最近の記事
マガジン
記事
(4/4)【上手な叱り方編】モンテッソーリ教育・レッジョエミリア教育を知り尽くしたオックスフォード児童発達学博士が語る自分でできる子に育つほめ方叱り方(島村華子)
前回の記事はこちら⇩ 上手な叱り方の4箇条「ダメ!」「違う!」をできるだけ使わない 結果ではなく努力やプロセスに目を向ける 好ましくない行動の理由を説明する 親の気持ちを正直に伝える 「ダメ!」「違う!」をできるだけ使わない 瞬間的に「ダメ!」「違う!」という 強い否定の言葉から入ると、 脳が戦闘モードになって フラストレーションが溜まりやすくなるそうです。 先に 子どもに何がしたかったのか、 何を言いたかったのか を聞き、 子どもの思いを受け入れてから 行動
(2/4)【よいほめ方編】モンテッソーリ教育・レッジョエミリア教育を知り尽くしたオックスフォード児童発達学博士が語る自分でできる子に育つほめ方叱り方(島村華子)
どんなほめ方がいい「ほめ方」なの?いい「ほめ方」として島村さんが示しているのが「プロセスほめ」です。 「プロセスほめ」とは、努力や過程、試行錯誤した手順を中心にほめることです。 「プロセスほめ」は「おざなりほめ」「人中心ほめ」と違って本質的・具体的であるために、子どもが ・「次の機会に応用しよう」という教訓を得られる ・「もっと創造的にやってみよう」「もっと工夫しよう」というチャレンジ精神や次へのモチベーションを得られる というメリットがあります。 そして、その先に こ
(2/2)勉強嫌い、やる気を出せない子へのアプローチをユーモラスに学ぶ!『子どもの地頭とやる気が育つおもしろい方法(篠原信)』
前回の記事はこちら⇩ 【親や教師の観察眼の重要性】指示で子どもを動かすよりも前に、よ~く観察して仮説を立てよう計算問題に取り組めないでいる子が 目の前にいたら、 みなさんはどのようにその子を分析しますか? 「九九やくり下がりに不安があるのかな?」 と考える人は 理解力に原因があると考えてしまう思考の癖が あるかもしれません。 私たちが相手にしている子どもは 一人ひとり違う特性をもっていますから、 それぞれに抱えている課題はちがいます。 ということは、 手立てもその子に合っ
(2/2)【子どもから学び、気付きを得て自分も成長する】学校が合わなかったので、小学校の6年間プレーパークに通ってみました(天棚シノコ)
前の記事はこちらから 子どもの育ちを見守っていると、過去の自分の育ちが自然と想起されるこの本は子育てのルポです。 必然的に 筆者の天棚シノコさんから見た「ミルコ(お子さん)を取り巻く出来事」 それを通して天棚シノコさんが感じたこと これらが織り交ざる展開になります。 そんな中、上記のような 明らかにミルコの育ちそのものには 直接関係のない場面・記述が出てきます。 それは、 著者の天棚シノコさんが自身の子ども時代をふりかえる という場面です。 経験が自分という人間を