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この世界でのびのびと生きていくために

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ぼくたちが、こどもたちがもっとありのままにのびのびといきていくために。いろんな呪縛があるけれど、それらを紐解いてじぶんの身体の感覚に耳を澄ませて、本当の自分がゆきたい道をいけるよ…
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記事一覧

根拠のない自信なんてない。だってぼくらは生きているんだから。

根拠のない自信なんてない。だってぼくらは生きているんだから。

仕事を辞めるとか、なにか挑戦したいとか、新しいことはじめたいとか。

なにか新しい一歩を踏み出すのに自信がない。自分がやりたいって方向に踏み出したいけど、自分を信じることができない。

自分を信じるための拠り所が、根拠が欲しい。

「自信に根拠なんていらないよ。」
「とりあえずやってみたらいいじゃん!」

そういうけどさ。怖いし不安だし心配じゃない?もっともっと石橋を叩いて、計画を立てないと...

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ぼくのおばあちゃんは、元気で、活発で、今日も必死で暇をつぶす。

ぼくのおばあちゃんは、元気で、活発で、今日も必死で暇をつぶす。

ぼくのおばあちゃんは80歳を過ぎたところ。一人暮らし。

チャキチャキ歩き、部屋の中はいつも小走りでせわしない。いつも友だちと過ごしてて、温泉やなんやと旅行へ行く。

一見羨ましくもみえる生活を送るおばあちゃんは、実は今日も、必死で、暇をつぶす。

今が幸せというおばあちゃんひとりきままで、働かなくてもよくて、友達とランチしたり、旅行へ行くおばあちゃん。

おばあちゃんは、

「今がほんとに幸せ。

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ほんとは自分しか分からないはずの、自分のやりたいことが分からない。その理由。

ほんとは自分しか分からないはずの、自分のやりたいことが分からない。その理由。

「自分のやりたいこと?楽しいこと?分かんない...。」

以前の僕は自分のやりたいこととか好きなことがさっぱりわからなかった。

自分のことなのに、本当なら自分以外はわかるはずないことなのに、どうしてわからなくなっちゃうんだろう。

今日はそんなお話。

やりたいことが分からないとは、自分がなにを感じてるか分からないってことやりたいことがわかんないってのは、つまりどういうことなのか?

それは自分

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便利の果てに何がある?ミシンと手縫い。効率的で有意義なのはどっち?

便利の果てに何がある?ミシンと手縫い。効率的で有意義なのはどっち?

ある本に出てくるお話。 

「お母さんのお裁縫はとっても大好きだけど、1つのものをつくるのに時間かかりすぎだよ。今はあっという間にできるミシンがあるし、時間が節約できるよ。」

お母さんにショールを作ってもらった娘が言う。もっともだって思う。

娘はこう言ってる。ミシンのほうが効率的に作業を進めることができると。余った時間で違うこともできて有意義だって。

ぼくは、この質問へのお母さんの答えに、ど

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自己責任?思い上がんな。責任なんてものが個人に負えるわけねぇ。

自己責任?思い上がんな。責任なんてものが個人に負えるわけねぇ。

自己責任…。この"自己責任"って言葉がきらいだ。

たいていこの自己責任って言葉、人を責めるときに使われると思うんよ。これを言われるとどうもこわばる感じがする。

今日はこの、"自己責任"ってなんやねん?ってことを書いてみたい。

自己責任ってなに??特に引っかかりもなく、広く世の中で使われるようになったこの、自己責任って言葉。

どんな時に使われる言葉だろう?

・子供の時勉強しなかったから、今

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子育ての目標は、子どもの"商品価値"を上げることじゃないんよ

子育ての目標は、子どもの"商品価値"を上げることじゃないんよ

「いい大学に入ってほしい。」
「いいところに就職してほしい。」
「学校に行ってしっかり勉強していい成績をとってほしい。」

こんな願い、親ならば当然子にもつものだ、という人もいるかもしれない。

今日はこの子どもへの願いというか、子育ての目標みたいなものについて書いてみたい。

分かりやすく、「いい大学に入ってほしい。」という願い一本に絞って考える。子どもにいい大学に入ってほしいみたいな願いってつ

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楽しいことの見つけ方。忘れちゃってるだけ。思い出すだけでいい。

楽しいことの見つけ方。忘れちゃってるだけ。思い出すだけでいい。

「自分のやりたいこと?楽しいこと?分かんない...。」

自分のことなのにわからなくなるなんて、どうかしてるっ思うけど、高校生のときのぼくはほんとわかんなくなってた。

そっから大学でちょっと思い出すかんじがあって、就職して遠ざかって、そして仕事をやめて取り戻してきた感がある。

楽しいことややりたいことって、どうやったら見つかるんだろう?

自分のやりたいこと、楽しいことがわからない子どもはいな

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ぼくがこどもに願う唯一のこと。全てはこのために。

ぼくがこどもに願う唯一のこと。全てはこのために。

子どもができて、子どもに名前をつける。

まじか。自分が?ひと様の名前を?その子がまぁよっぽどのことがない限り一生身にまとい、みんなから呼ばれるであろう名前を?自分がつける?

その時からだと思う。この子の名前にどんな思いを、願いを込めよう?どんな子になってほしいんだろ?ってことを真剣に考え始めたのは。

自らその身を大切にできるようにあーだこーだとうんうん考えて、本を読んだりして、出した答えがこ

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「保育園がいやだ?それで転園?甘え、過保護でしょ。」への答え。

「保育園がいやだ?それで転園?甘え、過保護でしょ。」への答え。

うるせぇ。

の一言なんだけど、こんなこと言われてる親、けっこう多いんじゃないかな?

保育園に、学校に、行きたくないっていう子どもの声に対応することを、甘やかしとか過保護だって言われること。

ほくははっきりと、そんなわけねぇだろって思うんだけど、どうしてこんなこというの?ってところを考えてみる。

これはけっこう大事なことだと思うから。

保育園の転園を相談したときに言われた言葉ぼくら家族は3

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お金があれば安心?いいや、ぼくらはお金じゃ安心を実感できない。

お金があれば安心?いいや、ぼくらはお金じゃ安心を実感できない。

何をするにもお金がいる。ご飯を食べるにも、電気を使うのも、水だってガスだって、映画みたり本を読んだりどこか遊びにいくのにも。

お金がないのは大変だ。不安だ。だってそれらができなくなったら生きていけないから。

だからお金がたくさんあれば、飢えることもないし、困ることもないし、安心に決まってるじゃないか!!

とはならないと、ぼくは考えてる。安心はお金で買えないんじゃないかと。

安心をお金で買え

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ゴミは人の発明品。人のいない世界にゴミなんてない。

ゴミは人の発明品。人のいない世界にゴミなんてない。

いやほんと。こんなクソみたいな発明。いやクソみたいはうんちに申し訳がなさすぎる。うんちは土に戻るしなんなら堆肥にもなるんだから。

人のいない世界にゴミなんてないそりゃそうなんだけど…!そうなんよ!

海でも山でも川でも、ゴミは人が捨てたもの、生み出したものばかり!

だって、枝や落ち葉、動物の死骸なんか自然にあったらゴミなはずない。土に戻るんだもん。生き物が食べ、土に戻り、命を育んでいく大事な資

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ぼくらは所詮お猿さん。ビルに囲まれ安心して暮らすことってできるの?

ぼくらは所詮お猿さん。ビルに囲まれ安心して暮らすことってできるの?

スマホや車やたかーいビル、空飛ぶ飛行機に宇宙まで行くロケット。他の動物たちには使えもしないし作れもしない、いろんな機械を使いこなす、ぼくたちヒトって生き物。

そんなヒトって生き物は、コンクリートやビルに囲まれて安心して暮らすことができるんだろか?

ぼくらは根っこはお猿さんだと思う。子育てしてて思う。大きくなっていろんなことを学び、いろんなものを扱えるようになり、さも賢い風なぼくらだけど、根っこ

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子どもの時の抱っこは一生もの。親が死んでも、ずっと子どもを守り続ける。

子どもの時の抱っこは一生もの。親が死んでも、ずっと子どもを守り続ける。

転んだとき、びっくりしたとき、眠たいとき、怖かったとき、嫌なことがあったとき、おなかが減ったとき、ごきげんなとき、うれしいとき、朝起きたとき、ただただ抱っこしてほしいとき。

抱っこしただけで、どれだけ子どもが安心するか、それが子どもにとってどんなにうれしいことか、そしてそれが親にとってどれだけうれしいことか、子どもをもって初めて知った。

子どものときの抱っこは一生もの。こどもが抱っこしてほしい

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人生って分かれ道の連続?それともまっすぐな一本道?

人生って分かれ道の連続?それともまっすぐな一本道?

電車に乗ってる。外を眺めていると、窓から眺めていた自分の乗っていない電車が大きく曲がっていって、自分の行く線路とは全然違う方向へ走って見えなくなっていく。

そんな光景が人生と重なってなんだか切ない気持ちになること、誰もが一度はあるんじゃないかな。

人生は後戻りできなくて、その時の選択や、努力したかしないかなんかで勝ち組とか負け組なんてのに分かれていくような。そんなイメージ。

一般的かも。人生

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