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2024/11/21 浄水器の水漏れを直す

すべてが少しずつ劣化していく。

築40年くらいの家に住んでいる。引っ越してきて15年くらいだろうか。そのときにある程度のリフォームはしたのだが、端々に問題が生じてきている。

台所の水道に設置している浄水器のパーツについていたパッキンが切れてしまい、とりあえず輪ゴムをはめて数日間誤魔化していたのだが、そろそろこの問題に対処したいと思う。

あー、面倒臭いなー。

この赤い輪ゴムのところに、黒い小さな輪ゴムがついていたのだが、それが切れたのだ。

この浄水器を取り付けたのは、引っ越してきた当初。15年も前の話なので、どうやって設置したのか全く覚えていない。

切れたゴムパッキンが、もともとある蛇口のものなのか、浄水器のパーツなのか、それすらわからない。

とりあえずホームセンターに行けば、ゴムパッキンくらい売っているだろう。私も馬鹿ではないので、サイズを定規で測ってから近所のホームセンターへと向かう。

外径が15mmくらい、へっこんでいる部分が12ミリくらいだろうか。

ホームセンターに行って驚いた。世の中にはゴムパッキンが何種類もあったのか。名前はオーリングと呼ぶらしい。

こうこうのは規格が決まっていて、だいたいのサイズがわかれば間違えることなく買えると思ったのだが、まさか1mm単位であるなんて。しかもゴム自体の太さも複数あるっぽい。どうすんだこれ。

切れちゃった元のゴムパッキンは捨ててしまったので、見比べるということができないから、たぶんこれだろうというものを買ってみる。内径11.8mmでゴムの太さが2.4mmの12番。

ゴムというのは伸びるので、ちょうどのサイズよりもちょっと小さめがいいはずだ。

帰宅して、早速装着。いい感じだ。

だがゴムが太すぎたようで、浄水器がぜんぜん刺さらなかった。失敗。

わかった。一回り細いのを買ってくればいいんだろ。面倒臭いなあ。

内径10.8mmの11番、これでどうだ。

きっとぴったり。

と思ったら、微妙に太すぎて、これもまた入ってくれない。

あーーーーーーーーーーー!

無理やり入れようとしたらゴムが切れた。

きゃーーーー!

わかった。俺が悪かった。私が馬鹿だった。

やっぱりちゃんとサイズを測ってみようと、ノギスをとりだしてみたら、定規で適当に測ったサイズとちょっと違った。

そうか、外径16mm、内径13mm強だったのか。

ということは、内径の13mm強にゴムの太さ×2を足した値が、外径の16mmをちょっと超えるくらいが正解。よってゴムの太さは1.5mm強。

正解は太さ1.9mmの10番!内径が9.8mmとかなり細いけど、きっと入ってくれるはず!

何度も似たようなパーツをもってレジに行くのが恥ずかしいよ!

グイグイと水道管に押し込むと、溝のところにベストフィット。よし、これに間違いない。

そして浄水器を押し込むと、スッと抵抗なく入っていた。

あれ、抵抗がなさすぎないか。

でもきっと大丈夫のはず……と蛇口をひねると、水圧で押し出される浄水器。

あーーーーーーーーーーー!

なんと、11番だと太すぎて、10番だと細すぎるという、まさかの規格外オーリングが必要だったとは。

浄水器についていたオリジナルパーツなのだろうか。ということは、浄水器のメーカーから取り寄せなきゃいけないのか。パッキン一つを。いや、そんなの面倒すぎる。

よしわかった。微妙に太くするのであれば、ラップでもカマしたればええやんけ。

どやー!と水を出したら、また水が漏れてきた。

わかった、こうなったらラップを二重に重ねたるがな。

宮尾すすむと日本の社長の名曲「二枚でどうだ!」を思い出しますね。

余計に隙間ができていそうだが、どやーーーーー!

水が漏れなーいーーーーーーー!!!!!!!

ちょっとラップがはみ出ているけど、何日持つかわからないけど、とりあえず良しとする。

あー、疲れた。

※写真を見返したら10A番というのがあるので、たぶんそれが正解!


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