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Unknown8

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2018年7月の記事一覧

虎が放たれる

戸惑いの真ん中で差し支えて
小石に新しい靴で躓いた
何処に行こうとも 必ず砂利に邪魔され

混雑に並んでも横入りされ
肘打ちに横っ腹で息できない
密かに空気を読んでは 知らんぷり

吹き抜ける草原の風のように
私の人生は上手くいかない
其れが当たり前のこととしても
置いていかれる そんな気がして
草原に孤独 虎に喰われるように
ひとりぽっちが似合う

いつからか正面に立てなくなり
回転

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crying for the moon

そこに愛はたしかにない
ただひとまず冷静になろう
天を仰げば星がいっぱい
愛がなくても輝いてる 不思議

きっと少しずつ生みだしているんだろう?
現実を渡るなかで せめて私に夢を見させて

仲直りなら握手でできる 言葉でも嘘偽りなく
crying for the moon. 月が綺麗ですね。
そんな夜 美しさ 眩さに
私の持つ愛を放ちたい
crying for the moon. 恋に迷い

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素直

言葉に出来ないぐらい愛情が溢れてる
大変な物語が大切に変わっていった
Be there わがままを云わせて
Be here 心だけが立体だけど
それでいいから それだけで繋がってるから

大きな空が遮っても こんなにも近くにいるよ
寂しいって素直になれずに 口悪く 強がるけど
愛してる シルクのような絆でも
愛してる その1本が2人をけして遠ざけない

理屈が成り立たなくても 夢も愛も見え

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Everything will be okay

溺れる暇もなく流されて行くままで
容易く過ぎ去る時間の秒に飲み込まれる日々
だけど あなたがふいに呟く言葉で
やっぱり好きなんだと諦められないと気付かされる

Everything will be okay. 優しい声で
Everything will be okay. やわらかい物腰

いつか あなたに忘れられると知ってるのに
風の行方に任せるよりも 私も頑張ろう
頑張ってきたことがまだ

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无力-wuli-

私にはなんの力もないから
何かしら他人を愛しても
魔法使いにもなれない ほんの少し あと少し

荷物も重たくて持てない非力
だれかの心など手に負えず
それでも私なりの愛がほどよく成長すれば

無力だからこそ出来ることがある
無力だからこそやるべき明日が
訪れると ずっと信じて 東の空を見る
無力だからこそ誰かを愛して
無力だからこそ心底願って
沈んでいく 心の儚さ 西の空を見る

恋な

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直線距離:約3642km

こんなに好きだって 素直に云わなくて
毎日 冗談の繰り返し 楽しいのよ
それだけで満たされる気持ちがあるからね
どんなに遠い距離でもあっという間

会いたいと想うのが国境も越えて
雲のうえでも 速まる足並み
化かし合い 笑い合い まだわからない
それでもあなたを信じてる
言葉が違っても 私の道しるべに

あなたを感じて 私は前に行く

バカなのは知ってる 夢見がちのことも
それでも 苦

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涙を知らないわけじゃない

僕がどう思われてるか なんとなく判ってるんだ
だけど別にどうでもいい やりたいことをやるだけで

こだわりが強いと云われるけど
ただ僕は好きなことをしてるだけ
足りない部分はあるけど だけど
それでも僕なりに精一杯生きてる

いつも笑ってるんじゃない
涙を知らないわけじゃない
痛さを知らんわけじゃない
なんで? だって いっぱいあって
僕なりの考えもある

笑い転げて 嘲(あざけ)ては

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卆わりの一歩

しょぼくれた背筋で渡る架け橋を
渡りきった後 私は産まれてくるでしょう

それが卆わりの一歩になることを何も知らずに
元気な産声をあげて なぜか道は決められた

愛想良くふりまいて 甘え上手さはなくて
だけど誰も知り得ない 泣き声の本当の意味
それでもお腹は空き 眠たさも襲ってきて
そして誰とも変わらず 人生に虚勢張ったまま
ただ生きようとする自分を怨んでた

青いシャツを着て 黒いラ

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恋。と愛。

夢を削って泣かされて 愛を込めてほどかされて
理想と現実の距離に躓く靴しかない
面倒くさい好きの意味 身勝手な好きの解釈
好きと云えば恋につながれて 資格を問っては暗躍

どうして そんなバレる工作でするの?

私の恋を壊すなら 私の愛を奪ってよ
彼はなんの関係もないでしょ 巻き込まないで片想い
私の恋を恨むなら 私の愛を殺してよ
彼から私に刃向けるようなことをさせないで
彼はなんの関係も

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もう後には引けなくなったみたいね

悪化する病に 拍車かけるように
人が動きだす 私を急かしだす
"これが生きてる証拠だ"と裏拍を取り
立ち上がろうとする脚をへし折る

もう後には引けなくなったみたいね

それぞれの解釈で それぞれの歩幅で
ケンカしたっていいのに
歪(いが)み諂(へつら)おうとするから
誰かの人生が疎(うと)ましくなって
ちょっとした歪(ひず)みから壊したくなる
それがあなたなら 私が丁度いいでしょう

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雪ぐ。

ちらちら降る粉雪が積もり
季節が私を冷やしていく
当たり前のそんな光景が
私の目を引く 真冬の銀世界

積もりに積もったこの想いが
私の泪になる頃には
きっと雪も呆れ去っていて
私をひとりに 置き去りにしていく

心を凍りつかすまで

春になればきっと雪解け水で雪(すす)がれる
私の恋心 果てない先に遠くなる
あなたの思い出もひとつ残らずに私から奪って…

ひとりで呟く光景なら

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芝居小屋

化粧を施(ほどこ)して 衣装に着飾って
鏡に向かって 台本の文字を踊らせる
スポットライトには 魔法がかけられて
へんてこな舞台も 異世界へと変えられていく

それが夢だと知ったとき 失うものは多過ぎる
永遠に終わらない芝居があれば私は私でいられるから

愛を欲張らないで 道を見失うから
理解していても 台本どおり恋がしたい
BGMかかる 効果音が鳴って
板の間の舞台も 新世界へと導かれる

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でも。

でも、ひとつだけ云わせて
私はあなたの台詞に傷付いていた
何食わぬ一言でも、
私は好きだけで必死に耐えていた
恋に盲目ではなく
好きだから 慣れようと私は飲み込んでは

なんとか なかったことにしようとしたけど
あなたはそうね 私に伝えようとしてたのね

そう思えば すべての辻褄が合う
あなたの気持ちと私の気持ちだけじゃない
問題はかなり山積みだったこと
でも最後に聞いて、あなたに耳がなく

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Ugly the Cat~愛して眠れ~

ちいさくて ちいさくて おおきくて
あなたに見習うことばかりだから
You love Us 真の強さを教えてくれて ありがとう

Ugly, my Ugly 人を愛して 愛して 眠れ
どんなに どんなに 傷付いたとしても
君は愛することをやめなかった
Ugly, my Ugly 私の泪 足りない 足りない
たとえ倖せに裏切られたって あなたは愛を忘れない

邪魔だって 近寄るな 水かけられ

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