林真理子さんの新刊『小説8050』を読んで

林真理子さんの新刊『小説8050』を読んで

林真理子さんの話題の新刊『小説8050』(新潮社)を一気に読み終えました。 題名の由来は、80代になった親の年金を頼りに就職も結婚もしないで引きこもる子供がそのまま50代になってしまうという「8050問題」。 一見豊かで幸福そうな歯科医師一家の、長男の引きこもりという秘められた苦悩や絶望から、物語は思いも寄らない方向へ展開して行きます。その息をもつかせぬ内容にのめり込むかのように読み進んでしまう小説です。 本の帯には、 「引きこもり100万人時代」に生きるすべての日本人

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林真理子

林真理子

はじめて林真理子の著書を読んだのは地元の図書館にあった『美女入門』だった。それは色褪せた本たちに挟まれてやけに目についた。赤い背景にレースのブラの表紙は、当時10代のこどもには色っぽく、これから人生に待ち受ける女の楽しみを教えてくれそうな予感がしていた。 10年以上経った今、たまたま書店で手に取った本が『野ばら』で、別の書店で美女シリーズを発見し、たまたまtwitterでフォローしている人が中島ハルコを絶賛するのを見て、たまたま友人も林真理子エッセイを推してきた。運命的なも

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小説8050

小説8050

「8050問題」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。 80代の親が50代の子供の生活を支えなければいけない状況を表す社会問題の1つです。50代であれば当然自立した大人として生計を立てているのが自然ですが、『ひきこもり』などを理由に社会生活を営めない若者たちがそのまま年月を重ね大人になり、50代になっても80代の親に面倒を見てもらい生きているという極めていびつな家族の形が我が国には存在します。 当然の帰結かもしれませんが、このような家族は社会から孤立する傾向が非常に

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有料記事に専念のご挨拶と、「ハイパーミディ中島ハルコ」

有料記事に専念のご挨拶と、「ハイパーミディ中島ハルコ」

こんにちは、ぱんだごろごろです。 さあ、いよいよ、有料記事を書くための取材兼お買い物に行く時が迫ってきました。 これから、しばらくは、有料記事執筆に専念したいと思いますので、 皆様への、スキ、コメント、フォローのお返しが滞ることが予想されます。 (器用な方ではありませんので、あらかじめお詫び申し上げます) 失礼があった際には、どうぞご理解の上、ご容赦下さいませ。 さて、私が書こうとしているのは、「宝石」を買うこと、についての記事です。 その、宝石に関する、面白い

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7月6日に電子書籍『ネコの時間』を上梓した!

7月6日に電子書籍『ネコの時間』を上梓した!

この度は、7月6日に電子書籍『ネコの時間』を上梓した! アマゾン https://amzn.to/36m6lhH Kindle Unlimitedの会員なら、無料で読めるので、ぜひダウンロードして手に取ってみてください。 10年前に書いた文章だったけど、いつかまとめたいと思い、思い切って出すことにした。 案外腰が重くて、なにかひとつのことを決めるのに時間がかかったりするけれど、〆切が来たら、パッとできちゃう不思議な性格。 生活の日常をゆったりと流れる時間として捉えて

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文章をお金を出して買って読むくらいの教養のある人。

文章をお金を出して買って読むくらいの教養のある人。

そんなフィルタをかけないと、 「現代の世界というのは恐ろしくて ものをいうのも二の足を踏んでしまう」と [中野信子]さん (『小説新潮』7月号)。 [林真理子]さんも『週刊新潮』で、 「一円も払わないオオカミたちほど 吠えまくる」と ネットの書き込みにおける 批判を揶揄している。 そう言えば、東京五輪のサッカー競技で 「埼玉スタジアムからのシャトルバスが 密確率100%」と批判した[日刊ゲンダイの記者]は、 徒歩圏(スタジアム見ながら行ける)に駅があることを知らずに、 つ

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『林真理子さん』(2021)

『林真理子さん』(2021)

【Koh ほぼ日刊】山梨県出身。 エナジーカウンセラー  エナジーコーチ Koh 煌 です。 7月1日(木)から 7月5日(月)まで休業日となります。 期間中は、ライン、メールへの ご質問や注入依頼への返信が、 とても遅れます。 ご理解よろしくお願い申し上げますm(_ _)m 本日もリクエストにお応えします。      本日のエナジーチャート(気流図)は、 日本の小説家、エッセイスト 『林真理子さん』(2021

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喉から手が出るほど   2008.11.08

喉から手が出るほど 2008.11.08

「喉から手が出るほど、この賞が欲しかった。」 1985年に第94回直木賞を受賞した林真理子はそう言った。実に4年連続で候補に挙がっての受賞だった。「この数年間、この賞を獲るためだけに書いてきた。」確かこう続いたと思う。これには賛否両論、彼女をたたく記事も多くあった。 このコメントを聞いたとき、私はとても驚いた。だから今でも鮮明に覚えているのだが、「信じられません、ありがとうございます。」「私のような者がもらえるなんて思ってもみませんでした。」等々、本心なのか、謙遜なのか、そん

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子どもを信じて一緒に戦ってください

子どもを信じて一緒に戦ってください

7月に入りました。朝からぐんぐん気温が上がっています。夏らしさを感じています。 昨夜というか深夜に林真理子さんの新刊を読み出したら、どんどんと勢いがついてしまって読み終えたら朝を迎えてしまいました。 結婚も就職もできぬまま50代になった子どもが、80代の親の年金を頼って生きていくという8050問題。 表題そのままの内容かと思いきや、引きこもり、それもいじめが原因であることがわかっていても学校は隠蔽し、親もなすすべもなしと子どもを急き立てるばかりの悪循環で、ついには子が親

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誰もが持っている“自意識過剰精神”をご自身の内面に照らし、披露してくれている作品!解説がなんと!林真理子さん!!彼女もマーガレット酒井を以前から高く評価されていることを知っていたので、出会いの話等、興味深く読みました。

https://booklog.jp/users/proworkeryasuka/archives/1/4087463516

#ブクログ

誰もが持っている“自意識過剰精神”をご自身の内面に照らし、披露してくれている作品!解説がなんと!林真理子さん!!彼女もマーガレット酒井を以前から高く評価されていることを知っていたので、出会いの話等、興味深く読みました。 https://booklog.jp/users/proworkeryasuka/archives/1/4087463516 #ブクログ

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