一年前にもこの船宿からマダイを狙って出船して、その時はどうにかこうにか1匹釣れたんだったかな。 『マダイのノッコミ』とは、海水温が上がってきたころに産卵・放精の

          乗っ込み間近はマジか?剣崎沖でコマセマダイを狙う/毘沙門 浜福丸