ゆらぎゆらゆら

合言葉 世界とは常にゆらぐべきもの 好き ・ヒトがヒト以外のことも考えて作った、モノ…

ゆらぎゆらゆら

合言葉 世界とは常にゆらぐべきもの 好き ・ヒトがヒト以外のことも考えて作った、モノ、コト、場 苦手 ・大量生産、大量消費、格安、均一、画一、合理化、一部最適化、資本主義 生きづらい世の中、へたくそなりに生きるべく、ちょうどよい加減を探してます。 二児の父で現在プータロー

最近の記事

ヒトって、なんだ? 「いきものとして」

前回、「生きるって、なんだ?」では私達はなぜ生きるのか?というのを、縄文人や旧石器時代のヒトという古代をキーワードにしてみた。 テーマであった「生きるって、なんだ?」というのは正解の無い問いだと思っている。 各々が各々の方法で見つけるしかないもので、私としては雨宮国広さん(Jomonさん)から多くのヒントをもらったという意味で紹介に留めた。 今回は、Jomonさんにも引き続き登場して頂き、「ヒトって、なんだ?」というのを少し考えてみたい。 そこから見えてくる「生きるっ

    • 生きるって、なんだ? 「僕は縄文大工」

      このタイトル。 あまりに壮大なテーマだ。 「私達は何のために生きているのだろうか」 そんな哲学的な問いを私は昔から持っていた。 明らかな切っ掛けは中学生のとき。通っていた学習塾で、授業の無い日曜日に“哲学の時間”というものがあった。 授業というより、半分くらいはその塾の先生の趣味の時間であったような記憶だが、少ない参加人数でも開かれていた。 自分は何故存在するのか、神はいるのか、、、 そんなことを2時間くらい考えたり話し合ったりする時間だった。 細かくは覚えて

      • 責任って、なんだ? 生きづらさを感じる社会

        今日も誰かがどこかで責任を取っている。 「責任を取って、辞職いたします。」 「責任者、呼んでください!」 「あなた、無責任な人ね、、、」 「刑事責任が問われています」 「この仕事は私の責任でやります」 などなど、社会に出れば、ニュースを見れば「責任」の話で持ちきり。 何か事件が起きれば「責任の所在は?」となる。 自己責任って、なんだ? ~釜ヶ崎合唱団~というノートでも触れましたが、 そもそも「責任」ってなんだろう?と考えた。 というのも、ある日私のパートナ

        • 自己紹介 プロフィール補足

          皆さまはじめまして。 ゆらぎゆらゆらです。 ここでは、プロフィールに書ききれなかった部分を補足したいと思います。 ゆらぎゆらゆら、という名前は “世界に幅とゆらぎあれ”というキャッチフレーズで営まれている 鳥取県の汽水空港という本屋さんに影響をうけて名付けました。 まだお店には行けてないのですが、店主のモリテツヤさんの考えること、実践されていることに、強く惹かれているのです。 ”世界に幅とゆらぎあれ”という言葉、私の解釈にはなりますが今後の投稿にも反映していきた

        ヒトって、なんだ? 「いきものとして」

          自己責任って、なんだ? 釜ヶ崎合唱団

          釜ヶ崎というエリアがある。 あいりん地区ともいい、大阪府にあります。 JR西日本線以南、西を南海本線、東を旧南海天王寺支線に囲まれた、東西およそ300m、南北およそ500mの地域です。 と、大阪をほとんど訪れたことのもなく、関東圏に居住期間の長い私には、ちんぷんかんぷんなのですが、、。 地図でそんなに広くはない地区なのだと確認。 江戸時代にはすでに、日雇い労働者の街となっていたようで、大阪はもとより近畿地方の発展に貢献した労働者の街だそうです。 (釜ヶ崎合唱団 より)

          自己責任って、なんだ? 釜ヶ崎合唱団

          イトウシズヒコ 「人生において無駄な時間など、一秒もない」

          皆さんご存じでしょうか? イトウ シズヒコ カズオイシグロ? スガシカオ? 糸井重里? いえいえ、イトウシズヒコですよ。 ほら、あの。 おそらくほとんどの方が知らないでしょう。 なんてったって、私の高校時代の古典の先生です。 他の先生の名前は姓は覚えていても、名前までは覚えていません。 でも、この先生は何故かハッキリ覚えてました。 人生において何度か、人の言葉によって救われたことがあります。 それが有名な人の有名な言葉であると、名言とか格言とかになりま

          イトウシズヒコ 「人生において無駄な時間など、一秒もない」

          河合隼雄 こころの処方箋

          前回の記事 「適応障害って、なんだ?」 で少しだけ紹介した 河合隼雄 こころの処方箋 新潮文庫 平成10年発行 もう、26年前の本なんですね~。 高校か中学の、国語もしくは現代文のテキストにこころの処方箋の一部が記載されていた気がします(23章 心の新鉱脈を振り当てよう だった気がする)。 適応障害と診断されてから初めて最初から最後まで読みました。 たまたま中沢新一と河合隼雄の「仏教が好き」をパートナーが読んでいて あれ?河合隼雄ってどこかで聞いたことあるな

          河合隼雄 こころの処方箋

          適応障害って、なんだ? スイッチとエネルギー

          2024年某日 都内 心療内科にて 私「あの~。先生、私の病名はなんて言うのでしょうか?」 Dr「うーん、、、強いて言うなら‘抑うつ状態’とか‘適応障害’だね」 私「適応障害(てきおうしょうがい)、、、?」 Dr「そうだね。心の病気は、診断名をつけることにそこまで意味はないと思うけど、あえてつけるなら適応障害だね」 私「意味はないんですか?」 Dr「うん。心の問題は絶えず変化するし、本人にも医者にもわからない部分が多い。だから診断名で先入観に縛られたりすると、治り

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