腕と女

(説明)川端康成「片腕」をもとにした作品。book shortsは選外につき未掲載。  ↓以下本編↓  カアテンが揺れ、朝の光が瞼に触れた。重なった睫毛が戸惑いながら上下に分かれ、女が目覚めた。  由宇子が顔を横に向けると布団の上に右腕が転がっていた。指先を動かそうとしたが、ぴくりともしな…

はじめまして

はじめまして。 「寿司」と申します。 安直なのですが好きな食べ物です。 私は趣味が読書なのですが、 これから読んだ本、もしくは今まで読んだ本の書評を書いていきたいなと思ってノートを活用するに至りました。 この記事では軽く自己紹介を描こうと思います。 これから書いていく書評はどんな奴が…

「演劇の劇は劇薬の劇、劇(はげ)しいほど面白い」

他人の不幸は蜜の味 劇作家の菊池寛(1888~1948)は、「演劇の劇は劇薬の劇、劇しいほど面白い」と、物騒なことばをのこしています。たしかに「ドラマチック」(dramatic)という英語も、劇的と訳しますね。 菊池寛は作家として名作を残しているだけでなく、株式会社「文藝春秋」を起こした実業家で…

伊豆の踊子 著 川端 康成

川端康成の雪国を読もうと古本屋に探しに行ったが、発見できず、伊豆の踊子があったので、みてみることにした。  いやー、難しいです。はっきり言って昔の言葉が多いため、すっと入ってくるわけではない。また、川端康成が文章読本で言っていた短いセンテンスなため、本当にしっかり読んでも全く分か…

春日語カレンダー(6月14日)

梅雨入りしたらしいですね。 もっと蒸し熱くなってしまうのはいやですね。 こんばんは 今日の春日語は「YASU川端お誕」(やすかわばたおたん) 意味は「川端康成の誕生日」ですね。 川端康成は日本を代表する作家ですよね。 ノーベル文学賞まで取りましたし、『雪国』の冒頭「トンネルを抜けるとそこ…

■片づくマインド・名言シェア113 忘れるにまかせるということが結局最も美しく思い出すということなんだ。 川端康成 セミナー書類の片づけについて研究中です。そういう書類は、どう分ければ捨てられるのか?「一度忘れるにまかせてみて、半年以内に見返したくなるかどうか」はどうだろう

ありがとうございます!先週特にスキを集めました#映画館の思い出

ありがとうございます! ありがとうございます! 嬉しいので 6月生まれの有名人の名言を 新たに3人ご紹介致します💛 いつも通り 名言を残した方の名前に #を付けさせて頂きました 😍 是非、 最終ページの#名前を押してみてください😲 素敵noteクリエイター達の投稿を、 ワンステップで …

雪の駅

(説明)川端康成の「雪国」をもとにした作品。book shortsは選外につき未掲載。  ↓以下本編↓ 「今村さん?」  駅舎を出た男に女が声を掛けた。  山間の小さな駅だ。錆の浮いた線路の側に燐寸箱のような駅舎が建つ。壁に掛かる時刻表には空白が目立つ。  立ち尽くした男は彫りの深い顔立ち…

銀座の恋の物語

自分勝手な 独り相撲を終えて 今日からまた新たな note生活のSTARTです。 再出発の第1号は 銀座のお話です。 職場が銀座に近かったことから かつて父と母は よく銀座でデートをしていました。 そして、私が生まれてからも 思い出の店に連れて来てくれました。 銀座グリルスイス カツカレー発祥…

フェチ小説と言えば、川端康成「眠れる美女」

谷崎の「鍵」を変態フェチ小説として紹介したばかりだが(谷崎フェチズムの極み「鍵」)、変態フェチともなると、川端康成も紹介せずにはいられない。 川端康成の小説の中でも特別に好きな小説の一つ。川端康成を初めて読むなら、「雪国」や「伊豆の踊り子」ではなく、ぜひ、「眠れる美女」を手にして…