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6/3 晴れのレベルをこころがけましょう

おはようございます。
仕事をしていなくても月曜日が来るのが早いのはなぜ。
あちこちでアジサイが咲き始めました。
地植えにしたブラックパープルのアジサイ、今年はどんな色で咲いてくれるでしょう。

さて、河合隼雄『より道わき道散歩道』からの言葉。

「死」を晴れのレベル、 曇りのレベル 、雨のレベルのどのあたりで経験するかによって様相が異なる 。亡くなっていく人を看取る人が、雨のレベルにのみとどまって、泣いていたのでは、死にゆく人は ますます不安になったり動揺したりでたまらなくなる 。

死んで行く人の傍らにあって、その道を見届ける役割の人は、そこに しっかり立っていなくてはならない。
(悲しくないわけがないけれど)
 晴れのレベルを知るものとして、泣かずにいることができる。 このような安心感に支えられて、死にゆく人は悲しみや苦しみを体験しつつも、「晴れやかな花道」に到達できる。 その時それを看取る人は泣くことはない。

(すべてが終わったら)雨のレベルに入ればもう泣いてもいいのだ。

この文章を読み、なっちゃんを見送ったときのことを想いました。
いっしょに散歩して、再会を信じて、ご機嫌元氣でいました。
ちぃちぃに対しても「晴れのレベル」で送りたい。

夜中に何度も大きな声で「なーお、なーお」とワタシを呼ぶちぃちぃ。
「ちぃ、ここにいるよ」
いつものように布団をパンパン叩くと、ヨロリヨロリとやって来る。
どっこいしょと布団の上に乗り、そばに来てくれます。
みんなも集まってくるけど、「なんか違う」と感じるらしく、神妙にしています。
「ダイジョウブ、だいじょうぶ、安心していていいよ」

お星さまみたいなアジサイですね

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今週もこころおだやかに、ご機嫌元氣に参りましょう。

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