記事一覧
【スゴ技の根っこに流れるマインドを学ぼう】子どもが伸びるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育て◯✖図鑑(てぃ先生)
「なんでもっと早く読まなかったんだろう」
そんな思いを感じさせるような本、みなさんにもありませんか?
私はこの本にもっと早く出会いたかったです。
この本は子育てや教育に携わる人ならだれもが出会うシチュエーションに対して、「こうすればよかったのか!」とひざを打つような鮮やかな解決策が示してあります。
こうしたHOW TO系の本は表面的に手法だけを学ぶのではなく、その手法を取る根拠や応用のヒント、
【問題行動をフラットに「分析材料」として捉える】ケーキの切れない非行少年たち(宮口幸治)
非行少年たちに共通する特徴5つ+1宮口さんが数百人の非行少年と面接をくり返す中で見えてきた類似点を分類すると、以下のようになります。
認知機能の弱さ 見たり聞いたり想像する力が弱い
感情統制の弱さ 感情をコントロールするのが苦手。すぐにキレる
融通の利かなさ 何でも思い付きでやってしまう。予想外のことに弱い
不適切な自己評価 自分の問題点がわからない。自信がありすぎる、なさすぎる
対人ス
(3/3)取って満足してない?男性の育児休業の期間が短期では足りない3つの理由
前の記事(1/3,2/3)はこちら
男性の育児休業の取得について、「取ったほうがいいよ!」「素敵な時間になるよ!」というキラキラ投稿ではなく、「発達段階に応じて子育てにはどんなフェーズが待っているかを知り、それらを考慮して育児休業取得の時期や長さを考えよう」という切り口で記事をお届けしています。
育児休業取得に悩む人
育児休業取得の時期や長さに悩む人
はぜひ続きを読んでみてください。
(
(2/3)取って満足してない?男性の育児休業の期間が短期では足りない3つの理由
前の記事(1/3)はこちら
この投稿では、「赤ちゃんの成長に伴って生活リズムに変化が出始め、それにママが一人で対応するのはしんどい」ということについてまとめました。
前回同様、男性の育児休業の取得について、「取ったほうがいいよ!」「素敵な時間になるよ!」というキラキラ投稿ではなく、「発達段階に応じて子育てにはどんなフェーズが待っているかを知り、それらを考慮して育児休業取得の時期や長さを考えよう
(1/3)取って満足してない?男性育休を取得する期間が短期では足りない3つの理由
昨今の日本社会では男性育休が推進され、だいぶ取得しやすくなってきたという感覚をお持ちの方もいらっしゃると思います。(とはいえ、男性の育休取得率は諸外国と比べると依然として低いですが)
私も思い切って育休を取ってみて、「とてもよかった」と思うパパの一人です。
一方で、育休を取るにしても「2週間」とか「5日間」という人が多いのも事実です。
厚生労働省の令和3年度雇用均等基本調査によると、男性の育児
【「パパきらい」と言われても、凹む必要なんかない!むしろ成長の証】非認知能力を育てる「しつけない」しつけのレシピ(大豆生田啓友・大豆生田千夏)
「パパきらい」と娘に言われました。つい2時間前。
「ああ、嫌われちゃったかなあ」
「今の対応はまずかったのかなあ」
「今からでもごめんごめん、と要求を叶えた方がいいだろうか、それとも・・・」
大好きな娘、息子に嫌われたくない気持ち、みなさんにもありますよね。
言われたら正直、心に来ますよね。
今日はそんな「パパきらい」というハートブレイク案件との向き合い方について、心が軽くなるような本に出会
(3/3)【「探究」に挑む教師の私がこれから子どもたちと取り組む具体アクション7選+2つの留意点】「学校」をつくり直す(苫野一徳)
子どもが本音を言える、安心感のある教室をつくる子どもの安心感を第一に学級や学校での活動を進めることを通して、周りからの目や評価を気にして委縮するのではなく、意欲を高め実際に行動に移す子どもたちを育てます。
①わからないことを「わからない」と言えるクラスづくり
学校の問題の本質について、苫野さんは次のように述べています。
こうした営みが繰り返されてきた学級においては、見えない同調圧力やクラ
(2/3)【探究に取り組むクラスの土台をつくるマインドセット】「学校」をつくり直す(苫野一徳)
今日の学校の問題の本質苫野さんは、今日の学校の問題の本質を次のように整理しています。
このような画一的で正解主義的な学級・学校では、子どもたちは意欲をもてず、自分たちが学級・学校の主役であると感じられません。
教師の価値を内面化してそれが正しいと信じて疑わない
違和感を感じつつも同調圧力の中で口をつぐむ
シラケ、意欲をなくしていく
たまたま周りと興味関心やペースが違うだけで「はみ出す子
(1/3)【子どもが主役になって、自分のペースで学ぶ「探究型の学び」をカリキュラムの軸に】「学校」をつくり直す(苫野一徳)
RADWINPSの「正解」が刺さる「旅立ちの日に」や「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」が卒業式の合唱の定番として君臨してきた昨今、RADWINPSの「正解」がここ数年で彗星のごとく割り込んできたように感じます。
もうすぐ卒業という時期、この曲を聞いて出勤した日は数知れず・・・
そして、なんだか教師は責められているような序盤、中盤から一転、最後の教師の語りかけのパートで私たち教師は救われるわけです。
野
(2/2)【「甘やかす」と「甘えさせる」の整理】子育てハッピーアドバイス(明橋大二)
先の記事では、「甘え」を十分に味わい、そこから出る安心感をエネルギーに意欲を燃やし、自立に向かっていくということについてまとめました。
子どもの自立のためには「甘え」を満たしてあげることが重要なのです。
「甘え」を満たすために大人のアクションは大きく分けて二つあります。
ひとつは「甘やかす」。
もう一つは「甘えさせる」。
今回はこれら二つの行為について、整理していこうと思います。
「甘やか
(1/2)【十分に甘えられた子こそ自立する】子育てハッピーアドバイス(明橋大二)
「うちの子は甘えてばかり。これで将来自立できるのかな?」
「ついつい厳しく接してしまうのだけれど、子どもに嫌われてしまうんじゃないか?」
著者 明橋大二さんってどんな人?明橋大二さんは精神科医
児童相談所嘱託医・小学校スクールカウンセラー・NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと理事長を歴任しています。
テレビやラジオの出演も多数あり、子育てに悩む親に寄り添いながら日々寄せられる相談に応え
(2/2)【叱り方編】モンテッソーリ教育・レッジョエミリア教育を知り尽くしたオックスフォード児童発達学博士が語る自分でできる子に育つほめ方叱り方(島村華子)
この間娘が図書館で「おかあさんはおこりんぼうせいじん」という絵本を借りてきました。(うちの妻はおこりんぼ星人ではありません笑)
大まかなストーリーはこうです。
・お母さんが朝から晩までぼくたち(兄弟)を怒る
・勝手に決めつけて怒るお母さんに腹を立てて、兄弟は立てこもろうと決める
・きっと本当のお母さんはおこりんぼ星人に連れていかれていて、おこりんぼ星人は地球を征服しようとしているんじゃないか?と
(1/2)【ほめ方編】モンテッソーリ教育・レッジョエミリア教育を知り尽くしたオックスフォード児童発達学博士が語る自分でできる子に育つほめ方叱り方(島村華子)
「子どもをよくほめているつもりだけれど、いまいち手ごたえがないなあ」
「ほめているのに子どものチャレンジ精神やモチベーションが高まらない…」
「ほめられないと自主的に行動できないところがある」
「そもそも、『ほめる』って子どもの何をどのようにほめたらいいんだ!?」
子育てや教育に関わる私たちは、「ほめる」「叱る」と無関係ではいられません。
本書では、「自分で考え、自分で動き、未来を切り拓ける子
勉強嫌い、やる気を出せない子へのアプローチをユーモラスに学ぶ!『子どもの地頭とやる気が育つおもしろい方法(篠原信)』
「(問題に取りかかってすぐに)わからな~い!教えて~!」
「どうせ俺なんて勉強しても覚えられないし」
「わかった!(全然できてない)」
授業でこんな子、いますよね。家庭や学童で宿題をしている子にも、こんなことを言う子がいるかもしれません。
「もう!何でこんなことも分かんないの!昨日やったでしょ!」
「もっとちゃんと練習しなさい!」
「いつも言うこと聞いてないんだから・・・」
私たち大人は、子