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「人と会うのが辛い💦」と家で1人過ごしているHSPやINFJは今が「さなぎの時期」なのかもしれない
葛藤の時期は辛い。
しかし葛藤があるからこそ人は成長できる。
僕がこれまでの人生を振り返り、辛かった期間に20代前半、実家に引きこもっていたときが挙げられる。
この時期は、社会と上手く関われていない自分に深く悩んでいた。自分が嫌いでしかたなかった。
ユング心理学の臨床心理士・河合隼雄さんは、子ども時代の引きこもりを「さなぎの時期」と定義した。
河合隼雄さんは、子どもに限定して「さなぎ」とおっしゃったが、最近ではこの「さなぎの時期」は大人にもあるような気がしてならない。
noteを書かれている人の中にも、気力や活力が失われて誰と会う気にもなれなかったり、長時間、布団の中で過ごして何をする気にもなれないという時期に差し掛かっている人がいるだろう。
自己対話をひたすら続ける「さなぎの時期」は、相当苦しい。
答えがすぐに出るわけでもないし、行動に移せるわけでもない。
しかし長きに渡って自分と話し合い腹落ちした瞬間、その後の生き方が決まることも少なくないのだ。
現実社会は甘くないし覚悟が定まっていないと、心がブレることもある。
僕の場合「さなぎの時期」を経験しているから、辛いことがあっても「あのときの辛さに比べれば全然まし」と思えることが多い。
しんどくてもなんとか踏ん張れるのだ。
「さなぎの時期」は、心の回復力、復元力といわれる「レジリエンス」が育まれる時期でもある。
もし今あなたが葛藤の渦中にいるのなら、大変辛いだろう。
ただし辛い辛い自己対話は、きっと今の時期しかできない。
そしてその逃げなかった経験こそが、この先あなたの大きな財産になることは間違いない。
社会やあなたのことをよく知らない人は今のあなたを「逃げている」というかもしれない。
でも、きっとそれは正反対だ。
逃げずに戦っているからこそ、辛いのだ。
自分とがっぷり四つで対話を続けられているあなたは、全然弱くない。
辛い時期の体験は、あなたの支えになりレジリエンスを高めているのも間違いない。
今後あなたが「よし、動き出そう」と決意できたときには、以前とまた違ったあなたになれているだろう。
夜明け前が一番暗い。
しかし光が差し込み始めると、もう心配はいらない。
深い闇を経験しただけ、まばゆく輝いた人生があなたに訪れるのだろう。
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