「私は、どういうふうに生まれて、どういうふうに生きるのか、そしてどこから来て、どこへ行くのか」ということは、技術にも、知識にも関係ないということなんです。 みなさんが、いくら本を読んでも、これはわからないと思います。 〜河合隼雄著「日本人とアイデンティティ」より
新潮文庫の100冊の3冊目を読んでいます。 『こころの処方箋』河合隼雄 著 想像していた内容とは、ひと味違っていたけど、ジワジワと面白い。
「ファンタジーというのは生やさしいものではない。それは逃避どころか、現実への挑戦を意味することさえある」・冒頭から持ってかれます。13作のファンタジーをそれぞれ「たましいの現れ」として深く読み解いていく。「たましい」と密に対話し続けてきた筆者だからこそ汲み取れる心の世界。絶品です
箱庭療法19つめ。前回の「出航」の続き。カヌーに積んだ銀の玉はこの島で下ろすようだ。右下のお城に向かって登り坂で道が作られてる。なんとなく暗い場所?この日は確か怒り?があった気がする。何に対してかはわからない。白いライオンが吠えている先はお城だ。権力の象徴?父性に威嚇したかった?