草風日記

香草(ハーブ)のある暮らしを通じて、楽しみながらコンディションを整える「香草スタイル®…

草風日記

香草(ハーブ)のある暮らしを通じて、楽しみながらコンディションを整える「香草スタイル®」を提案しています。 本、映画、食、旅、限りある時間を何に使うか、いつも考えています。 愛媛から愛をこめて。 香草スタイル https://kousoustyle.com

最近の記事

<読書記録><お菓子>言葉の園のお菓子番①②

素敵なタイトルに惹かれて手に取りました。 連歌という経験の無い世界の魅力を 初心者の主人公と一緒に知っていくという とても興味深い内容で、現在③まで読んでいますが 回を重ねるごとに、連歌の知識が身についてきたように思います。 とはいえ、奥が深く、簡単に「ではやってみよう」という気持ちには なりませんが・・・ 亡くなった祖母に誘われても、連歌に 興味が持てなかった主人公ですが お菓子番だった祖母の代理で桜餅を届けることになりました。 食いしん坊の私は毎月紹介される実在のお

    • <映画と本>丘の上の本屋さん

      イタリア映画 丘の上にある小さな古書店での日々を洗練された映像や音楽で描く 素敵な映画です。 登場人物がそれぞれに文化や本について語ります。 スピノザやセネカなどの哲学者も話題にのぼります。 ある日、店頭で本を眺めている少年に店主リベロが声をかけます。 本を買うお金は無いと言う少年ですが リベロは彼が本が好きなことを見抜いて店頭の漫画を渡します。 必ず返しに来る、と立ち去った少年は約束通り翌日には 本を返しにきます。 リベロは次々と本を少年に渡して、彼の感想を聞くことを

      • 夢を叶えた人〜星野道夫に会いにアラスカへ

        大学生だった樋口和至さんは、大学を休学してアラスカへ向かいました。 写真部に入っていたものの、写真で身をたてるというような気持ちもなく 写真を撮っていた頃に 星野道夫さんの写真を見て衝撃を受けたそうです。 星野さんがアラスカへ行きたいと手紙を書いたように 樋口さんも星野さんに繋がる人で連絡がつきそうな人に手紙を書き 会いに行くと伝えておくとの返事をもらったそうです。 アルバイトで貯めたお金を持って、アラスカ、アメリカ大陸への 旅に出発したのは休学中の1993年初夏だったそ

        • 書いたものは全て残す。

          以前こちらの投稿で 溢れかえって整理ができなくなった 過去の投稿や、サイトの整理をしたいと思い 情報発信診断を受けたことを話題にしたことがあります。 取捨選択の背中を押してもらおうと思っていました。 ところが、メカタサカエさんからのご提案は 「全て残す」でした。 一番整理したかったものは 2004年から書き始めたブログでした。 もう何を書いたのかも ほとんど忘れているものばかりですが 当時の私は自然志向に偏りすぎていたと思います。 いろいろ情報や知識を得て 考えが変わった

        <読書記録><お菓子>言葉の園のお菓子番①②

        マガジン

        • 習慣化
          0本
        • コロナの正しい情報
          0本

        記事

          ハーブソルトでポップコーン

          先日ある会で、ポップコーンダイエットの話題がありました。 私はポップコーンが大好きで、ほぼ毎日のように 作っていた時期があります。 もちろんオリーブオイルを使っていたので 油脂の質は良いのですが、脂質に変わりはありません。 ダイエットになるのかなあ? なんて思っていました。 そして、私の場合は、塩味が好きなので 脂質よりも塩分が気になっていました。 塩味が足りないと美味しくないし 美味しいと思えるほど塩をまぶすと塩分過多になるので 「毎日食べたいくらい大好きだけど最近

          ハーブソルトでポップコーン

          <読書>新訳 センス・オブ・ワンダー

          高齢者層と女性の圧倒的な支持が 70代のリーダーを 都知事に選んだ今日の日に 1985年生まれの森田真生さんの新訳 「センス・オブ・ワンダー」について書いています。 私たち世代も含めた高齢者が生み出した負の遺産を 若い世代に背負わせようとしている今 40代のニューリーダーに期待していました。 私には、誰が正しくて、誰が良いのか わかっているわけではありませんが 若い世代に未来を背負わせるなら その世代の人たちに 舵取りをしてもらいたいと願っていました。 まだ間に合うなら・

          <読書>新訳 センス・オブ・ワンダー

          <書店> 軽井沢書店

          出版科学研究所の統計によると 2003年に20,880店舗あった書店が 2023年には10,918店舗と半減しているようです。 統計を見るまでもなく 身の回りの書店が減っていることは感じています。 売れ筋の本ばかり並べている書店と違って 魅力的な選書の書店には生き残ってほしいと思うのですが。 品川ecute2階にあったPAPER WALL エキュート品川店 選書センスがとても良くて、お店の雰囲気も温かく 閉店予定の掲示を見て、とても残念に思いました。 そんなにも好きだ

          <書店> 軽井沢書店

          <本と映画>アイミタガイ

          故佐々部清監督から 2020年1月にご紹介いただきました。 人と人のちょっとした出会いやすれ違いが 知らず知らずに誰かに影響している、という 心温まるとても素敵なお話でした。 その時に、3年がかりで映画化に向けて 動いていると言われていました。 映画会社によると、「地味」だそうで なかなか難しい、とも。 監督はその年の3月末に急逝されましたので この作品の映画化を見ることは 無いだろうと思っていました。 コロナ禍でこの本をブログでご紹介しました。 ところが 監督の想

          <本と映画>アイミタガイ

          心にキラリと光る思い出 紅茶専門店 Liyn-an

          メッセージのタイトルは 尾張旭市にある紅茶専門店  Liyn-an さんが発行するメールマガジン 100号記念メッセージに応募しました。 年子の幼児を抱えてフルタイムで働いていた頃 ネットで見つけた紅茶専門店のメールマガジン 自分の時間など全く無い日々の中で そのお店のメルマガを読むことが 私にとって1杯の上等な紅茶をいただいているような 楽しみでした。 そんな折に、名古屋への出張を命じられました。 2人の幼児の子育て中なので泊付きの出張は できれば避けたかったのです

          心にキラリと光る思い出 紅茶専門店 Liyn-an

          <cafe>スターバックスで旅の記録 神戸

          旅の記録として、ご当地スタバを訪問しています。 理由はいくつかありますが世界中にあるスターバックスは旅の記録の「基準」になると考えています。 旅先の「記録ピン」を留めるような感覚で、旅の記録をしています。 神戸ハーバーランドumie MOSAIC店 海を隔てて見えるメリケンパークや ポートタワー 神戸メリケンパークオリエンタルホテル 観光船も行き交いロケーションは最高でした。 神戸メリケンパーク店 震災と復興を象徴するのモニュメントがあり 公園の少し高台になっていると

          <cafe>スターバックスで旅の記録 神戸

          読みたい本を迷わず買う人生

          子供の頃から、いつも父から言われていた言葉です。 これは実に多くのことを含んでいたと最近になって思います。 記憶に残っている最初に父から手渡された本は 「宇宙大戦争」 女の子が読むような本ではなかったのですが 月に1冊ということで、読み終えると 続きを心待ちにしていました。 今から思えば、新しい本ではなかったので 知り合いか同僚からまとめていただいたものを 一冊ずつ与えてくれたのでしょう。 父には特に意図はなかったと思うのですが 私はすっかり本を読む喜びの沼にはまりま

          読みたい本を迷わず買う人生

          花子とアンのハーブティー

          6月21日 この日は村岡花子さんの誕生日です。 そして、「夏至生まれのハーブな時間」Podcastをやっている いちえさんと私(melissa)の誕生日でもあります。 今年はモンゴメリ生誕150周年です。 記念のハーブティーを作りたいと思いながらも なかなか納得するハーブに出会えなかったのですが ローズセミナーで出会ったHerbal Styleさんのハーブがずっと求めていた香り!(とても色鮮やかで強く良い香り) でしたので、ガーデンで香りを確かめながら 赤毛のアンに出てくる

          花子とアンのハーブティー

          文章は自分で考え、自分で書く

          最近はチャットGPTに書きたいことを単語で伝えて 文章にしてもらうのが当たり前になってきていますね。 私は、ガジェット好き、新しもの好きで iPad2から8枚のiPadを購入しましたし 個人でhome pageを作る人があまり居ない時代に 独学でホームページを作ったりしました。 ですが、ではなぜ、今チャットGPTを使わないのか? もちろん調べ物などには使いますが、文章には使いません。 理由は二つあります。 初めての本を出版したときに 編集者から、文末は敬体(です、ま

          文章は自分で考え、自分で書く

          パンと薔薇

          どちらも無くてはならないもの 福山でのローズセミナーでご紹介した私の想いです。 その想いを強くしてくれることが天声人語で紹介されていました。 「人はパンのみに生くるものにあらず」と言われているように ただお腹を満たせば幸せでいられるわけではありません。 この天声人語を見て 私が日常、非日常、何も尊く大事と思うようになった布石が 昔読んだ児童文学「パンとバラ」や 昔観たイギリス映画「ブレッド&ローズ」にもあり みなさんにお伝えしたように、ハーブやアロマの経験が短くて

          パンと薔薇

          スターバックスで旅の記録をしている理由

          私は旅の記録として、ご当地スタバを訪問しています。 理由はいくつかありますが世界中にあるスターバックスは旅の記録の「基準」になると考えています。 旅先の「記録ピン」を留めるような感覚で、旅の記録をしています。 また旅人にとってもチェーン店なら味も予想がついてちょっと休む時に安心して利用できるという利点もあります。 何より、旅先では、スターバックスの店員さんたちのホスピタリティがほっとさせてくれます。 スターバックスのことを私は「街場のディズニーランド」と呼んでいます。

          スターバックスで旅の記録をしている理由

          <読書>世界でいちばん透きとおった物語

          というキャッチコピーと素敵なタイトルに心惹かれました。 Amazonでポチることが多かったのですが、 書店が無くなったら悲しいと思い 最近ではなるべく地元の書店で購入するようになりました。 TSUTAYA書店の売り場でみつけてレジに持っていこうとすると ベテラン書店員さんが、今、二重カバーになっているものがあるので 是非そちらを、と手渡してくれました。 ネットではありえないサービス! ネタバレ厳禁!なので簡単にストーリーを ミステリー作家が最後に残したはずの 「世界で

          <読書>世界でいちばん透きとおった物語