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読書

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#毎日note

昨日はこんな本を買いました。

昨日はこんな本を買いました。

お勉強ばかりしていてはカラダに悪いのでお散歩にいきました。

お散歩道にあった本屋さんは残念ながら松屋に代わってしまったので、BOOKOFFに行きました。試験が終わったら読みたい本が家にたくさんあるにもかかわらず、8冊も購入。またまた楽しみが増えました。

右上から見てみますと、

各チャプターごとに名言が添えられていて、このページには

若い者は美しい。しかし、老いたる者は若い者よりもさらに美し

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今私は次の扉の前に立っている気がする

今私は次の扉の前に立っている気がする

本屋さんや図書館やブックオフに行かなくても家にはたくさん読みたい本があるとわかっていた。昨夜は寝る前に読む本を探して久しぶりに本棚の前に立つと一冊の本と目が合った。

それは五木寛之さんの『百寺巡礼』の第一巻、奈良編。

来週、久しぶりに里帰りを予定していて奈良でどのように過ごそうかと頭の隅で考えていたのと点と点が線でつながった瞬間かもしれない。いつか読みたいと棚に置いていたがページをめくることも

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「読める」喜び

毎日毎日ピアノに向かっていると当然のことながら楽譜を読む時間も増えてきた。1年と10か月の間にどれほど力がついただろう。まだまだ速くはないけれども少しずつ苦にならなくなってきていることにはたと気づく。

ゆっくりでもいいので読んで音を出すと曲になる。難しいリズムや#、♭が多いものは大変だけれども楽譜さえ手に入ればこれまで聴いてきたいろいろなピアノ曲がいつかは弾ける。もちろん易しいものでも素敵に演奏

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【本】『親の介護とお金が不安です』

【本】『親の介護とお金が不安です』

先日、娘がお祖母ちゃんに電話したがつながらないことからちょっとした騒ぎになった。家の電話も携帯電話もライン電話もつながらない。一人暮らしで遠距離だ。さあ困った。

母思いのごきげんパパが取り乱し、強盗が入って電話線を引きちぎったのでは?などと妄想が広がる広がる。とうとう交番のおまわりさん二人が見に行ってくれて電話機の故障で本人は無事だったというありがちな結末。でもこれを機に、いざという時の備えを考

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【読書】沢木耕太郎さん『深夜特急1』

【読書】沢木耕太郎さん『深夜特急1』

私は今、マカオに来ています。こんな世の中なので本の中で、ですが。旅から遠ざかっている今、これほど読むにふさわしい本はほかにあるでしょうか。ずっと読みたかった本に着手することができました。

人生は選択の連続で、常に安全な方を選んで進んできたような私には生まれ変わったらこんな冒険もしてみたかったという思い、また私の代わりに行ってくれてありがとうという感謝さえ覚えつつ読みました。読む本を極力減らしてじ

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『億を稼ぐ人の考え方』を50代で読んでみた

『億を稼ぐ人の考え方』を50代で読んでみた

著者は借金取りに追われるサラリーマン時代を経験したのち、よいメンターに巡り合って27歳で独立して成功されている中野祐治さん。「金持ち父さん貧乏父さん」で有名なロバートキヨサトさんの本などを引用しながら日本のこれからを企業に依存して暮らすことに警鐘を鳴らしている。

実績のある方なので若い人には説得力があり、有用なことが盛りだくさん書かれている。銀行に貯金しても増えませんよ、とか住宅ローンを組んで家

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憧れのひとり珈琲✖️読書

憧れのひとり珈琲✖️読書

今朝からすごい雨音。豪雨の被害の地域の皆様に心からお見舞い申し上げます。

これまで8月にこの長雨は記憶にあまりありません。夏は台風か夕立だったのは昔のことになってしまったのでしょうか。パソコンに向かう気持ちも重くなってしまいますが頑張って書きたいと思います。

雨でも晴れでも暑くても寒くても飲みたくなるのが珈琲。というわけで今日は香りが漂ってきそうなカフェの紹介の本を開いて見ました。

この2冊

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【読書】人は何冊まで並行読みできるのか。

【読書】人は何冊まで並行読みできるのか。

何冊も本を同時進行で読むのが脳に良いという話を聞いたことがありますか?時々図書館に行くとつい借りすぎて思わぬチャレンジになることがあります。

読む物がたくさんあるのに図書館に行くのには深いような浅いようなわけがあります。大学生の娘がピアノのレッスンに行くのですが、自分で運転していくと一日自動車保険を800円でかけることになりますが私が送り迎えすると保険料がかからないのです、我が家の保険には年齢制

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BOOKOFFを覗くたび、私は月10万あれば幸せに過ごせると確信する

BOOKOFFを覗くたび、私は月10万あれば幸せに過ごせると確信する

金曜日は楽しみにしているピアノのレッスンの日。今日もツェルニーとドビュッシーを先生があれこれ興味深く解説してくださり満足して帰り道。隣接するのがBOOKOFFというのが良いのか悪いのか、通り過ぎることができません。

本を一冊書くのがどれほどの偉業か、noteを書いておられる皆様なら先刻ご存知のことでしょう。その力作がずらーっと並んだ棚の前に立つわくわくをなんと表現したらいいものか。

古本屋さん

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【ドラマ】『ライオンのおやつ』

【ドラマ】『ライオンのおやつ』

瀬戸内海のホスピスを舞台にした小川糸さんの小説『ライオンのおやつ』がドラマ化されて先週日曜日から放映が始まっています。

その世界観が美しく映像になっているのをうっとり見入ってしまいました。長い三つ編みのマドンナさんは大好きな鈴木京香さん。これまでの役柄とは少し違っていて、それはまたいい味を出しておられます。

景色といいお部屋といい、小説を読んだ時に思い浮かべた以上のなんとも言えない優しくて切な

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【読書】山歩きしたくなる本

【読書】山歩きしたくなる本

若い頃は断然海派だった。苦しい山登りなんてまっぴらごめん。思い返すと中学の頃希望者だけ夏山登山をする案内があったけど結構お高いし絶対暑いし誰が行くんだろうと眺めていた。文科系でも運動部でもない帰宅部だった私。

海派とはいっても歳とともに海の潮がベタベタするのが気になったり砂浜の砂が足や水着にしつこく付き纏ったりするのが気持ちよくなくて海に入らなくなった。もちろん日焼けも大敵。

40代で友人と訪

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【読書】悲しみこそが人を優しくする

【読書】悲しみこそが人を優しくする

ひと月余りで『流転の海』シリーズを読み終わった。9巻4500ページ。それが速いのか遅いのかわからないけれども昭和22年からの20年ほどの時空の旅が終わり無事帰着。

熊吾という作者・宮本輝氏の父上をモデルにした主人公が50歳で四人目の奥さんに初めて子どもができてからの後半生を描いたこの小説は重厚長大にして深く、どちらかというと暗い。悲しみに満ちている。悲しみこそが人を優しくするということを私に教え

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積読本ばかりが増える

積読本ばかりが増える

良い季節はイケマセン。あれこれ見るものがあり落ち着きません。人のせいにしてもいけませんが、最近家族に取られる時間も何気に多い。これもまた幸せというものでしょうが、ゆっくり本を読む時間が全くありません。

読書は時間が必要なだけではなく、気力体力脳の処理能力心で感じる余裕がないと成り立ちません。パラパラページをめくるだけになります。枕元に本棚から取り出した本が増えてきたので箱に入れて整理しましたが当

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『ふるさとをあきらめない フクシマ、25人の証言』を読んでいます。

『ふるさとをあきらめない フクシマ、25人の証言』を読んでいます。

毎朝の投稿が遅れてしまいました。ずっとこの本を読んでいます。今日は3月11日。あれから10年たちました。新聞やテレビでも様々な特集がされています。思い出すのもつらい災害でした。

友人は母上を津波にさらわれて何度も探しに行ったけど見つからないままです。自然の前に人間はかくも弱くて小さい存在です。

フクシマはどうでしょう。アメリカ人の友人は社会科教師ということもありフクシマのことを気にかけて心配そ

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