シン映画日記『東京リベンジャーズ2血のハロウィン編-運命-』
ユナイテッドシネマ浦和にて北村匠海主演映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』を見てきた。
原作は「週刊少年マガジン」で連載していた「東京卍リベンジャーズ」で、実写映画版一作目は21年の7月9日公開で、
今回はその時のスタッフ・キャストを引き継いだ続編。
先ず結論から書くと
本作は『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命- / -決戦-』の内の『運命編』、つまり前編・後編の前編に当たる作品だが、
個人的には一作目以上に面白かった!
本作でも北村匠海演じる主人公・花垣武道が橘日向との悲劇的な運命を変えるために、
「愛美愛主」(メビウス)との決戦後の、
反「東京卍會」のチーム「芭流覇羅」との「血のハロウィン」決戦をやる前までの話。
そして、武道がマイキーから課せられたミッションが「芭流覇羅」入りをしてしまった「東京卍會」創設メンバー番場を引き戻すことで、
それには先に「芭流覇羅」入りをしていた同じ「東京卍會」創設メンバー羽宮一虎の存在が大きく関わり、そこにマイキー、番場との因縁がある。
武道がこれらのミッションをこなした交換条件として「東京卍會」の新三番隊隊長になった稀咲鉄太を「東京卍會」から除名させる、というのがある。
本作は基本はヤンキーものでありながら、
前作以上にバトルシーンが控え目で、
その代わり、稀咲鉄太周辺のミステリー的な視線や、
武道、マイキー、ドラケン、番場、羽宮、稀咲らによる過去の繋がり、因縁、運命を徹底的に押し出している。
なので、ヤンキーものでありながら、
タイムリープによるSF要素以外にも
人と人との繋がりや運命により色濃く打ち出している。
また、ヒロインのヒナタ役を演じる今田美桜が実に今田美桜らしい。『わたしの幸せな結婚』で余所行きの演技をしていただけに、本作の可愛さがより際立つ。
北村匠海と吉沢亮のハマりぶりは前作同様。
前作見てない人は出来れば配信などで前作を見てからの方がいいかな。
前作を一度見ていれば、見直さなくても本作を見てる内になんとなく思い出すかな。
バトル期待の方は次回になるかな。
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