発信するセンセイ

「学校の先生を自由にする」がミッション。それは「仕事・私生活・セカンドキャリア構築」の…

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「学校の先生を自由にする」がミッション。それは「仕事・私生活・セカンドキャリア構築」の3つをパラレルで成功させること。ブログ、ポッドキャスト、Kindle、udemyなど、あらゆるタイプの情報コンテンツを発信中。

マガジン

  • 書かずにはいられない話

    衝動的に書きたくなる話題って、ありますよね?

  • センセイを捨ててみる。

    行き詰まる学校教育を変えるための、最適解。 それは、現場にいるセンセイが、センセイを捨てること。 今こそ、アンラーンする時です。 気軽に、ちょっとしたことから始めましょうか。

  • ライフにマストなワードをマンガで

    マンガから学べる人生の処世訓って、たくさんありますよね。 パラダイム・シフトにつながりそうな発想を、 みなさんとシェアしたいと思います。

  • 鷲田さんのバトン

    鷲田清一さんの朝日新聞連載コラム『折々のことば」。 日替わりで、私の知らない人たちばかりが登場します。 鷲田さんは、読者と「彼ら」をつなげる役割。 だったら私は、「もっとつなげる」役割を果たしてみようかな、と。

  • career diversity

    人生は長い。 そして人生は、変化に富んでいる。 どんな仕事をしてもいい。何回仕事が変わってもフツー。 人生=キャリアと思っている私が、多様なキャリアのとらえ方を紹介します。

最近の記事

副業は教師を強くする、という確信 #センセイを捨ててみる。

教師の多くは地方公務員です。つまり、副業禁止です。 教師は教職に専念するほど、ウケがいい。 定時に帰る? とんでもない。誰よりも遅くまで職員室に残ります私。 普段ですか? 授業準備と心配な生徒のケアに専念しています。 休日ですか? いつでも呼んでください。生徒の支えになりたいので。 すばらしい! そんなあなたの「勤務態度」は「A」評定です。 でも、残念なことに、真面目なセンセイほど学校から離れていきます。 頑張って、褒められて、もっと頑張る。 そしていつか消耗して、仕

    • 自由は、愚かさの先に #鷲田さんのバトン

      トニ・モリスンは、こんな人。 黒人の大学教授で、英文学者。アメリカ黒人文学の先駆。2019年没。 自由は、奴隷たちが酷使される様子を見て意識されるもの。 奴隷制は、「自由とは何か」という質問に答えるために編み出された制度。 抽象概念を定義するためには、 対極にある存在を細部まで理解し、現実性をまとわせること。 自由に形を与えたいなら、 不自由を反芻するしかない。 そして高邁な理想と精神は、 自らの中にある愚かさと向き合うことでしか見いだせない。 〇NPO法人共育の

      • 消滅可能性都市を消滅させる #センセイを捨ててみる。

        2040年までに、市町村の半分が「消滅」の可能性に直面するとのこと。 20代・30代女性が半減した都市は「消滅」の可能性が高いというのは、単に確率論の話なのでしょうが、重く響く言葉です。 増田は、地方都市衰退の原因の一つとして、若年女性の都市部への流出を挙げています。それは元をたどると、「地方の閉塞感」に起因しているとのこと。 私は田舎の生まれなので感覚的にはよくわかります。地方で発言権を持つのは、「男性」「年配者」「以前からそこに住む者」のいずれかであることが多く、この

        • 晴天の土曜日。動くと、少し汗ばむくらい。冬囲い仕舞とタイヤ交換で終わるはずが、まさかの「庭石」移動。腰をやられました。 仕事の合間に、娘と3日後に控えた卒業式の練習。飼い犬を「校長」に見立て、「壇上」に鎮座させ、卒業証書の授与。 疲労困憊の親子で、笑い転げました。

        副業は教師を強くする、という確信 #センセイを捨ててみる。

        • 自由は、愚かさの先に #鷲田さんのバトン

        • 消滅可能性都市を消滅させる #センセイを捨ててみる。

        • 晴天の土曜日。動くと、少し汗ばむくらい。冬囲い仕舞とタイヤ交換で終わるはずが、まさかの「庭石」移動。腰をやられました。 仕事の合間に、娘と3日後に控えた卒業式の練習。飼い犬を「校長」に見立て、「壇上」に鎮座させ、卒業証書の授与。 疲労困憊の親子で、笑い転げました。

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        • 書かずにはいられない話
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        記事

          自由にモノが言いたいなら #センセイを捨ててみる。

          自分自身の生き方と言動が一致していないとはっきりと感じるようになったのは、いつからだろう? 歳をとったから? 守るものが増えたから? きっと、そうなんだろう。 生徒に対しては高らかに理想を謳い、 自身はその理想からほど遠い生き方をしている。 教師になってよかったと思うのは、 生徒に嘘をつくたびに、良心の呵責を感じるから。 ダメな自分に我慢ならなくなるたびに、生徒の顔がよぎるから。 ちょっとでいいから「いい人間になろう」と思わせてくれる。 教師とは、そういう仕事。

          自由にモノが言いたいなら #センセイを捨ててみる。

          今日の新潟は快晴です。これから実家の冬囲いを外し、サマータイヤに交換してきます。書いていて思ったんですが、この手のつぶやきって、「雪国あるある」なんですよね。冬囲いやタイヤ交換が必要ない人たちはそれなりにいるとして、雪国では「晴れていること自体」がちょっとした恩恵です。

          今日の新潟は快晴です。これから実家の冬囲いを外し、サマータイヤに交換してきます。書いていて思ったんですが、この手のつぶやきって、「雪国あるある」なんですよね。冬囲いやタイヤ交換が必要ない人たちはそれなりにいるとして、雪国では「晴れていること自体」がちょっとした恩恵です。

          2つ以上必要なのは「財布」だけじゃない  #センセイを捨ててみる。

          収入の柱が複数あるからこそ、経済的に安定する。 きわめて当たり前ですよね。 でも、教師は副業も複業も禁止です。よそ見禁止。 なので、明治以前に生まれていたら、不安定この上ない職業ということになります。 ところで、「よそ見」しないと、経済的な面以外でも、デメリットが出てきます。 ✔本業バカは生徒の課題を解決に導けない ✔本業バカになるほど社会と乖離してしまう ✔本業で行き詰まったら辞めるしかない 学校以外の、教師ではない「別のあなた」の視点が本業に介在しないと、学校にお

          2つ以上必要なのは「財布」だけじゃない  #センセイを捨ててみる。

          情報発信の意味 #センセイを捨ててみる。

          イケハヤさんのメルマガを読んで、思ったことがあります。 1.私は親がどんな生き方をし、私の知る価値観を育んできたのかまったく知らない。だから、知りたい。 2.私が情報発信をするのは、ただそれが好きだから。でも、私という人間の人となりを知ってほしかった人たちがいることに気づいた。それが家族。 つまり。 私は、「私にとって大切な人たちのことを知りたい」という思いが強くあって、同じくらいに、「私のことを知ってほしい」と思っていたんだってこと。 それが叶えば、 他にどうしても

          情報発信の意味 #センセイを捨ててみる。

          報酬をもたらす者 #センセイを捨ててみる。

          教師という仕事は「感情労働」の最たるものです。 こんな素敵な思いを味わえるなら、この仕事に一生をかけてみたい。 こんなつらい思いをするとわかっていたなら、教師にはならなかった。 どちらの可能性もあるでしょう。 もし、感情報酬が人生の成功に強く結びつくものなら、私たち教師が取り得る道は3つ。 ひとつは、プラスのストロークを味わうことです。小さくてもいいから、何度も何度も。 もうひとつは、マイナスのストロークをできるだけ経験しないようにすること。つまり、「人間関係を円満

          報酬をもたらす者 #センセイを捨ててみる。

          先生の思い込み #センセイを捨ててみる。

          「自分が強くあらねばならない」 ずっとそう信じて努力してきた、耐えてきた仲間に伝えたいこと。 教師にとって、 人を育てる立場にいるあなたに対して、真っ先に伝えたいことです。 (ツヨクナリタイ) 誰もがずっと、そう思ってきました。 後進には希望を。 育てたい若手がいます。 相手には敬意を。 ほとんどの衝突を乗り越えられます。 仲間には勇気を。 誰もが、そういう人を待ち望んでいた。 そして自らも勇気を与えられる人になりたいと思っていたはず。 希望も敬意も勇気も、す

          先生の思い込み #センセイを捨ててみる。

          一線を越えたい #センセイを捨ててみる。

          仕事柄、「教育」に関わっているというと、 何となく立派なことを言いたくなったり、 一方で、当たり障りのない言動をしてしまいそうになりますが、 すべて「世間」に絡めとられてしまった結果です。 私たち教師が同僚の言葉を、生徒の言葉を、保護者の言葉を、学校教育に関わるニュースを耳にするとき、たくさんのフィルターを通していることに気がつきます。 歳をとればとるほど、経験を積めば積むほど、フィルターは厚くなり、数も増えていく。 でも、 自分で引いた線なら、自分で消せるはず。 そし

          一線を越えたい #センセイを捨ててみる。

          教師の特権 #書かずにはいられない

          たったひとつのシーンに何度も涙した映画。 2016年公開 ちはやふる 上の句 同      ちはやふる 下の句 2018年公開 ちはやふる 結び この映画があなたにもたらすのは、 ✔言葉の力を信じようという気持ち ✔生徒にコミットしてみようという気持ち ✔自分の仕事がもっと好きになる 私は基本的に邦画を観ません。 ですが、例外的にこの映画は押します。 3本すべて観てはじめて、登場人物の思いがあふれ出す。 観てくれたあなたには、最高のカタルシスを保証します。 もし、

          教師の特権 #書かずにはいられない

          「20年限界説」と「45歳定年説」 #センセイを捨ててみる。

          大卒後、すぐに教師になった場合、40年前後、教師であり続けることになります。 ひとつの仕事に40年従事する。 長いですね。いわば「職人の世界」です。 この「職人性」が、いい方向にもよくない方向にも作用します。 デメリットの方が大きいと言うつもりはありませんが、「よほど締めてかからないと、職人性にやられてしまうよね」、とは思います。 その意味で、《20年限界説》は、納得感があります。 以前、サントリーホールディングスの新浪剛史氏が言った「45歳定年説」は、考え方とし

          「20年限界説」と「45歳定年説」 #センセイを捨ててみる。

          政界も芸能界も学校も #センセイを捨ててみる。

          元記事は「自民党の派閥パーティー券問題」と「松本人志氏の性加害報道」で、「政界や芸能界が所属集団におけるタテの関係を最重視するありさまが日本社会の特徴である」というのが主旨です。 でも。 私に言わせれば、学校も似たり寄ったりです。 学校は自由を教える場であるがゆえに、構成メンバーである教師や生徒には最大限の自由が保障されなければならないと思っています。 しかし、現実はどうでしょうか? 気にかかるのは、「教師の主体性の弱さ」です。 不満は山ほどあるようなのに、あきらめ

          政界も芸能界も学校も #センセイを捨ててみる。

          強さという名の限界 #ライフにマストなワードをマンガで

          「信念」って、あるといい。 ずっと、そう思っていました。 なぜかって? 信念がないと、生きにくいと感じる時が山ほどあったからです。 躊躇せず判断する人。 自己の判断に何ら疑問を持たない人。 そんな人たちを、羨ましく思っていた時期がありました。 以前下した判断が、今は下せない。 同じ状況のはずなのに、正反対に針が触れてしまう。 そんな自分が嫌になり、情けなく思うことが何回あったことか。 信念を持っている人は、強い人。 それに引き換え、私は限りなく弱い人間。 でも、

          強さという名の限界 #ライフにマストなワードをマンガで

          目標は、犬。 #センセイを捨ててみる。

          うちでは犬を飼っていますが、 ◎視線を感じるとすぐにこっちを向いて、じっと見つめ続ける ◎手を伸ばすと、なめる ◎寝転んでいると、顔をなめる ◎帰宅するとしっぽを振って寄ってくる ◎撫でていると、腹を見せて「もっと」とせがむ ◎撫でていると、目を閉じる ◎しばらく放っていると、ほえる ◎休日は「散歩に連れてって🎵」とほえる こんな感じです。なので、カーネギーの言うことはよくわかる。 うちの子どもは、甘えたいときはすり寄ってきますが、気に食わないことがあれば離れていきます

          目標は、犬。 #センセイを捨ててみる。