願いごとの行方

小さい頃は本を読めなかった。
最初と最後とあとがきを読んで読書感想文を書くようないけすかない子供だった。
えへ(*´▽｀*)

それが小学校４年生、図書室で見つけた
チョコレート工場の秘密に出逢ってしまった。図書室に通って少しずつ読み、一冊読みきったのは初めてだった。

想像する工場の中、挿し絵に頭の中で色づいた景色、音までも独特の声色で聞こえたあの経験は忘れられない。

それから、たくさんの本に出逢った。

繰り返し読んだのは、読むたびにコトバの洗礼を受けるような気持ちになったから。
エッセイというジャンルで、徒然でもなく
日々の話、健康について、宝石について、考え方感じ方について、文章を繰り返し味わった。

さくらももこさんのエッセイは
ストレートながらユーモアたっぷりで
時に吹き出してしまうほど笑った。



ドン・キホーテは読んだのに、また読みたくなって読む。風車に挑む主人公、すれ違いのウィット、冒険の物語。



林真理子さんの着物の悦び
村上春樹さんの風の声を聴け
内容は解っていても読む度に、その紡がれた文章に癒され繰り返し読んだ。

反対に少しずつ読み進め、時に占いのようにパッと開いた頁から読むのは

この３冊はお守り

レオナルド・ダ・ビンチの手記
マルクス・アウレーリウス自省録
人生のピンチに読む！菜根譚のことば

文字を楽しむ幸せに感謝して
その一冊に出会えた幸運に喜んで



にゃん太郎の通院とその後のケア、ママの行動と言動がここのところ怪しく、私の咳は改善してきたのに、咳での体力消費は思いがけず眠れなかった分、回復も一進一退。。



文字を味わい、心の水面に外へ広がる弧を描くようなコトバに会ってそれを書き留めたい！
その文章で化学反応した私の経験が、
まるでオセロのようにひっくり返される刺激を浴びたい！

今の願いごとは
そんなこと

穏やかに日常を乱されず、
心を乱されず、
本を読むことの出来ることに全集中して

この願い事の行方は
いつでも出来ることなのに、贅沢に希求してしまうから叶ってないのかも

這えば立て
立てば歩めの親心。。。


親の気持ちの欲なのか、超えてくる子の成長の速さなのか？

願い事の行方は
また次の願い事を創ることが、
叶うに繋がることもあるのかもしれない。

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