- 運営しているクリエイター
#邦画鑑賞
シン映画日記『妖獣奇譚 ニンジャ VS シャーク』
シネマカリテで平野宏周、西銘駿W主演映画『妖獣奇譚 ニンジャ VS シャーク』を見てきた。
タイトルやポスター、フライヤーからしてB級映画丸出しだが……B級どころかZ級のクオリティーだった。
時代劇の忍者映画にサメ映画を打ち込んでいる。
ゴア描写、血しぶき全開のアクションは悪くないと言いたいが、やり過ぎてチープになっている。
しかも、忍者アクションが8割で、
終盤になって巨大サメがようやく出
シン映画日記『東京リベンジャーズ2血のハロウィン編-運命-』
ユナイテッドシネマ浦和にて北村匠海主演映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』を見てきた。
原作は「週刊少年マガジン」で連載していた「東京卍リベンジャーズ」で、実写映画版一作目は21年の7月9日公開で、
今回はその時のスタッフ・キャストを引き継いだ続編。
先ず結論から書くと
本作は『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命- / -決戦-』の内の『運命編』、つまり前編・後
シン映画日記『世界の終わりから』
新宿バルト9にて伊東蒼主演、紀里谷和明監督最新作『世界の終わりから』を見てきた。
ポスター/フライヤーに主演の伊東蒼のアップで監督に『CASSHERN』や『GOEMON』を手掛けた紀里谷和明監督と、正直見る前はどこに期待をしたらいいのか分からなかった紀里谷和明監督・脚本・原作・製作総指揮・編集の最新作『世界の終わりから』。
正直、予告編の段階では地雷臭さえした。
ところが、見てビックリ、
孤独
シン映画日記『映画刀剣乱舞-黎明-』
TOHOシネマズ西新井にて鈴木拡樹主演映画『映画刀剣乱舞-黎明-』を見てきた。
PCオンラインゲーム「刀剣乱舞」をベースにした時代劇SFアクション映画で、映画版としては2019年公開の『映画刀剣乱舞』の続編に当たり、前作では安土桃山時代の織田信長暗殺を取り上げたが、
本作ではさらに遡って平安時代の酒呑童子討伐という題材そのものがファンタジーなものを、
さらにSFとイケメンで塗りたくった映画である
シン映画日記『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』
TOHOシネマズ日比谷にて広瀬すず、櫻井翔主演映画『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』を見てきた。
テレビドラマ「ネメシス」は日本テレビ系列で2021年4月11日から6月13日まで毎週日曜22時30分から23時25分に日本テレビ系列『日曜ドラマ』枠で放映していたテレビドラマで、広瀬すずか演じる世界初のゲノム編集ベビーの天才探偵助手美神アンナと櫻井翔が演じるポンコツ探偵の風真尚希、江口洋介が演じるベテラ
シン映画日記『グリッドマン ユニバース』
ユナイテッドシネマ浦和にてアニメ「グリッドマン」シリーズ劇場版『グリッドマン ユニバース』を見てきた。
1993年に円谷プロ30周年記念で作られた「電光超人グリッドマン」のテレビアニメ版として「SSSS.GRIDMAN」であり、テレビアニメ「SSSS.DYNAZENON」も取り込んでユニバースにして劇場版にしたのが本作である。
都立ツツジ台高等学校の2年生の響裕太は内海将と宝多六花は学園祭でグ
シン映画日記『わたしの幸せな結婚』
ユナイテッドシネマ浦和にて目黒蓮、今田美桜主演映画『わたしの幸せな結婚』を見てきた。
公開第1週で週間映画興行収入ランキングにて『シン・仮面ライダー』を押しのけて初登場1位をゲットしたというのがこの映画。原作は顎木あくみの小説で、主演がSnowManの目黒蓮と今田美桜、これに渡邊圭祐になにわ男子の大西流星、前田旺志郎、高石あかり、尾上右近、石橋蓮司、火野正平と割と豪華キャスト。
舞台は明治・大
シン映画日記『シン・仮面ライダー』
TOHOシネマズ日比谷にて庵野秀明監督作品『シン・仮面ライダー』を見てきた。
「仮面ライダー」のリブート作品にして、庵野秀明による「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」の4作目の本作、
1971年〜73年に放映された「仮面ライダー」を踏襲しながら、
怪人の設定や仮面ライダーそのものの設定などあらゆる部分で令和リブートがなされていて、
『シン・ウルトラマン』と同様に「新」であり、「進」であり、
シン映画日記『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』
ユナイテッドシネマ浦和にて劇場版ドラえもん最新作『映画 ドラえもん 空のユートピア』を見てきた。
お馴染み春のドラえもんアニメ映画の最新作で、2020年の『映画ドラえもん のび太の新恐竜』、2022年の『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』がリメイク作品だったので、新規作品としては2019年の『映画ドラえもん のび太の月面探査記』以来4年ぶりになり、脚本では『コンフィデンスマンJP』や
蔵出し映画レビュー『ゴーストブック おばけずかん』
平成・令和の子供向け妖怪百科「おばけずかん」を元にして山崎貴監督が作り上げた『ゴーストブック おばけずかん』。
穿った見方をすれば和製『ハリー・ポッター』っぽい入り口ながら、意外にもピリッとした脚本で、『ジュブナイル』で監督デビューした山崎貴監督作品らしさがいい方向で出た映画になった。
ストーリーは異世界のパラレルワールドでおばけを図鑑に期限内に封じ込める。そのおばけは一反もめんのようなポピュ
蔵出し映画レビュー『PLAN75』
うっかりオムニバス映画版のオリジナルを見てはいなかったが、SFと倍賞千恵子の異様な食い合わせに期待が膨らんだ早川千絵監督・脚本の『PLAN75』。冷淡な近未来社会派かと思いきや、思いっきりくたびれた感じの倍賞千恵子で包み込んだヒューマンドラマで、不器用な群像劇と淡白なSFであっさりしすぎた印象である。
てっきり、倍賞千恵子が演じる主人公と磯村勇斗が演じる「PLAN75」の職員がチグハグな感じで絡
『シン・ウルトラマン』2回目、見た直後の雑記
初見はこちら。
2回目
竜頭竜尾、胴体だけ蛇といった手応え。
ラストエピソードのアレは納得行くが、
真ん中のエピソードに当たる外星人✕2でテンションが大きく落ちる。
人によっては冒頭のラッシュと禍威獣✕2のエピソードの勢いで中盤以降も乗り切れるかもしれない。
それと『シン・ゴジラ』と比べた時の物足りなさは、『シン・ゴジラ』は政府主導、他トップダウン、それとマスコミ・一般人目線もあったのに
『シン・ウルトラマン』初見雑記
うーん……
予想通りの66年版「ウルトラマン」を踏襲し、『エヴァンゲリオン』&『シン・ゴジラ』の風味と作り方であしらった庵野秀明による新たなるウルトラマン……なんだけど、
竜頭蛇尾……いやいや、終盤はあれはあれでいいんだけど、『シン・ゴジラ』や最近のマルチバースがバリバリのMCU作品『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』や『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』には敵わなかったか
『ホリック xxxHOLiC』見た直後の雑記
ユナイテッドシネマ浦和で蜷川実花監督作品『ホリック xxxHOLiC』を見てきました。
これまた原作やTVアニメ、アニメ映画版未見で見た。
作品の約9割が異世界を描いていたので、蜷川実花監督が作る映画作品の世界観とマッチし、思いの外良かった。
現実世界に居場所がない主人公・四月一日君尋(わたぬききみひろ)が壱原侑子(いちはら ゆうこ)が営む店に迷い込み、異世界に。
壱原侑子には不思議な能力