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勉強・小学校受験・中学校受験まとめ

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#子育て

「教育への投資」供給側か?需要側か?

「教育への投資」供給側か?需要側か?

「明治維新の頃、日本人の識字率っかなり高かったと言いますよね。対して今はどうでしょう?」

「今なら、小学生のITスキルとかって考えると。世界と比べて高いのか低いのか。もしかすると低い可能性ありますよね。そうなると明治時代は成功したけど、今度は失敗すると思いますね」

あぁ、そうだ。

これから先、人口がどんどん減っていく日本の中を見るのではなく。
「世界と比べて」という視点が大事なんだ。

環境

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子供が初めて転んだ時、オロオロしますか?ニコニコしますか?

子供が初めて転んだ時、オロオロしますか?ニコニコしますか?

「子供が最初に歩き始めて転ぶ瞬間を、
意識的に大事にしようと思っていたんですね。
転んだ事そのものがとんでもない事だと思わせたくなかったので、
転んだ時に笑顔でそれを見てる。
転び方にもよるでしょうけど、子供って大概の事では泣かないんですよね。
笑顔でいるとそのまま続けるけど、
親が大丈夫?大丈夫?って大騒ぎすると泣き始めたりする」

イヤホンから聞こえてくる工藤勇一先生の声を聞きながら思った。

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全国統一小学生テストの保護者会に参加した率直な感想。

全国統一小学生テストの保護者会に参加した率直な感想。

「分かりやすく例えますね。公立の小学校6年間での学習量が100だとしたら、中学受験は200やります!」

「小4で100、小5で190、小6で残りの10と志望校別の学習です」

「だから、小5からの入塾だと相当キツイです!!」

持参したノートに思わず

「えー、嫌だ(-_-)」

と書いてしまった。

中学受験、勉強が好きじゃない子(私も)にとっては、苦行でしかない。

初めての全統小
丁度1年

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いつか自分の子にも読んで欲しいと思った本。

いつか自分の子にも読んで欲しいと思った本。

「ずっと前から気になっていたのに何となく読んでいなかった本」ってありますよね。

私にとってこの本はその一つでした。

タイトルが激しい。
自分の子は「発達障害児」と診断されたワケじゃない。
教育関係者でもない。

つまり「自分とはあまり関係がない」と思っていたのです。

恐らく多くの人が私と同じように「自分にはあまり関係ない」と思うと思います。

だけど私はこの本を「1人でも多くの人に読んで欲し

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支援級とは何なのか?

支援級とは何なのか?

「次男君は賢いし、知能テストの結果も年齢相応でしたが
集中力が短かったり、
1対1でもお話が耳に入らない時があるので
通常級に進学する場合は少し配慮してもらった方が良いかと思います」

とある日。
通っている療育の先生から、そうアドバイスをされた。

私は平静を保ちつつ、内心とても動揺していた。

次男の現在地次男(年長)は、去年の秋頃から療育に通っている。

年長の5月時点で、私が次男に対して気

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工藤勇一先生の講演を一番前で聞いて、自然と泣けてきた話。

工藤勇一先生の講演を一番前で聞いて、自然と泣けてきた話。

ここ数年位で最も胸が高鳴った時間でした。

あの、工藤勇一先生の講演を一番前で聞くという大変幸せな経験をしてきました。

YouTubeより遥かに刺激がある
私は教育とは無関係の仕事をしている。
だけど、どういうワケが所属する会社の業界団体の研修会で工藤先生が講演される事になった。

研修会のお知らせが来たのは3月頃だったかと思う。
私は「こんな幸運があるなんて!!」と、胸が張り裂けそうな位ドキド

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ストレスの多い「電車通学」でも苦にならない程のパラダイスはこの世に存在するのか?

ストレスの多い「電車通学」でも苦にならない程のパラダイスはこの世に存在するのか?

GW明けの昨日は雨の1日だった。
私は普段は自転車で通勤するところをバスで通勤した。

帰りのバスに乗っていた所、座席の奥の方に小学生と思われる女の子がグッスリ眠っていた。

制服を着ているのでおそらく私立小学校に通うお子さんだろう。

近所の小学生とは明らかに違う帽子、制服、指定のランドセル姿。
ランドセル以外にも手提げと傘で大荷物。

体の大きさから見て、恐らく1年生か2年生位。

「そうだよ

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子供の成長記録、しまじろうと過ごす最後の一年間。

子供の成長記録、しまじろうと過ごす最後の一年間。

「僕、しまじろうのタッチが欲しい」

4月上旬。
次男が突然、おねだりをしてきた。

「しまじろうのタッチ」とは、日本に生まれた乳幼児の70%位?(私の肌感)が一度は家にお迎えしたであろう、「こどもチャレンジ」のタブレットの事である。

色々と思う所があって、今回初めて年長さん向けの「じゃんぷタッチ」を家にお迎えする事になった。

そしてふと考えた。
「あと一年で、しまじろうの対象年齢の子供はいな

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利益を上げる事が正義なのか?

利益を上げる事が正義なのか?

雑誌で偶然見かけた、小学生起業家。

コロナ禍の時に、環境問題に興味を持ち起業をされたとの事。
サイトにはお母さんのコメントが載っていました。

本当にその通り。

大量生産、大量廃棄。

私は全くその分野には詳しくないけれど、温暖化が進んでいる事や、ゴミを埋め立てる場所がない等、実は「待ったなし」な状況になっている事はたまに見聞きしている。

この会社のHPを見ながら、ふと思ったのは「受験産業」

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冬こそ、睡眠第一教会のススメ。

冬こそ、睡眠第一教会のススメ。

「子供はアレルギーとかないんですか?」

とある日。

長男が小学校に入学してから知り合ったママ友とランチをしている時に聞かれた。

その方のお子さんは、去年から花粉症になり既に大変だそうだ。
他にも、つい数日前にインフルエンザに罹患されたばかりとの事。

クラスの中でも、毎日誰かしら体調不良で休んでいる。
保育園でも、インフルエンザやコロナ等の罹患報告が3日に1度くらい通知されている。

我が家

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初めての武道と授業参観。~姿勢について考える~

初めての武道と授業参観。~姿勢について考える~

「ガタン!!!!!!」

教室になり響く音。

長男の1年生最後の授業参観での出来事。

長男も含め、多くの子の姿勢がとても気になった。
特に驚いたのは、お尻が椅子より前に落ちてしまって体全体が椅子から滑り落ちてしまった子。

これは40代の例だけど、まさにこんな感じで落ちてしまった子が2人いた。
たった1時間の授業で2人も落ちた事に驚いた。

小学校受験の時は、「姿勢が悪い」とやきもきしていたけ

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子供に「ちょうどの刺激」を与えられたと感じる事ができた話。

子供に「ちょうどの刺激」を与えられたと感じる事ができた話。

「プリントを配られたら、表紙に名前を書いてね。
そろそろ自分の名前はひらがなで書けるようにしてねー!」

11ヵ月前。

次男が幼児教室に通い始めて1回目の授業。
私はとてもドキドキしていた。

「自分の名前をひらがなで書く」

当時年中になったばかり、4歳の次男は「ひらがなで名前を書く」どころか、「ひらがなを読む」事さえできなかった。

「あぁ、マズイな。失敗したかも。」
保護者席で中の様子を見

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中受する小学生は、タバコを堂々と持ち歩く高校生を見て何を思うのか?

中受する小学生は、タバコを堂々と持ち歩く高校生を見て何を思うのか?

バタン!

「キャハハハ~!!」

バタン!

「キャハハハ~!!」

残り1回となった次男の幼児教室の帰り、夫と長男が車で迎えに来てくれたので近くの商業施設のフードコートで夕食を済ませて帰る事に。

通路側のソファー席に着席すると、何やら後ろから煩い音がする。

チラっと振り返ると、女子高生がペットボトルを空中からテーブルの上に落として、その様子をスマホで撮影しながらケラケラ笑っている。

煩い

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〈受験〉辞める事がこんなに難しいのかと実感した話。

〈受験〉辞める事がこんなに難しいのかと実感した話。

「うち、2月いっぱいで辞めるんです」

次男が通う幼児教室(お受験塾)で、毎週ご一緒しているお母さん達に我が家が「離脱」する事を伝えた日。

「えぇぇぇぇぇ!どうしてですか?」

まるで悲鳴のようなリアクションが返ってきた。

退会を決めた経緯
年中の4月から、幼児教室(お受験塾)へ通い始めた次男。
小学校受験は10月~11月が入試なので、11月からは上の学年が抜けて「新年長」クラスになりました。

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